授業の渚 ki-09-3


↑スタート/ストップ音声オン/オフ↑
 こんにちは。フロールです。

 キンモクセイ9月3週の説明をします。

 今週は、長文の感想文に挑戦したいという人がいるかもしれないので、感想文の書き方を説明しますね。でも、感想文はとーってもむずかしいので、いつもと同じように自由な題名でもいいですよ。

 さて、9.3週の長文は、コロンブスについてのお話でしたね。まず、長文の内容を見てみましょう。

 ========

 コロンブスがもてはやされるのをねたんだある人が「西へ西へといって、あたらしいりくちが見つかったからって、それは、だれにでもできることだ。たいしたことでもあるまい。」と言いました。

 コロンブスは、そこにいた人たちに向かって、「どなたかこのたまごを立てることができますか。」と聞きます。

 みんなやってみましたが、だれにもできません。すると、コロンブスは、たまごのはしをつぶして立てました。

 みんなは「そうするのなら、だれにでもできるじゃないか。」と言いましたが、コロンブスは、「人がやったあとなら、だれにでもできるということがわかったでしょう。はじめにやるのがむずかしいのです。」といいました。

 ========

 お話の流れはわかったかな?

 では、書き方を順番に説明しますね。

(1)「わたしがこの話を読んで、いちばん○○○と思ったのは……です。」

 まず、この長文を読んで、いちばんびっくりしたことやいちばんよかったと思ったことなどを書いてみましょう。

 たとえば「わたしがこの話を読んで、いちばんすごいなあと思ったのは、コロンブスがたまごを立てたことです。」というような感じです。

(2)似た話

 次に、似た話を書きます。今回は、「はじめてするのがむずかしい」という話を書いてみましょう。

 たとえばゲーム。はじめてやるところは、なかなかうまくいかなくて苦労しますよね。買い物もそう。はじめて一人で買い物をしたときのことを覚えていますか? どきどきしたでしょう? でも、二回目からは簡単ですね。

 似た話は、自分の話ではなく、本で読んだ話でもいいですよ。電球を発明するまでにすごく苦労したエジソンの話などを書いてもいいわね。

 似た話が見つからない人は、お父さんやお母さんにも話を聞いてみてください。それでも見つからなかったら、似た話は飛ばしてしまってもいいですよ。

(3)想像した話

 似た話の次は、「もし……だったら」と、想像したことを書きます。

 「もし、私がコロンブスだったら、たまごを立てるつもりがたまごを割ってしまって大失敗に終わったかもしれません。」なんてどうかな?

(4)思ったこと

 最後は、思ったことを書きます。「わたしは、この話を読んで、何でもさいしょにやるのがむずかしいのだなあと思いました。」とか「わたしは、最初に大陸を発見したコロンブスはりっぱな人だなあと思いました。」などとまとめてみましょう。

 感想文はむずかしいから、字数は書けるところまででいいですよ。

 では、がんばってください。