フジ 11・1 うちにある古いもの
Hi! Billyです。11月最初の今週は、「うちにある古いもの」について書きましょう。 古いものって言うと、例えば・・・君が赤ちゃんのころ、使っていたもの、お父さんやお母さんの子供時代のもの、もっと古いところではおじいちゃん、おばあちゃんが昔から使っているもの。いろいろ出てきそうだね。今でも使っているものでも、今は使われなくなって、しまいこまれているものでも、どちらでもいいよ。どんなものがいいのかって?! 表紙が破れ、茶色に変色した古い辞書。年代ものの黒電話。手のひらにのってしまうような小さな赤ちゃんの靴。耳や腕がもげて、何度も縫い付けてもらった色あせたぬいぐるみ。考えてみたら、たくさんありそうだ。 では段落ごとの説明をしてみよう。 第1段落 最初は書き出しのくふうだったね。 ★「うわ、ほこりだらけだ」古いものを探してと言ったら、母が押入れの奥から、「これは、お母さんが子供のころから大事にしているお人形なのよ」と古ぼけた人形を出してきた。 ★「これ何十年前の? 」祖父の手には年代物の懐中時計が握られていた。 ★ずらりと並べられた父のトロフィは、鈍い光を放っていた。何十年もかけて集めた父の自慢である。 第2段落 体験実例。古いものにまつわる話を詳しく書いていこう。ものの説明にとどまらず、その背景や歴史なども書き加えるとよいですね。たとえが使えたら入れてみよう。 第3段落 ふたつめの話は、聞いた話を入れるのもいいですね。おうちの方や、おじいさんおばあさんの持っている「古いもの」について聞き書きしてみましょう。どんなものが出てくるかな。 第4段落 最後は一般化の主題でしめましょう。 「人間にとって古いものとは、思い出を象徴するものだということがわかった」「人間にとって古いものとは、ものとしての価値より、それにこめられた思いにより、いつまでもとっておきたくなるものである」「人にとって古いものとは、その人の歴史を語るものである」こんなふうにまとめられたらいいね。 どうかな? 考えはまとまった? そんなもの捨てなさい、とお母さんに言われている君の古いものも、なんだかいいものに思えてこない? それでは、今週も力作を待ってるよ” がんばってね! Let’s GO! |