書いた人は森川林 on 98/07/14 22:04:08:
コメント先: 象の鼻は長いです posted by 秋子 on 98/07/14 17:53:58:
>「象の鼻は長いです」という文句がただしいですか。
>この文句と「象は鼻が長いです。」と区別がありますか。
答えにたぶんなっていないと思うので、だれかもっとまともな、ほかの人の答えを待っていてください。(^_^;)
「象の鼻は長い」と「象は鼻が長い」は同じです。
大事なことは、象の鼻が長いというところを出発点にして、そこから何が始まるかということです。
これは、「川がさらさら流れている」と「川がちょちょろと流れている」でも同じです。ニュアンスの違いはあるので、たぶん水量が違うのだということはだれでもわかる区別ですが、大事なことは「川がながれている」かどうかということであって、そこを出発点にして何が始まるかということです。
日本の国語教育は、言葉のニュアンスのきわめて細かいところに拘泥して、中身を展開するという文章のいちばん大事な本質を忘れているところに大きな弱点を持っています。
若い頭脳を、こういう狭い袋小路に追い込む今日の国語教育に、私はいつも怒りを感じています。