授業の渚 si-07-1


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みなさん、こんにちは。
さあ、今週から新しい課題フォルダでの勉強が始まります。
夏らしいブルーの表紙ですよ。

●の項目は1学期と同じです。
項目は同じですが、目標の字数が400字にふえました。
作文用紙1枚でちょうど400字です。
1学期に勉強してきたものをじっくり深めながらもう少し長い文を書けるようにしていきましょう。
裏表紙をめくったところにある項目表を見て確認しておいてね。
●の項目が作文に貼る項目シールと同じものになりますよ。
大丈夫かな?

さあ、では、早速説明していきますよ。
表紙をめくると、課題集が出てきますね。
課題集シオンの山です。

シオンの花はこれ。菊の花の仲間ですよ。
貧乏草って呼ばれている花、知ってるかな? あれはヒメジオンですね。


さあ、今日の課題を見ていきましょうか。
今日の●の課題は おふろ か ぎりぎりセーフ ですね。

みんなは毎日お風呂に入っているよね?
家で入るお風呂のことでも、どこかにお泊りに行ったときのお風呂でも、それから温泉などのことでも、
とにかくお風呂にまつわることだったらなんでもオッケーです。
たとえば、こんなふうに、兄弟でいっしょにふざけて遊びながらお風呂にはいったことや、
旅行に行ったときやスーパー銭湯などでこんな変わったお風呂にはいったこと。
温泉旅行で露天風呂、なんていうのもよさそうですね。

どう? 書きたいことは見つかったかな?

書きたいことがはっきりしてきたら、まず、中心を決めるの項目に取り掛かりましょう。

ぼくはおふろがだいすきで、毎日おふろの時間を楽しみにしています。いちばん楽しいのは、お父さんといっしょに入るおふろです。

私はこのあいだ家族でおんせんに行きました。いろいろな種類のおふろがありましたが、その中でもいちばんびっくりしたのは砂のおふろです。


こんなふうに書くことをしぼっていきますよ。

これができたら、そのことについてくわしく書いていきましょう。

●の項目がしっかり入るように書いていこうね。

まず、中心を決めるはもうできたでしょ。
ほかの項目、大丈夫? おぼえてるかな?

そうね、たとえがありましたね。
今日のおふろの作文では、どんなたとえが書けるかなあ?

おふろで赤くなってしまった顔を「まるでサルのような真っ赤な顔」
シャンプーやせっけんのあわを「まるでシャボン玉のよう」
温泉や旅館の大きなおふろを「まるでプールのよう」

こんなふうにいろいろと考えてみてくださいね。


さ、他にはどんな項目があったかな?
そうそう、もし〜だったら、ですね。

想像した話を書いてみるのでしたね。どんなことでもいいですよ。自由に考えてみましょう。
「もし毎日シャワーだけだったらつまらないだろうなあ。」
「もし家のおふろがプールみたいに大きかったら毎日泳げるのになあ。」
とかね。

そして最後の項目は自分だけが思ったこと。
他の人が思わないような、ぼくだからこんなことを考えたんだよって、そう自信を持っていえるような個性的な思ったことを考えてみましょう。

「おふろは体をきれいにするだけでなく心もきれいにするところだなあと思いました。」


どうかな? 項目は全部書けそうですか?
1学期と同じ項目だから安心して取り組んでね。
それから、表記の●の項目に「それで少なく」というものがあります。
かっこいい作文を書くためにも、必ず守ってほしい項目ですよ。
出来事を書いていくとき、それで、それから、そして、という言葉をたくさん使ってしまう人がいますね。
このような言葉を使っていいのは2回まで。
大丈夫かな? 2回までがルールだよ。


では、がんばって書いてみましょう!