授業の渚 ta-06-4


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 タラの課題、6月4週の説明をします。

 今週は清書です。6月1週から3週の作品の中でいちばんよく書けていると思うものを清書します。
 清書のときの注意事項は、言葉の森新聞6月4週号にくわしく載っているのでチェックしておいてください。手書きの人は、シールを貼らずに提出します。パソコン入力の人は、カッコ書きなどで入れたキーワードを削除するのを忘れないようにしてください。


 今週は、「ず」と「づ」の使い方の確認をしておきましょう。

 「ず」と「づ」の使い方を間違えている人、意外に多いです。話すときには問題ありませんが、文字に書こうとすると、迷ってしまうことってありますよね。

 では、早速問題です。どちらが正しいでしょう。

 A かたずける    B かたづける

 正解は、Bの「かたづける」です。この言葉はよく使うのでしっかり覚えておいてください。


 では、2問目。

 A 気ずく      B 気づく

 どちらが正しいか、わかりますか?
 正解は、Bの「気づく」です。これは「気がつく」という意味です。意味を考えれば「づ」であることがすぐにわかりますね。

 ただし、「富を築く」などという場合の「築く」は「きずく」です。これも覚えておいてください。


 3問目にいってみましょう。

 A 力ずく      B 力づく

 これは迷いますね。正解は、Aの「力ずく」です。間違いやすいので注意しましょう。


 では、4問目。

 A つまずく     B つまづく

 「つまさきがつく」だから「つまづく」と考えてしまう人もいるかもしれませんが、Aの「つまずく」が正解です。


 では、最後の問題。

 A いずれは     B いづれは

 正解は、Aの「いずれは」です。

 表記の問題は、いずれは許容範囲が広くなって、どちらでも正解というふうになるかもしれませんが、今のところは、正しいとされる表記をしっかり覚えておきましょう。

 迷ったら、辞書などで調べて確認しておくといいですね。

 間違いやすい「ず」と「づ」の使い方はまだまだあります。下に挙げておきますから、参考にしてください。

 ★うなずく

 ★おこづかい

 ★ひづめ

 ★手なずける

 ★かたずを飲む(事の成り行きを案じて息をこらすという意味)