テストは、百点の基準が決まっているので
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書いた人は●naneさん 2001/11/15 09:51:07
コメント先: 返ってきた作文の見直しのしかたは?( (森川林 さん) 2001/11/15 09:51:07:
テストは、百点の基準が決まっているので、間違いを徹底して直すことが勉強の中心になります。しかし、作文は、添削をもとに直しても、それで上達する範囲は限られています。じょうずにしようと思って無理に添削すると、子供が思ってもいないことまで書かせるような指導になってしまうことがあります。また、書き上げたものを直すという作業は、子供にとっても後ろ向きであまり興味のわかない作業になりがちです。
赤ペンで添削して文章力が上達するのは、文章力がある程度固定した大人になってからです。子供のときは、新しい作文を書き続けることによって力をつけていく方が効果があるように思います。しかし、その際も、項目表などの基準はありますから、まったくゼロから新しい作文を書くということではなく、前に書いた作文の到達した点までを生かしながら新しい作文を書くという勉強の仕方になります。
例えば「この前の作文は、たとえができたから、今日もまた自分らしいたとえを見つけてみよう」「今日は新しい項目で、書き出しのくふうをしてみよう」「前回の作文は段落ができていなかったから、今回の作文は段落をつけるようにしてみよう」というような指導の仕方です。
これを、「この前の作文のこのへんにこういうたとえが入れて書き直してみよう」「この前の作文に書き出しのくふうをつけて書き直してみよう」「この前の作文に段落をつけて書き直してみよう」というかたちで指導することもできます。しかし、そういう勉強ばかりですと、書くことにあまりおもしろさを感じないと思います。直す指導は、主に清書の方でするようにして、ふだんの作文では、新しい作文を書くというかたちで勉強していきたいと思っています。
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