書いた人は森川林 on 1月 15, 1998 at 10:20:55:
短文の筆写などは、一番目のものを何度も徹底してから次に移ったほうがいいのですか、とよく聞かれることがあります。
人間の記憶力については、私は、長い期間をかけて覚えたものほど長い期間覚えているという傾向があると思います。
だから一日に集中して一時間覚えるよりも、六日間に分けて10分ずつくりかえし覚えたほうが、将来、記憶に定着している
確率は高くなると思います。
したがって、短文や長文の練習は、今日一番目をやったら、明日は二番目というふうに、やっていき、最後まで行ったら
また最初に戻るというやり方をしていくとよいと思います。
これは、記憶する勉強すべてについてあてはまるようです。