HI! Billyです。
ツゲに進級したみんな、おめでとう! 今学期から、項目が少しむずかしくなります。どんなところが変ったかわかるかな? 新しく加わった項目に「動作・情景の結び」があります。これってなあに? と首をかしげている君! しっかり聞いていてね。 「動作・情景の結び」とは、結び、つまり作文の最後を「動作〜人の動き」や「情景〜景色や風景、何かの様子」で終わること です。え? むずかしそう? だいじょうぶ。実例をあげて説明するね。 まず、動作の結び・・・「ぼくは、走り去って行くバスにいつまでも手をふっていました」「私は鉛筆をにぎりしめ、計算ドリ ルにむかいました」こんな感じでどうかな? つぎに、情景の結び・・・「夕日が、校庭に一つ取り残されたサッカーボールを照らしています」「雨が窓ガラスにふきつけて いました」ね? 今まで書いていた「〜と思いました」という終わり方と比べて、とても印象深く、余韻(よいん)を残して終わ ることができるよね。わかったかな? それから、題材の「前の話聞いた話」というのがあると思うんだけど、これは、あったできごとを書いていく中で、うーんと前 の話、そう、幼稚園くらいの時の話、小さいときの思い出などや、お父さんお母さん、兄弟、友だちなど他の人から聞いた話を入 れるということなんだ。そのほかに、百科事典やインターネットで「調べた」話を入れるのもいいね。 では、今週の作文の話にうつろう。 今週は「お父(母)さんの仕事」です。取材はできているかな? もし、あまり聞いていないようだったら、ふだん、君が目に しているお父さんやお母さんの姿でもいいです。会社など、外に行って働いている話はもちろん、家の中のいろいろな仕事の話も 書けるよね。君たちのためにがんばっているお父さんやお母さんの姿、ばっちり書いてみてね。 そして、なかなか口に出しては恥ずかしくて言えない感謝の気持ちや、ねぎらいの言葉、そういうものを「心の中で思った」こ とで、表してみよう。「夜遅くまで、家族のために働いてくれるお父さんはえらいなあと心の中で思いました」とか「口では、う るさいなあと言ってしまったりするけれど、心の中では、お母さんありがとう、とつぶやきました」という感じにね。 それと、さっきの「動作・情景の結び」。これを使ってみよう。 「お母さんは大きな口を開けてずっと笑っていました」なんだか、楽しそうだね。 「今夜もお父さんは残業で遅いので、お父さんの席はひっそりとしていました」ちょっと寂しいね。 こんなふうに君の作文にも入れてみてね。 どうかな? ツゲになって最初の作文、がんばってみてね。 では、今週も元気にLet’s GO! |