「遅れてでも提出」ということ自体は尊いのですが

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書いた人はnaneさん 2002/05/09 11:25:40

コメント先: 先生の温かい講評が楽しみ( (森川林 さん) 2002/05/09 11:25:40:

 「遅れてでも提出」ということ自体は尊いのですが、課題が何週間かたまると心理的に負担になることがあります。また、「遅れてでも出せばいいから」という気持ちがあると、逆に「忙しいときは後回し」ということになることがあります。これは、英会話のラジオ講座などでもよくあることですが、毎日決まった時間にラジオを聴く人の方が、録音して聴く人よりも長続きするというデータがあります。作文のように開始するのにエネルギーの必要な勉強は、電話のあとすぐに書き始め、その日のうちに書き上げるというようにする方が負担が少なくなります。また、その日のうちにできなかった課題については、原則として「その週は欠席」としてしまった方がいいと思います。ほとんどの子供は真面目ですから「遅れてでも提出する」と言います。親もそれを聞いて「じゃあ、がんばりなさい」と言います。先生もつい「遅れてでもいいから出してね」と言いがちです。しかし、私(森川林)は自分の子供のときもそうでしたが、遅れた分は欠席ということにして、とりあえず今週の課題に取り組むということでやっていく方をおすすめします。できるだけ無理のないかたちでやっていってください。


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