こんにちは。フロールです。

　クリ１１月３週の説明をします。

　今週は、長文の感想文に挑戦したいという人がいるかもしれないので、感想文の書き方を説明しますね。でも、感想文はとーってもむずかしいので、いつもと同じように自由な題名でもいいですよ。

　さて、１１．３週の長文は、冬の間、サクラやカエデの木が葉を落とすのはなぜかについてのお話でしたね。

　この前、公園に行ってみたら、カエデの葉っぱが赤くなっていました。サクラの葉も赤くなって、ひらひらと舞い落ちていました。汗の出る穴があいている葉を落として、つぎの春の用意をするためだったんですね。

　では、書き方を順番に説明しますね。

（１）「わたしがこの話を読んで、いちばん○○○と思ったのは……です。」

　まず、この長文を読んで、いちばんびっくりしたことやいちばん不思議に思ったことなどを書いてみましょう。

　たとえば「わたしがこの話を読んで、いちばんびっくりしたのは、葉っぱも人間と同じように汗をかくということです。」というような感じです。

（２）似た話

　次に、似た話を書きます。

　私は、この前、同じ池のお友達といっしょにマラソン大会に出場しました。泳ぐのは得意なんだけど、走るのはちょっと苦手。でも、どうにか最後まで一生懸命走りました。ゴールに着いたときには、のどがからからで、すぐに池に飛び込んで、お水をたっぷり飲みました。汗をたくさんかいたから、体が水をほしがっていたのでしょうね。

　みなさんも夏の暑い日や体を動かした後は、汗をかいたり、のどがかわいたりしますよね。そんな話を書いてみましょう。似た話の中に「まるで〜のよう」というたとえが使えそうだったら使ってみてください。

「わたしは、この前、お母さんといっしょにビリーズブートキャンプをやってみました。途中から息が苦しくなって、あせがたくさん出てきました。まるで滝のようでした。ビリー隊長が、「のどがかわいたら、我慢しないで水分補給。」と言ったので、途中で水をごくごく飲みました。なんておいしいのだろうと思いました。……」

　似た話の中には、なるべく会話や思ったことも入れてみてね。


（３）想像した話

　似た話の次は、「もし……だったら」と、想像したことを書きます。

　「もし、私がサクラの木だったら、秋の次に春が来くればいいのにと思うかもしれません。」なんてどうかな？

（４）思ったこと

　最後は、思ったことを書きます。「わたしは、この話を読んで、サクラやカエデの木もちゃんと季節を感じながら生きているのだなあと思いました。」とか「わたしは、この話を読んで、冬の間枯れているように見える木がしっかり春の用意をしているなんてすごいなあと思いました。」などとまとめてみましょう。

　感想文はむずかしいから、字数は書けるところまででいいですよ。

　では、がんばってください。