マキ 5.4週
Hi! Billyです。今月も清書の週がやってまいりました。清書は、今月の勉強をふりかえるという意味でも非常に重要なのである。さて、君はどれを清書に選んだ_? そうそう、清書の時は要約はいらないよ。まあ、少しあったほうがよいと思うならうんと短く、最初に入れてもいいけどね! 誤字脱字のチェック、先生の講評を読み直して、付け加えたり削ったりして、完成度を高めてね! できあがったら、もう一度読んでみて、論の展開や、文の流れもしっかり確認してくれたまえ。 それから、実名入りはやめて! イニシャルかあだ名にしてね! くわしいことは、「言葉の森新聞」5.4週号にものっています。見てね。 ということで、清書の週はスペシャルバージョンだよ! 今月は、みんなから「えー、名言入れるんですか? 」「むずかしい〜」という声が聞こえたので、名言の特集をします。 課題フォルダに名言集がついているよね。名言集には古今東西の、各界の識者たちの生み出した、人生や生き方、世界観にいたるまでさまざまな言葉が並んでいるんだ。ものすごくタメになるなあ。これを作文に使うことで、君の作文は一気にグレードアップまちがいなし! 数はそんなにないから、繰り返し使ううち、君なら覚えてしまうかもしれないね。 そうそう、日常会話にもどんどん使うべし。たとえばね、お母さんに「あら、さっき始めたと思ったら、もう勉強おしまいなの? 」なんていわれちゃったら、、、。 「飽きるということも、一つの能力のあらわれである。」といえばよい。どうだい、ぴったりだろ? あとでお母さんに怒られても知らないけどさ! 似たような場面としては、「もう! ほんとうに寝てばっかりなんだから! 中間テストもうすぐじゃないの! そんなに寝てばかりいたら、時間がなくなってあわてることになるわよっ」なんていうのが考えられる。そのときには、 「今日という日は、明日という日の二日分ある。」と言えばいい。二日分だから24かける2で、今日は48時間あるというわけだね! ・・・んなわけないだろ!! というように、名言集から取り出して、どんどん使うことで、名言は元気に活躍してくれるんだ。 え? 難しくて意味がわからないのがある? Ok! それなら、ちょっと難しい名言について、説明しておこう。 3「朝の来ない夜はない。」これは、ものごとにはかならず終わりがある、いやなことや苦しいこともいつかは終わるということだ。それも漠然といつか、、、ではなく、確実に近い将来来るというわけ。 13「カメラマンは、レンズのほこりを払うまえに目のほこりを払わねばならない。」これは、よく何かうまく行かなかったりすると、人やもののせいにする人がいるけれど、まずはわが身を振り返れってことさ。一流のことをする人は、まず自分を正して、それからことを行うのだ。 26「雑草とは、まだ、その美点が発見されていない植物のことである。」は、雑草って言葉は悪いけれど、見方を変えれば、「まだその草のよいところがみんなにわかっていないだけのことだ」ってことさ。つまり、きっと何かすばらしい点があるだろうと思えってこと。植物で言えば、表に表れている花の美しさや、おいしい実がなるなどの特徴はなくても、隠れたよい点があるかもしれないってわけ。人間にもあてはまるだろ? 24「寒さに抵抗するいちばんよい方法は、寒さに満足することである。」実は、僕も寒がりなんだけど、寒い季節はいつもこの名言を思い出すんだ。寒さに負けないためには、寒さを楽しんじゃえばいいってことだよ。スキーやスケートにでかけたり、雪遊びしたりしてさ。というように寒さを例に、何か困難にぶちあたったら、それをやっつけるにはその困難に満足、つまり、「よかったこと」と思っちゃえばいいってことさ。 30「自国に対する賞賛が他国に対する軽蔑によって支えられているのであってはならない。」どうだい? この意味はわかるかな? よい悪いの判断は、絶対値で行えってこと。うーん? かえって難しかった? 簡単にいうと、「あの人よりはまし」とか「あれに比べたらいいほう」なんていう評価のしかたはいけないってことさ。よいものは、他と比べなくたっていいはずでしょ? ああ、勉強になるなあ。なんだか名言をたくさん口にすると、僕自身がすっごくえらい人になったような気がするよ。 人生の達人? みたいなー。 え? まだわかりにくい名言があるって? OK! それは、次の機会にお話するとしよう。だって僕これから、歯医者さんに行くんだよ。「音楽は、歯痛を治してはくれない。」からね・・・ううう。 それでは、金ピカの清書、待ってるよ! がんばってね!Let’S GO! |