文章力にはプラスマイナス2年の差。難読で上達

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書いた人はnaneさん 2001/02/27 11:45:35

コメント先: ランキングに関心。学校の作文指導はハード( (森川林 さん) 2001/02/27 11:45:35:


 低学年のうちは、事実経過を伝える作文が中心ですが、高学年になると次第に自分の考えを述べる作文が増えてきます。しかし、「生と死」「人間とは」という一般化した感想を書けるのは精神年齢によるものが大きく、普通は小学6年生ぐらいになってから、こういう大きい感想が無理なく書けるようになってきます。このあと中学生、高校生は、「理由」や「方法」という抽象的な展開をする課題に入りますが、こういう抽象的な展開がなかなかできず、すぐに実例だけで書いてしまうという生徒もかなりいます。

 文章力はプラスマイナス2年ぐらいの幅があり、小5でもよく書ける生徒は中1ぐらいの作文を書きます。逆にあまりよく書けない生徒は小3ぐらいの作文を書きます。練習と年齢に応じて次第に文章力は上達していきますが、文章力の上達を加速させるのはやはり難読です。長文に載っているような文章を何度も読むことで、書く力と考える力がついてきます。




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