1、戦後の焼け跡に立った日本人の多くが、日本はもうダメだと思った
2、しかし、奇跡の復興 ・確かに、設備や優秀な人材は失われた ・しかし、古い制約もなくなった(財閥・地主制・古い権力者) ・そのために、資本主義が純粋に発展する土壌ができた(ヨーロッパの古い文化から抜け出したアメリカが発展したのと同じ条件) 3、1973年、オイルショック ・しかし、オイルが手に入らないのではなく、値段が高くなっただけ 4、そのため、日本は協力な省エネ政策を進める ・アメリカの自動車排ガス規制の基準に、米の自動車業界は不可能と反発 ・しかし、日本のホンダがその基準をクリア ・ユーカリの木から油を抽出する技術などさまざまな工夫が続く(戦時中の松ヤニから燃料をとる工夫と似ている) ・そして、世界最高水準の省エネ国に 5、省エネを進める一方、海外輸出に力を入れる ・ヨーロッパから「集中豪雨のような輸出」と非難 ・再び四面楚歌に 6、その後、地価高騰→バブル崩壊→長期デフレ…… 7、日本の問題は、国内の問題よりも対外関係の問題として生じることが多い 8、原因1.外交が苦手 ・聖徳太子の時代の外交センス 「日出ずるところの天子、日没するところの天子に書を致す」 ・鎖国時代に外交的なセンスが失われる? ・米の対日非難決議なども、日本のアピール下手が原因? 9、原因2.国内の事情優先の政治 ・永田町という狭い感覚で政策立案 ・内部調整にたけた人がリーダーになる傾向 10、反対理解とまとめ ・確かに、自国という足元に目を向けることは大切だが…… |