授業の渚 ne-01-3


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 Hi! Billyです。寒いねえ! でも僕は、毎朝ジョギングをし…ようかと思ってたんだけど、毎日のように「明日からやろう! 」って言ってるんだ〜。だって、こう寒くっちゃ、耳が凍ってしまうもの!
 え? 君もそうなの? こたつにもぐってばかり〜? しかたないよね! 早く春がこないかなあ…

 さて、今週の感想文は、「ソクラテス」だ。君は、ソクラテスって知っていたかな? 

 古代ギリシアの哲学者で、「「私は自分が知らないということを、知っている。」という「無知の知」を唱えた。その説は、当時の他の学者たちから、迫害され、牢獄に入れられる。最後は、「悪法も法なり」と毒人参ジュースをあおって死刑になる。弟子のプラトンも有名な哲学者。

 では、第1段落からやっていこう。長文の中から大事なところを三つか四つ選び、それらがうまくつながるように文を直して書いていこう。この話の中心は、「よくわからないことを、わかったつもりになっておしまいにするのではなく、わからないとはっきりさせておくことが大事だ」ということだよ。

 第2、3段落。似た話、考えつくかな? 「知っている」「知らない」という言葉をキーワードに考えてみるといいかもね。
しったかぶりをして恥を書いてしまった話や、ものしりの友だちの話、知っているつもりであまり勉強しないでのぞんだテストでひどい点を取ってしまった話など。

 また、おうちの人に「ソクラテス」について、聞いてみるのもいいかもしれないね。ふだんの生活では、あまり語られない「哲学」という話題でもりあがるかもしれないぞ。

 「ソクラテス」について、自分でも調べてみるといいね。いろいろなエピソードが残っているし、弟子のプラトンを通じて西洋哲学に大きな影響を与えた人物だから、資料はたくさんあるよ。

 それから、この長文は、ヨースタイン・ゴルデルと言う人が書いた「ソフィーの世界」からの抜粋だけど、この本は、「哲学への入口」として、世界で読まれているんだよ。

 それでは、最後4段落の、まとめといこう。

 ことわざを使い、「わかった」という言葉でしめよう。ぴったりなことわざとしては、次のようなものがあるよ。

● 聞くは一時の恥、聞かぬは一生(末代)の恥
● しらぬが仏


 ぼくは、こんなふうにまとめます。「わからない、しらないということをきちんと受け入れて、知ろうとすることが大切だ」


 では、君もソクラテスを見習って、しっかり考えてみよう。では、今週もがんばって! Let’s GO!