授業の渚 su-10-2


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みなさんこんにちは。フロールです。

今日は10.2週の説明ですね。今学期から新しい項目がくわわりましたが、10.1週の作文では入れることができたかな?
ばっちり書けた人はその調子でね。
全部入れられなかった人もいると思います。
でも、心配しなくて大丈夫。できそうなところから挑戦していこうね。

では、はじめに今学期の項目の復習からいってみましょう。

●題名の工夫  作文の内容がわかるような題名をつけてみよう。まずは○○な□□、○○の□□という形をつくるといいよ。
   例  大好きなコロッケ  最高のプレゼント

●前の話聞いた話  作文に書いている話題について、ずうっと前のできごとを書いてみよう。または、お父さんお母さんに聞いた話をかくのもいいね。ちょっとむずかしいですが、話題を転換する役目をしますよ。
  
●たとえ・いろいろな言った
たとえは「まるで〜のように」
いろいろな言ったは、会話のかぎかっこのあとに言いました以外の言葉を使うんだったね。

●自分だけが思ったこと
他の人が思わないような、自分だけが思ったことを書いてみよう。
 
      
では、今日の課題を見ていきましょう。●どきどきしたこと、つうしんぼ です。

最近どきどきしたのはいつだったかな?

ピアノの発表会のときのどきどき。
運動会のかけっこの前のどきどき。
授業参観でおかあさんたちの前で発表するどきどき。
つうしんぼ、そうそう、つうしんぼって、今は「あゆみ」というんだよね。そのつうしんぼをもらう前のどきどき。
イタズラがばれちゃった! お母さんにおこられちゃう! というときのどきどき。
ジェットコースターで急降下直前! というどきどき。
スリル満点の物語、手に汗にぎるシーンでのどきどき。
いろいろなどきどきがありそうです。


いちばん心にのこっているどきどきについて書いてみましょう。

●の項目を入れながら書いていこうね。

●題名の工夫
 作文の内容がわかるような題名をつけてみましょう。(○○な□□、○○の□□)
 ・スリル満点なイタズラ
 ・どきどきのジェットコースター
●前の話聞いた話
 今回書こうとしている話題よりも前にどきどきした体験があったらそのことを書いてみてもいいね。反対に、同じような経験をしたけれど全然どきどきしなかったことでもいいね。
 お父さんやお母さんにどきどきしたことをインタビューしてみてもいいね。おもしろいお話が聞けるかもしれませんよ。
「お父さんはお母さんに結婚しようと言ったときが人生でいちばんどきどきしたなあ。」とか「おまえがぶじに生まれるか、ほんとうにドキドキしたよ。」とかね。
●たとえ(まるで〜のよう)、いろいろな言った
 たとえは「まるで・・・のよう」だね。
 いろいろな言った これは、会話のあとを「言いました」いがいの言葉でまとめることです。
 ・「よくがんばったね。」と言いました。
 ・「よくがんばったね。」と頭をなでました。↓
●自分だけが思ったこと
 ・こんなにどきどきして、ぼくのしんぞうはだいじょうぶかなと思いました。
 ・たまにどきどきがないとつまらないなと思いました。

目標の字数は500字以上です。だんだん長く書けるようがんばっていきましょう。


それから、今学期の長文はアインシュタインという有名な物理学者のお話です。毎日音読しましょうね。


作文の例

ドッキドキの発表会<<題名の工夫>>
     フロール
 昨日は学校で発表会がありました。わたしは、グループで理科の発表をしました。発表することになっていたグループのリーダーがかぜでお休みしてしまったので、わたしがかわりに発表しないといけません。あまり準備をしていなかったので、みんなの前にたったときはドキドキして足がふるえてしまいました。ほんとうにきんちょうしました。何を言ったのかあまりおぼえていないけれど、いつのまにか終わっていました。発表が終わって席にもどったら、まるで力がぬけたみたいにほっとしました。<<たとえ>>
 お母さんに
「お母さんは子どものとき、みんなの前で発表するのは苦手だった? 」
と聞いてみました。するとお母さんは
「大きらいだったわ。これでもお母さんは小さいころはひっこみじあんだったの。だから、発表会はほんとうに苦手だったのよ。」
とわらいました。<<いろいろな言った>><<前の話聞いた話>>
 お母さんは今ではとってもずうずうしいおばさんです。わたしはその話をほんとうかなあとふしぎに思いました。でも、もしほんとうだったら、おとなになったらドキドキすることもあんまりなくなるのかなあと思いました。