授業の渚 ha-04-3


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Hi! Billyです。

 新しいクラスにもそろそろなれたころかな。
今年はたくさん、読書をするぞっと言う意気込みのお友達も多いと思います。

 今週の課題は、「読書の楽しみは」です。最近は、本を読むより、TVやインターネットという人が増えているようだよね。
大人の人でも、電車の中で本ではなく、漫画を読んでいる人が目につくし。

 でも。きっと読書には、それらにはない醍醐味があるはずなんだ。今週はそれを深く掘り下げて勉強してみよう。

 第1段落 要約だね。君は、この長文のどこがポイントになると思う? 200字くらいでまとめてみてね。

 第2・3段落。ここには体験実例を入れよう。君の読書体験、テレビと比べて、映画と比べて、いろいろな方向から
読書について考えてみよう。とても役に立った本や、つまらなかった本、一生の宝みたいな本、たくさん書けそうだね。

 よく例にあげるのは、「ハリー・ポッター」のシリーズだよね。 先に本を読んだ人、先に映画を見た人、どちらか片方の人。
感想はどうかな? よく人気の小説や漫画がドラマ化や映画化されると、「原作とここが違う」とか文句が出たり、「想像していたヒロインにあの女優さんはぴったり! 」なんて感想があったりするよね。活字と映像、それぞれのよさがあるので、いろいろな楽しみ方のできる今は、本当にいい時代だなあ。

 まわりの人の意見を聞くのもいいね。出張で長時間電車や飛行機に乗るお父さんは、いつも新書や文庫を持ち歩いている、とか。
お母さんは読書サークルに入っていて、話題の新しい本をどんどん読んでいる、とか。学校の先生に、おすすめ本を聞いてみるのもいいね。

 図書館に行けば、レファレンスコーナーの司書さんが、本の相談にものってくれるよ。

 結びの段落、第4段落だ。「人間にとって読書は…」が書きやすい形だと思うよ。

 「人間にとって読書とは、たくさんの可能性をもたらしてくれるものだ」

 「人間にとって読書は、心の栄養となるものだ」

 「人間にとって読書とは、最も手軽で、最も楽しめる趣味である」

 いろいろかけそうだぞ。

 おすすめのことわざは
「論語読みの論語知らず」
「玉みがかざれば器(き)をなさず」あたりかな。


 さあ、君も読書を通して、人生を豊かにして行こう。