授業の渚 ku-10-3


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 こんにちは。フロールです。

 クリ10月3週の説明をします。

 今週は、長文の感想文に挑戦したいという人がいるかもしれないので、感想文の書き方を説明しますね。でも、感想文はとーってもむずかしいので、いつもと同じように自由な題名でもいいですよ。

 さて、10.3週の長文は、オタマジャクシについてのお話でしたね。みなさんは、オタマジャクシを飼ったことがありますか? オタマジャクシにはしっぽがあって足がないのに、いつの間にかしっぽが消えて、後ろ足と前足が生えてきますね。そして、大人のカエルになるのですね。

 では、私の子供のころの写真を見てください。ほら、しっぽがあって、足がないでしょう?

 私も、少し前まではこんなオタマジャクシだったんですよ。ちょっと信じられないでしょう?

 しっぽはどこに行ってしまったかというと、ぺろぺろなめているうちになくなってしまったんです。なーんてうそ。自分でも知らないうちに、自然に体が吸い込んでしまったみたいです。不思議ですね。

 でも、しっぽの代わりにちゃんと4本の足が生えてきて立派なカエルになりました。

 では、書き方を順番に説明しますね。

(1)「わたしがこの話を読んで、いちばん○○○と思ったのは……です。」

 まず、この長文を読んで、いちばんびっくりしたことやいちばん不思議に思ったことなどを書いてみましょう。

 たとえば「わたしがこの話を読んで、いちばんびっくりしたのは、オタマジャクシが自分のしっぽをすいこんでしまうということです。」というような感じです。

(2)似た話

 次に、似た話を書きます。オタマジャクシを飼ったことがある人は、そのときのことを思い出して書くとぴったりの似た話になりますね。似た話の中に「まるで〜のよう」というたとえが使えそうだったら使ってみてください。

「わたしは、オタマジャクシをつかまえて飼ったことがあります。最初は、水のなかをちょろちょろと泳いでいましたが、ある日突然足が生えてきました。まるで、魔法をかけられたみたいでした。そして、いつの間にかしっぽがなくなって、カエルらしくなりました。陸に上がれるように水槽の中に大きな石を置いてあげました。……」

 似た話の中には、なるべく会話や思ったことも入れてみてね。

(3)想像した話

 似た話の次は、「もし……だったら」と、想像したことを書きます。

 「もし、私がオタマジャクシだったら、しっぽがあった方が泳ぎやすいからしっぽはなくならないでほしいなあと思うかもしれません。」なんてどうかな?

(4)思ったこと

 最後は、思ったことを書きます。「わたしは、この話を読んで、急にしっぽがなくなって、オタマジャクシはびっくりしないのかなあと思いました。」とか「わたしは、この話を読んで、オタマジャクシのような小さな生き物にも大きな秘密がかくされているのだなあと思いました。」などとまとめてみましょう。

 感想文はむずかしいから、字数は書けるところまででいいですよ。

 では、がんばってください。