授業の渚 su-11-2


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みなさんこんにちは。フロールです。
今日は11.2週の説明になりますね。
今週の●の課題は次のふたつのうちどちらか。書けそうな方を選んでね。
  ●買い物にいったこと
  ●わたしの先生


わたし、フロールはこのあいだ、お母さんにおつかいをたのまれました。
お休みの日の朝のことです。
「ごめんね、フロール。ちょっとパンを買ってきてくれない? お母さん、昨日の夜、すいはんきのタイマーをまちがってセットしちゃったから、まだごはんがたけてないのよ。」
わたしのお母さんって、ちょっとおっちょこちょい。でも、お天気もいいし、気持ちのいい朝だったので、よろこんで出かけました。
「ひとつは食パン、ひとつはロールパン、もうひとつはフロールのすきなものを買っていいよ。」
そういわれたので、どれを買おうかほんとうにまよっちゃった。だって、どれもこれもおいしそうなんだもの。
お買い物って楽しいよね。

さあ、今日は、●買い物にいったことを書いてみましょう。

わたしのように、ひとりでおつかいに行ったことを書いてもいいですね。それから、家族で買い物に行ったことでもいいですよ。楽しかったお買い物、または、ほしいものを買ってもらえずプンプンおこってしまったお買い物など、心に残るお買い物の場面を思い出してね。


では、それぞれの項目を確認していきましょう。

まず、●題名の工夫。
作文の内容にぴったりの題名をつけるのでしたね。
○○の□□、○○な□□という形にしてみましょう。
たとえば
 ドキドキのおつかい
 とくべつなお買い物

もしも、なかなか題名が決まらない場合、作文を書き上げてから題名にとりかかってもいいですよ。そのほうがじょうずに時間を使えるでしょ?

それから●たとえ・いろいろな言った。
たとえは、「まるで〜のように」という言葉をつかうのよね。
いろいろな言ったは会話の「」のあと、言いました以外の言葉を使ってみましょう。
★たとえば……
お母さんは
「悪いけどちょっとおつかいに行ってきてくれない? 」
とたのみました。
「わたしがおつかいにいってあげる! 」
と手をあげました。

●前の話聞いた話
今回書くお話よりずっと前にもおつかいに行ったことがある人はそのときのことを●前の話として書いてみましょう。

それから、お父さん、お母さん、きょうだいがはじめておつかいに行ったときのことをインタビューして●聞いた話を書いてみてもいいね。

ちなみに、わたしは、はじめておつかいに行ったときに、お母さんにわたされたお金を落としちゃったの。それも坂道で落としたからお金はころころころがって、結局見つからなかったんだ。ああ、どうしよう、どうしようって、すぐに家に帰ってお母さんにあやまりました。みんなはこんな経験、ありませんか?


●自分だけが思ったこと
他の人が思わないような、自分だから考えたことを書いてみよう。
★たとえば……
 自分のすきなものをえらべるから、おつかいって楽しいなと思いました。
 わたしが買い物のかかりになってもいいなと思いました。

だいすきなおつかい
     フロール
 この前の日曜日、目が覚めてリビングにおりてくると、お母さんが待ってましたという顔をして
「ごめんね、フロール。ちょっとパンを買ってきてくれない?  」
と言いました。すいはんきのタイマーの時間をまちがえてセットしたそうです。あいかわらずおっちょこちょいだなあと思いました。お天気もいいし、気持ちのよい朝だったので、
「うん、いいよ。言ってくる。」
と、はりきって答えました。お母さんは
「ひとつは食パン、ひとつはロールパン、もうひとつはフロールのすきなものを買っていいよ。」
と言いながらお金をわたしました。お店につくとおいしそうなパンがどっさりあります。まるでたからの山のようだと思いました。どれを買おうかなあと、しばらくまよってしまいましたが、、家族みんなの大好物のあんぱんにしました。
 私がはじめておつかいに行ったときのことです。家を出てすぐの坂道で、お母さんにわたされたお金を落としてしまいました。落ちたお金はころころところがって、まるでお結びころりんのお話のようです。結局見つからなくて、べそをかきながらおうちに帰りました。
 今ではおつかいなんてへっちゃらです。お金を落とすこともないし、お店の人ともお話できます。自分のすきなものをえらべるので、おつかいはとても楽しいです。今度の日曜も、おかあさんがおっちょこちょいをやらかすといいなあと、こっそり思いました。