教科書が最も入試問題に対応
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書いた人は●naneさん 2001/05/31 11:08:00
コメント先: 頭を悩ませているのは社会の勉強方法( (森川林 さん) 2001/05/31 11:08:00:
国語の勉強は、ふだんは長文音読と読書をしていればよく、テスト直前に漢字・文法・古文などの知識を整理しておけば充分です。数学は、教科書では易しすぎるので、難問の入った問題集を一冊用意して、それをできないところが一つもなくなるまで(目安としては4回以上)、繰り返してやっていくことです。英語は、教科書の一つのページを20回以上音読して暗唱し、本文を見ないでも書けるように丸ごと覚えてしまうことです。この丸ごと暗唱という土台の上に、文法の知識の整理をすれば完璧です。
さて、社会は、どの参考書や問題集よりも教科書が最も入試問題に対応しています。教科書を全部頭に入れればそれがそのまま受験勉強になります。しかし、社会の勉強は、個々の知識が理解できることと、構造的に理解できることとでレベルが異なります。歴史の教科書などは読むだけでしたら面白くどんどん読めますが、いざ問題として、「日本で○○があったころ、ヨーロッパでは何があったか」と聞かれるとまず答えられません。ですから、社会は、教科書を繰り返し読むことと、それを自分で手で書き直して整理するという両方の勉強が必要になります。地理の場合は地図を書き、歴史の場合は年表を書くという作業が勉強の過程で必ず必要になってきます。また、テスト向けに問題集をやっておくと、どういう知識が問われやすいのかということがわかるので、教科書を読むときも重要なところに注意して読んでいけるようになります。その問題集を解くときのコツですが、最初に答えを全部書き込んでおき、問題と答えを一緒に読みながら、「こういう問題でこういう答えがでるのか」と確認しながら、読み物でも読むような感じで読んでいくと勉強の能率が上がります。問題集は律義に解くためのものではなく、参考書として利用するような使い方をしていくといいようです。
社会に比べると理科は、教科書が薄すぎるようです。理科については参考書や問題集を別に用意して勉強していくことが必要です
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