授業の渚 nnzu-11-1


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ンズ 11.1週

 第一段落は、状況実例と予測問題。自然科学の延長に、人間の科学があり、そのキーとなる概念が言語だという考えがあるが、観念的に言語の役割を過大評価する傾向があるのではないか。例えば、「病は気から」で、笑いが病気を治すという役割があることは確かだが、言葉の使い方や気持ちの持ち方だけで、簡単に問題が解決すると考えるとやはり非科学的に。
 第二段落は、対策1。人間が持っている夢や希望を、考え方や言葉の問題としてではなく、実行の問題として考える姿勢が必要。実行の一歩を踏み出すことが大切。
 第三段落は、対策2。しかし、同時に、言語に関する科学を真の科学として作り上げることも大切。自然科学の成功の影で、言語や精神の科学は、非科学的な扱いをされてきた。自然科学の土台を持つ新しい精神科学の必要性など。(むずかしいけど)
 第四段落は、意見。ことわざの加工は、「石の上にも三年と言うが、精神力もまた、三年という物質的な時間の中でこそ生きてくるのである」など。