アンケート葉書より(21)
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書いた人は●naneさん 99/12/10 13:07:41
言葉の森の生徒の入賞は、山のたよりでお知らせしてほしいと思います。よい作品は、読んでみたいと思います。特に同学年の文章を読みたいと思います。
書くためのヒントは、電話でたくさんいただきます。
書かれたものをよりよくするためのアドバイスがほしいと思います。「こうすればもっとよくなる」無理ですか?
項目をクリアするために記入式のプリントがあったらいいと思います。どのようなと言っても困りますが、「ぶんぶん」のどっきり講座はけっこう好きです。
「森」も生活のペースの一部になりつつありますが、項目の達成度が不安材料です。学習過程なのでカリカリせずにのんびり取り組むつもりですが、進歩や成果を期待してしまう親としての気持ちも否定できません。
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新聞などに入選した作文は、本人に直接郵送でお知らせするようにしています。
言葉の森新聞にスペースの余裕があるときは、入選者の一覧などを載せることもありますが、入選の名前と題名の一覧がずらっと並んでいるだけなのも味気ないので、入選者と作品の一覧は、ホームページに掲載するようにしています。↓
http://www.mori7.com/taki/kotaki/itaki.html
ホームページには、1996年からの入選作品が載っていますが、そのうち、15年ぐらい前からの入選作品も載せるようにする予定です。(かなり古い^_^;)
入選した作文を新聞などに掲載するのもいいのですが、掲載されてうれしいのは本人だけで、逆に、ほかの生徒は「見てごらんなさい。これで同じ学年よ。あなたも、こういう上手な作文をよく読んで、上手に書いてごらんなさい」と言われるだけの逆効果のケースが予想されるので、今のところ作品の掲載は、ホームページにとどめています。
作文は書く前の指導が中心になるので、書いたあとに「ここをこうすればよくなる」ということはあまり言わないしています。例えば、題名のくふうなどでも、「先週の題名は、こういうふうにすればよかったね」というよりも、「今日書く題名は、こんなふうにしたらいいよ」と先に言って、実際にそれができたらほめるという指導です。作文の指導は、欠点を直す指導になりやすく、そのために熱心に指導されるほど作文嫌いの子が増えるという面を持っています。子供の立場に立って考えてみると、前の週の作文でどう直したらよかったかと言われるよりも、今週の作文でどう書いたらよくなるかと言われた方がやる気が出てくると思います。
項目クリアのプリントなどは、今後検討していきたいと思いますが、作文の実力を本当につけるのは、やはり長文音読と短文暗唱です。例えば、「声のようす」という項目でも、語彙力がない生徒はいつも同じように「大きな声で」「小さな声で」などと書いてすませてしまいます。語彙力のある生徒は、状況に合わせて微妙な言い回しをすることができます。
自習の成果は、数ヵ月たってから出てくるものなので、飽きずに毎日取り組むのは大変です。国語問題で、自習をしたことがすぐに生かせるような問題を作っていくことを今後考えています。
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