書く力や考える力は、長期間にわたって進歩
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書いた人は●naneさん 2001/05/31 11:04:50
コメント先: 継続すれば何か大きな力になるような気が( (森川林 さん) 2001/05/31 11:04:50:
文章を書く力や考える力は、長期間にわたって進歩します。小学生のころに平凡などちらかと言えばあまりうまくない作文を書いていた子が、高校生になっていつのまにか格調の高い意見文を書けるようになっているということはよくあります。
しかし、今の学校教育では、小学校高学年から中学生にかけての作文指導がほとんどないので、多くの子は、小学校中学年のころに作文を書いた実力のままあまり進歩せずに高校生になっているように思えてなりません。
現在、中学で作文の勉強がほとんどないのは、必要がないからではなく指導する方法がないからです。しかし、現実に学校の中で作文の時間がないと、子供たちは作文の勉強は趣味のようなもので、問題集を解くような勉強が本当の勉強だと考えがちです。このために、中学生のころは、部活やテスト勉強の忙しさも加わって、作文を書き続ける意欲が低下しやすくなります。
子供の目だけではどうしても近視眼的になりがちですから、お母さんやお父さんが折に触れて励ましながら勉強を続けていってくださるようお願いします。
読書については、良書を読む仕組みをできるだけ早く作っていきたいと思います。中学生・高校生になると、良書を紹介するだけではまずほとんどの子が読みません。実際に本を渡しても、大部分の子が読まないと思います。現在の中学生・高校生の読書力は、きわめて低下しています。受験も含めた学校教育全体の問題として解決していかなければならないところまで来ているように思います。子供を取り巻く環境全体が読書は後回しという風潮になっていますから、家庭の力で毎日の読書の時間を必ず確保するようにしていかなければならないと思います。
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