Re: 節約は美徳か、消費は美徳か

[ コメントを読む ] [ コメントを書く ] [ 質問の広場 ]

書いた人はnaneさん 2002/01/07 13:50:41

陳 凌様

こんにちは。

 メールありがとうございます。
 それにしても、インターネットで世界中の人とやりとりできるので、とても便利な世の中になりましたね。

 さて、送っていただいた作文をメールでそのまま返却しても、添削箇所がわかりにくいので、掲示板に入れなおしておきます。

=====
<自転車>を読んで
——節約は美徳か、消費は美徳か
新聞でスーパーマーケットがダイバーゲンをしているというメ
ーセージが掲載されています。何か安いものがあるかもしれな
いと思って、友達と一緒にいきました。ある主婦は歯磨きを十
個買ったのを見ました。
(私は、ある主婦が歯磨きを十
個買ったのを見ました。)
安いといってもこんな多くの歯磨きを
買ったら、使用期限を過ぎて、全部無駄になります。この節
約は浪費で、美徳ではないのです。
<自転車>の中に、こういう例があります。非常に高くて、血
統のある犬であっても、部屋の調子(雰囲気)に合わないのだから、また
新しい犬を買っていきます。この消費は美徳ではないというま
でもないのです。
(ありません。)
でも、節約は美徳の一つだということは社会の常識でしょう。
いらない電気を消したり、ウエスを洗って使ったり、コピー用
紙を裏も使ったり、節約は生活の所々に存在しています。小さ
い時、生活状況はあまり良くないので、いつもお姉さん(姉)の着た
ものを着てしまいました。これは節約です。いまは、生活が良
なるが(なっていますが)、多くの人は同じ着たものを十年も着ていた(という)ことは
よく見えます。これも節約です。物質生活の豊かな今は、節約
は美徳の一つだという意識は人々の心に深く根差しています。
経済の発展につれて、富裕層の規模も拡大し、その消費意識は
さらに大きく変わています。「節約は美徳」から「消費美徳だ
」という風潮に変り、ローンで消費することは習慣になりつつ
あり、消費の拡大を促進します。国内旅行・海外旅行を中心と
するレジャー商品は人々の生活に入ってきます。それが意味す
るのは人々の「人生の時間を充実させたい。生活にゆとりを感
じたい。眞の豊かさを手に入れたい。」というレベルの高い欲
求ではないでしょうか。いまは消費促進の一環として銀行の利
子も年々下がっており、消費を増やし景気を回復、さらに好況
に導く(という)生産技術の大改革による「大量生産」と「大量消費」
の好循環で、経済は成長してきます。消費は無論美徳です。
でも、何のことは度があります。(何のことにも限度があります。)(限度)がなければ、始めの二つの
状況になりました。使うべき時には惜しみなく使うべきだけど(ですが)
、その為にも日常の生活の中で節約できる所はちまちまと節約
すべきだと思う(思います)。節約も消費も美徳で、日常生活の中に不可欠
なことです。両者の関係をよく見極めていた正しい認識はいま
の社会にいる私たち(にとって)必要なものではないでしょうか。
=====

Online作文教室言葉の森/中根克明(森川林)♪
234-0054横浜市港南区港南台4-7-29-A201
電話0120-22-3987ファクス045-832-1466
moha@chan.ne.jp(ポストペット用)
http://www.mori7.com/




コメントを書く
コメントを読む:

[ コメントを読む ] [ コメントを書く ] [ 質問の広場 ]