書き出す前の指導
[ コメントを読む ] [ コメントを書く ] [ 父母の広場 ]
書いた人は●naneさん 2002/12/25 11:42:46
コメント先: 5回の指導で驚くほどの進歩( (森川林 さん) 2002/12/25 11:42:46:
子供は目標がわかると、やる気が出ます。その目標が、ちょっとがんばれば達成可能だと分かると、更にやる気が出てきます。
通常の作文指導は、まず書かせて、そこから評価をするというやり方が多いと思います。目標なしに書かせて、あとから評価をするという指導です。俳句や短歌の添削であればそういうやり方も可能ですが、作文の場合、書き上げたものを評価するという方法にすると、書き出すまでのハードルが高くなってしまいます。大学受験生のように試験が迫っている生徒は、それでも書き出すことができますが、試験のようなものの特にない小中学生が作文を書く練習をする際は、書き出すための事前指導が重要になってきます。この事前指導があることによって、子供自身が何を要求されているかわかるということが、勉強を進める上で大切です。
この場合、親や先生など周りの大人は、事前指導したもの以外の評価はしない、という抑制を自身に課しておくことが大切です。アドバイスをするのは、書いたあとではなく、次の作文を書き出す前にするというのが作文の勉強をスムーズに進めるコツです。
子供たちが意欲的に取り組めるように、更にわかりやすい指導をこれから心がけていきたいと思います。
コメントを書く
コメントを読む:
[ コメントを読む ] [ コメントを書く ] [ 父母の広場 ]