国語問題と同じレベルの文章を

[ コメントを読む ] [ コメントを書く ] [ 父母の広場 ]

書いた人はnaneさん 2002/06/19 06:13:33

コメント先: 長文音読、読書が読解力に結びつくのは……( (森川林 さん) 2002/06/19 06:13:33:

 読書好きと国語の成績が一致しているのは、低中学年までです。高学年になると、読書の量と国語の成績は必ずしも比例しなくなります。中学生・高校生になればその傾向は更に顕著になります。
 それは、なぜかというと、高学年の国語の問題で要求される文章の質は、その学年の子供が普通に読書で接する文章の質よりもはるかに高いからです。
 低学年のころは、漫画や絵本でも国語の勉強のプラスになります。しかし、中学年や高学年になると漫画や絵本を読むとかえって国語の成績が低下します。同様に、高校生以上になると、小説中心の読書は国語の成績にプラスにはなりません。内容が易しすぎるからです。
 もちろん、読書の役割は国語の成績を上げるためにあるのではありませんから、読書を続けていくことは生涯を通じて大切です。しかし、国語の成績を上げるために、読書に期待することはできません。
 読解力を高めるためには、実際の国語の問題と同じレベルの文章を繰り返し読んでいくことがいちばんの近道です。言葉の森の長文音読でもいいですし、更に時間的な余裕があれば、実際の入試の国語問題の問題文を繰り返し読んでいくといいと思います。この際に大事なことは、(1)問題は解かない、(2)問題文を日をおいて4回以上繰り返し読む(黙読で)ということです。




コメントを書く
コード(ローマ字): 名前:
題名:
ひとこと:

参照URL:
メール:

コメントを読む:

[ コメントを読む ] [ コメントを書く ] [ 父母の広場 ]