他の人の作文を読むと、似た例などの参考に

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書いた人はnaneさん 2002/06/12 10:08:39

コメント先: 他の人の作文例の活用の仕方について( (森川林 さん) 2002/06/12 10:08:39:

 「ヒントの池」の「林」というところに、これまでの数年間の生徒の作品が載っています。高校生のページでは、既に大学生になった人の高校時代の作文が残っています。ですから、教室ではときどきこういう会話があります。「先生、この人、うまいですね」「ああ、その人、○○大に行ったんだよ」「へえ。これぐらい書ければいいんだ。じゃあ、僕も(笑)」
 小学生の場合、感想文の課題のときは似た例を見つけることが難しいものですが、同学年のほかの人の作文を読むと、似た例の参考になることがあります。また、高学年の意見文では、他の人の意見を見ることによって、自分の考えがより鮮明になるという効果があります。
 ただし、小学校高学年から中学生のころまでは、参考にするつもりで書いているうちに、つい真似をしてしまうという問題も出てきます。この「一部盗作」のような書き方は、高校生になると自然にしなくなるので、小学校6年生から中学2年生ぐらいにかけての心理的な発展段階の特徴なのだと思います。「一部盗作」があった場合は、「そういうことはしないで、たとえ下手でも自分で考えて書いた方がいいんだよ」と注意すると、すぐにそういうことはしなくなります。大人になってからの盗作とは性格の違う一種のハシカのようなものだと思います。




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