毎月の森リン大賞

森リンの丘

 

1月の森リン大賞と上位入賞者(小1の部68人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 かぞくでとしょかんレッツゴー クリーム 61 44342435687
2 はじめてのうみのそこ クポノ 60 48637435589
3 路面電車がうごく町 とらたいがくん 60 38543505480
4 たこ、たこ、あがれ みりまりん 60 57338475392
5 とびばこ六だんとべた きむち 60 45141435187
6 サンタからもらったベイブレード きしそ 59 61739495581
7 ちぎょグッピー ウルトラマンゆうま 59 53837435483
8 むかしあそび おはなちゃん 59 52638435383
9 胎内めぐり みるく 59 75538475287
10 つり トム 59 45444435279

 

1月の森リン大賞と上位入賞者(小2の部109人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 ものしりしょうゆ館 タカ 70 108142647689
2 今年の目ひょう アルセウス 67 47041526095
3 キッザニア きすけ 66 46842607279
4 二人の時間 楽しいな なかず 66 53739506789
5 カメのカメすけ りすっぴ 66 58541476490
6 「あぁ、つかれた…。」 すももちゃん 66 88241466189
7 ぼくのたん生日 パルキア 66 44139546183
8 雪の一日 ぷっくりん 65 81038576580
9 プレオ おゆな 65 46139446387
10 スキー教室で学んだこと かなろ 65 71442456380

 

1月の森リン大賞と上位入賞者(小3の部133人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 ひどい交通事故の多い交差点 ダイヤモンド 73 67149657776
2 くさるよ、くさる。むちゃくちゃくさる。 メゾピアノ 72 76252497293
3 はじめてのスキーキャンプ きまめ 71 65744497986
4 道路の四つの四季 ゆかり 71 68843516790
5 お風呂にはいるの気持ちいいな さやか 70 62943567079
6 美人なべ おるわ 70 58047476792
7 なくし物のれんぱつ しゅわきち 70 92648456487
8 び生物、細菌はすごいな?!! なるちゃん 70 92139486489
9 おひめさまのママ(ママひめ) JJ 70 74641546387
10 どきどきパニック人生ゲーム ななみ 69 58541447286

 

1月の森リン大賞と上位入賞者(小4の部127人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 楽しみだね らんら 80 100039758493
2 自信がある百人一首 シャーロック・ホームズ 78 107749697881
3 生き物みんなつながっている かもわ 78 77958627389
4 大変な朝 孫悟空 77 92259507983
5 アメリカで生まれた迷い虫 ほしのみか 76 83748607793
6 休み時間のボールおに じよう 76 127449607686
7 よ・り・み・ち リラックマ 76 125451516889
8 持ってきて良かった、青いジャンパー なぞのたびびと 75 144841587984
9 楽しいゲームが一ぱいだ りょうたろう 75 82444507593
10 この寒さは何なんだ 四葉のクローバー 75 88348517081

 

1月の森リン大賞と上位入賞者(小5の部135人中)


「明けました」おめでとうございます
みいちゃん
「明けましておめでとうございます。」
と家族みんなで新年最初の挨拶を交わした。ここは私の祖父母宅である。大晦日から一泊していたのだ。あいにく、初夢は見なかったが、気持ちの良い朝であった。今はもう年が明けて一ヶ月経とうとしている。『明けまして』というより、『明けました』という言葉の方が似合う程だ。では、今年の我が家の正月のレポートを続けよう。新年最初の挨拶が終わると、朝食をとる。メニューは、祖母の手作りのお節とお雑煮とお屠蘇だ(お屠蘇はメニューに入るのだろうか?)。お屠蘇は、私が一番若いからと、一番にいただいた。少し苦味がある。そして、お雑煮やお節を一通りいただき、後は胃のスペースをあけておく。なぜなら、昼食こそが本番だからだ。
 昼になった。いとこの家族が、祖父母宅へやってきた。いとことはいっても、みんな大学生・大学院生だ。いとこの家族は、いろいろなオードブルをつくって持って来てくれた。それがけっこうおいしくて、たくさん食べてしまった。そして、おなかいっぱいになったところで、いとこのお姉さんやお兄さんに遊んでもらった。いっしょに人生ゲームをしたり、いっしょにこたつでテレビを見たり。私は一人っ子で兄弟姉妹がいないし、こんなに年の離れたお姉さんとしゃべったりする機会がほとんどないから、楽しかった。とこんな風に、私の家でのお正月はのんびりゆったり過ごしている。初もうでにも行かない程だ。
 昔と今の日本の正月、調べてみるとどうも違うようだ。まず、違うのは年賀状だ。正月には、昨年お世話になった方などに、年賀状を送る習慣がある。しかし、1990年頃から携帯電話が広まったため、年賀状ではなく、メールですませることが多くなってきているそうだ。また、正月(元旦)の意味も変わっている。昔は数え年を使っていて、元旦に一つ年を加えていたため、正月は、無事歳を重ねられたことを祝う日でもあった。しかし今は、満年齢を使っているため、そのような意味はなくなったという。このように、昔と今では、正月の習慣や意味も違うのだ。
 私は、家により、様々な正月の過ごし方があると思うが、それぞれ新年を祝う気持ちは変わらないということが分かった。もう元旦(正月)は過ぎたが、『一年の計は元旦にあり』というように、今年も、正月から気持ちを入れかえて計画的に毎日を過ごしたいと思う。
『今年もよろしくお願いします。』
そう書かれた年賀状。
「こちらこそよろしくお願いします。」
私もつぶやいてみた。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 「明けました」おめでとうございます みいちゃん 80 103943678583
2 あけましておめでとうございます。 しもん 80 115353718487
3 こう入二日にして依存症へ… まかじろう 79 1385448710584
4 お正月にやったこと はねペン 79 123042588886
5 楽しさ100%のお正月 ゆきんこ 79 114541638481
6 お正月 きほま 79 89852607883
7 早すぎず遅すぎず のっち 79 91141687783
8 知ったかぶり クローバー 79 128342587387
9 そこだ! コレルリ 78 106444639981
10 初詣 森チュウ 78 103346739383

 

1月の森リン大賞と上位入賞者(小6の部110人中)


知らないほうが幸せかも?
ことのは
 青く澄み渡った空に、ふわふわと浮かぶ真っ白な雲。わたしは小さい頃この景色を見上げながら「あの雲に乗ってみたいなあ。食べてみたいなあ。」と思っていた。ふわふわとした雲に乗れば下を見下ろせるし、きっと布団のように柔らかく気持ちのよいものだと空想をふくらませていたのだ。同時に、「雲って何でできているんだろう?}という疑問も心の中に抱えこんでいた。あんなに真っ白で、汚れがなくて、大きくふくらんでいるうえに、空に浮かぶ物なんてあるのだろうか? と感じ、頭の中で思い浮かべてもそれらしき物は考えつかなかった。そもそも空中に浮かぶ物体など、UFOぐらいではないかと開き直ってもいた。それでもあきらめきれず、いつしかわたしは「大きくなったら雲に乗って、色々な場所へ行ってみたい。」と思い描くようになっていった。青い空を白で埋め尽くす巨大な入道雲には、食欲と乗りたい気持ちをかきたてられた。触ってみたらきっと柔らかくて、温かい物なのだろうな、と。しかし、小学校に入学して勉強を始め、雲が水でできていると知った時には「え、あの雲が水だって!?」と大きなショックを受けた。何より驚いたし、「雲にはもう、乗れないんだ。」と失望もした。まさか水道から流れ落ちる水が、真っ白な雲になるなんてありえないことだ。とまだ半信半疑だったが、雲に似ている水蒸気(湯気)に手をかざすと水滴がついたため、「やっぱり雲は水だったんだ。」と納得せざるをえなかった。成長する、大人になると、今まで知らなかったことを知ってしまい、思い描いていた空想も壊れてしまう。子どもの時よりも、世界のことについて知ってしまった今のわたしの周りは、つまらない無色の物になってしまったのだろう。
 小学生になり、もうすぐで中学生になるという年齢になったわたしは、幼い頃よりも純粋に物事を見られなくなった。小さい頃には「どうしてこうなるの?」と思い、大人を問い詰めていたことも、「こうなって当たり前なのだ。」と脳が、頭が、思いこむようになったのだ。「星が落ちてくることはない」「幽霊なんていない」「太陽は輝く物だ」と自分の空想や不思議に感じていたことさえも否定し、当たり前と思うようになってしまった。様々なことを知っている現在よりも、何もかもが不思議でたまらなかった小さい頃の方が幸せだったのかもしれない。しかし、今は空想が叶わないとしても「いつか科学の力で雲に乗れるようになるだろうか。」とほのかに期待を寄せている。大きくなったら今でも、心の隅では子どもの時の憧れ、空想をいまだあきらめきれていない。願い続け、努力をすれば、いつかきっと叶うはずなのだ。初心忘れるべからずと言える。
 人間にとって驚きとは、年を重ねていくにつれて、なくなってしまう物だと分かった。驚くことを放棄した大人達にとっては「何で? どうしてこうなるの?」と疑問を抱く無邪気な子ども達がうらやましくてたまらないのではないだろうか。見る物全て、聞こえる物全て、五感で感じる物全てに疑問を感じ、答えを求めて尋ねて回る。分からない物事は空想をふくらませて楽しむ。そんな小さい子ども達を、少なくともわたしはうらやましいと思っている。年齢でいえば、小学校低学年ぐらいまでの子ども達だろうか。いっそ知らない方が幸せだったかもしれないとということも数えきれないほどある。しかし大人から見れば、わたし達小学生や中学生、はたまた高校生はまだ子ども。驚く能力を失わず、疑問を抱きながら物事を見つめていきたい。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 知らないほうが幸せかも? ことのは 85 145052617890
2 固定観念だけではなく さおりん 85 121057577586
3 当たり前は当たり前ではない 闇の女帝 85 120951607292
4 読書 きちこ 84 125352628195
5 友達のありがたみ マーブルチョコレート 84 120649577484
6 本と映像の特ちょう きんぐ 83 119749657587
7 えんぴつとボールペン こんぺいとう 83 127462536587
8 本と映像 しちみ 82 118948566980
9 テレビと本の違い りす 82 115552576681
10 不思議とは!! ペンしろう 81 111154566783

 
※ 中1の1位の作品は優れていましたが、項目のキーワードと要約の部分が多く含まれていたので、代表作品としては掲載しませんでした。
 次回から、清書にする際は、要約は省略するか、自分の言葉に直して説明する形にしておいてください。(^o^)/

1月の森リン大賞と上位入賞者(中1の部77人中)


家の価値
hikari
 産業革命以来、私達は機械が、工学的なものの考え方こそが、正しいものだと信じて疑わなかった。しかし、最近になって、それが反省されつつある。生物本来の持つ良さ、生物的嗜好というあいまいなものの見方見直されてきているのだ。私も工学的な、整理された空間よりも生物的嗜好な、多少はごっちゃりとした空間の方が良いと思う。
 私がそのように思う第一の理由としては、整い過ぎた空間より、慣れ親しんだ環境の方が使い勝手が良いからである。「あたりまえだけどとても大切なこと」という本で(というより教育の世界で)有名な、ロン・クラーク先生は、本の中で、次のようなことを書かれていらした。『私の机の上は、非常に汚い(生徒が間違って机にぶつかったら、雪崩が起きてしまうらしい)が、○○を出せと言われれば、○○をすぐに取り出せる。』私は初めてこの文章を読んだ時、唖然としてしまった。自分で作り上げてしまった山の中の内、何処に何があるのかを把握しているだって?そんな馬鹿な。けれども、よくよく考えてみれば、分らない話でもない。自分のテリトリーについて熟知すれば、つまり何度も、いや何十回、何千回も利用していれば、それは造作のない事となる。よく学校の先生方は、
「整理整頓!それこそが、よい生徒の姿でなければならないのだ!」
と豪語している。けれど、それはあくまで先生方にとって模範的で素晴らしい生徒の規定である。でも、もうすこし見解を変えて、
「自分で何処に何があるのかが分るのなら、常識の範囲内で、自分のしたい様に管理してもいいかもね。」
となっても良い様な気がしてくる。まあ、とはいえ実状では、そんな器用なことをできるのは、たった一部の人に限られているのだが。
 第二の理由としては、厳か、というより、一種の緊張感があると、落ち着けないからである。「女性が一人で行きづらいところ(日本経済新聞・二〇〇三年一月二十五日付)」ナンバーワンは、高級レストランだという。ちなみに二番は、海外旅行となっているそうだが、確かに、高級レストランには「おひとりさまでは行きにくいかな…」というのも分るような気がする。何故って、まだ私は大人ではないが、一般庶民にとってはお財布のヒモが、自然と締まってくることは私にだって分る。かといって、「ファミレスに一人でって…」という方は、さほど多くはないと、私は察する。いわゆる、「高級レストランは何か嫌だけど、ファミレスなら…まぁいっか」的な感じの方が、大半ではないかと思うのだ。その根拠としては、一種の緊張感が、高級レストランにはあるからだ。ファミレスとは、正式名称が「ファミリーレストラン」であるだけに、家族で気軽に行くことができる。けれど、高級レストランは、あくまで「高級」という、厳粛で心情的に負担のかかる場所だ。たまにはいつもとは少し違った風に挑戦してみたい…という方や、私には高級な方が、どうも肌に合うようで…と、少しばかり気取られた方もいるだろう。が、私には、どうやらご近所さんのファミレス辺りが、最も性に合っているようである。
 確かに、ある程度の清潔さが無いと、近年話題のゴミ屋敷にもなりかねない。しかし、「家の批評ができるのは、建築家ではなくそこに住む人である」という名言にもあるように、家の快適さこそが、そこで住む人にとって最重要であり、また、その人にとっての快適さにもつながるはずだ。人にとって大切なもの、それを日本人は、『衣・食・住』とする。その中の一つ、『住』。当たり前かもしれないが、そこには「家」が当てはまる。それくらい、家というものは、私達には無くてはならないものなのだ、と、私はつくづく思うのである。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 日本に合った生活スタイル ピプリー 91 1217627784100
2 家の価値 hikari 90 151964718592
3 自分からやめよう なまず大使 88 124958788486
4 正月のあり方 本因坊 86 139359819486
5 ポイ捨て ひよこ 86 135457848990
6 地球の明日を決めるもの まーくん 86 128458768884
7 重い罪の軽い言い方 えらる 84 127056566692
8 工学的、生物学的 チョコ 83 116454658184
9 世間と個人 たけたけ 82 131666556677
10 未来の機械 パダワン 81 111453698584

 
※ 中2の1位の作品は要約の部分がありましたが、分量が比較的少なく全体の得点も高かったため代表作品としました。
 次回からはできるだけ要約部分は省略するか、自分の言葉による説明に直して書いておくかしてください。(^o^)/

1月の森リン大賞と上位入賞者(中2の部73人中)


反省と対策
ハーマイオニー
 毎年8月になると、太平洋戦争の犠牲者に捧げる慰霊祭が行われる。広島、長崎、靖国の光景がメディアに取り上げられるのを目にする。そのたびに政治家や官僚の挨拶があり、「……みなさまの尊い犠牲のうえに今の平和があることを決して忘れず……」という言い回しがよく聞かれる。犠牲がなければ今の平和がなかったというのだろうか。誰でも同胞の死を無駄だとは思いたくない。しかし、無駄と認めないのは、自分たちの愚かさを糊塗しているのにほかならない。覚悟の犠牲ではなく無念の死であったという前提から考えないかぎり、また同じことが繰り返されることにはなるまいか。
 確かに、戦争の悲惨さを後世に語り継ぎ、反省することは大切だ。慰霊祭など、パフォーマンスに過ぎないと考えることもできるが、平和を求める象徴的な意味もあろう。過去の過ちを後悔し、二度と繰り返さないと誓う心情に嘘はないであろうし、死者に対する哀悼の意も人間としてきわめて自然なものだ。加えて、政治家や官僚の表層的な言葉は別としても、実際の被爆者が体験を語る言葉には胸を打たれるものがある。可能であるなら永久に語り続けてほしいと感じるのは、恐らく私だけではないはずだ。また、それを伝え続けていくことは後に残る人間の役目であると、強く思う。
 私自身も個人的に後悔や反省をすることはもちろんある。今年度開始直後の4月、友人のクラスで放課後、携帯電話でメールをしているところを先生に見つかり、没収されてしまったことがある。私の学校では携帯電話を所持することは許可されているが、学校で使用することは禁止されている。だがそのときはつい油断してしまった。(笑)学校から自宅に連絡が行き、その日は土曜日だったので、翌週月曜日まで返却してもらえず、非常に不便な思いをするし母には叱られるしで、散々だった。もう二度と見つかるようなミスは犯すまいと決意した。
 そうなのだ。「反省」するだけでは不十分である理由の一つは、その反省のポイントが、しばしば、このように「もっと上手くやればよかった。」というところに向かいがちだからということだ。戦争の場合においても「勝つ戦争」「良き戦争」をすればよかったという「反省」になっていないだろうか。その証拠に戦勝国は「戦争をしてしまった反省」などしない。「あれは必要な戦争であった」、「我々は正義を守った」と言うのである。
 それゆえ、どうしたら戦争にならないかを歴史的検証のもとに論理的に考え、その対策を立てることがより重要だと言えるのではないか。昔話の『さるかに合戦』においても、猿の口先三寸に騙され母を失った蟹の兄弟が、協力者を得てそれぞれの特技を生かし、綿密な計画を立てたうえで猿に勝利することが出来た。これが、毎年蟹が母の死を悼んで冥福を祈り、臼も蜂も参列して追悼しましたとさ、では話にならない。具体的に行動を起こし、団結して立ち向かったからこそ、猿を戒めることができ、問題の解決に繋がったのである。(但し、これは平和的解決とは言い難いかもしれないが。苦笑)
 確かに、過去の戦争を反省することは大切である。また、それ以上に戦争を回避するための努力をすることは大事だと言える。しかし、戦争とは過去の過ちであるだけでなく、未来の脅威でもある。今私たちに最も重要なことは、「知識がはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいという熱意がはしごを作ったのだ」という名言があるように、平和を求める強い気持ちを持ち続けることである。その精神が、相手を憎む心や征服したいという欲望に勝ることが、戦争を無くし、平和を実現するための条件となることであろう。単なる慰霊ではなく、この強い気持ちに裏付けられた現実的な行動とは何かということを考え、実行に移さなければならないときが来ているのではないか。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 反省と対策 ハーマイオニー 94 157173899295
2 戦争回避 おむふ 91 17657210411287
3 平和への道のり ポチト 86 107461808386
4 「富」と「幸」の違い ファラオ 86 121964607484
5 本当の幸福 おのそ 85 129864617383
6 物と心 疾風 84 118256708997
7 過ちを繰り返さないためには AIRIOKA 83 103152717596
8 一九四五年を語り継ぐ マンゴーミルク 83 115654577189
9 彷徨う個性 音楽大好き少年 82 108853667790
10 一度きりの人生 嵐ちゃん 81 120356679084

 

1月の森リン大賞と上位入賞者(中3の部33人中)


真の実力
ゆりん
 推薦入試とは、指導要録にもとづいた生徒の学校での学業成績や性格などを見て合否を決めるものだ。日常からコツコツと勉強していれば、本番の試験を受けなくて済むのだ。推薦入試は一般の試験と違って合否も大体検討がつくし、一発勝負という訳でもないのでメンタル面的には楽だろう。しかし、内申書はそれぞれ記入する人が同一でないために不平等になりやすい。それに、社会に出たときに求められるのは、コツコツと少しずつ実績を出すことではなく、短期間で大きな実績を出すことだ。学校を卒業して社会に出たときの事を考えると、推薦入試よりも、一般入試の方が良いと思う。だから私は、一般入試のように、いざという時に全力を出せるように生きて生きたい。

 その為の方法は第一に、真の実力をつけておくことだ。いざ全力で何かに挑戦しようとしても、それに伴うだけの実力がなければうまくいかないだろう。私は今、英語検定に向けて勉強している。三級までは難なく合格することが出来たが、準二級になると一気にレベルが上がり途端に難しくなる。問題集を買って勉強したりもしているのだが、単語の意味がわからない為手のつけようがない状態に陥っている。「英語はまず単語を覚えることから始まる」とよく言うが、その意味を初めて痛感した。やはり何事に関しても基礎が大切なのだろう。だから私は今単語を覚えている。初歩的なことだがとても大切なことだ。単語もスペルが長く覚えづらいものも多いが一生懸命覚えていきたいと思う。タイムリミットは迫っているが、全力投球する気持ちで望んでいきたいと思う。

 その為の方法は第二に、心から納得できるような目標を立てることだ。人は、本当に納得できるような目標を立てることだ。人は、本当に納得できる目標があればどんな困難でも立ち向かうことができると思う。逆に目標がしっかり定められてないと何をすれば良いかがわからず充実した日々を送れなくなってしまう。初めて動力飛行を成功させたライト兄弟は自転車店を経営しながらも空を飛びたいという夢を諦めないで研究に打ち込んだために目標を達成することが出来た。この二人のように、何かの目標に対して立ち向かった偉人は沢山いる。オリンピック選手なんてまさにその例だ。私も何か目標を立てて日々を立ち向かっていきたい。

 確かに、日常からの努力も大切だ。日々の努力の積み重ねが成功につながる場合も多い。しかし、「飽きるということも、一つの能力のあらわれである。」という名言もあるように、いざという時に備えて休むことも大切だ。ぐだぐだやっていたら飽きてしまうし、集中力も途切れてしまうだろう。長い時間やっていれば良いという訳でもないのだ。だから私は、いざという時に全力を出せるような生き方をしたい。そうすれば今後行われる定期テストや入試も難なくクリアすることが出来るだろう。休むときのメリハリがしっかりつくようにしていきたい。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 真の実力 ゆりん 87 120854798190
2 自然を尊重する メグ 86 179254597792
3 自信を持つ ゆうちゃり? 86 131652697792
4 こつこつ型」で生きる マロン 86 161557627687
5 清書 うずら 85 154863687084
6 こつこつ ちな 84 115051717987
7 私の財産 きへあ 84 153863556686
8 ポイ捨てはいけない 野球小僧 83 107164567192
9 清書 読解問題 きこう 82 113653828989
10 清書 まじめさん 81 109549586881

 
※ 高社の上位の作品で、項目のキーワードをカッコ書きで入れている作品がありましたので、キーワードをはずして採点しておきました。
 清書の際は項目のキーワードは、特に入れなくて結構です。(^o^)/

1月の森リン大賞と上位入賞者(高1高2高3社の部113人中)


民主主義(清書)
PINK
 現代の日本は民主主義の国である。もちろん世界には今も独裁政権を貫いている国が存在する。独裁政権は権力が一点に絞られるため、民主主義に比べてスピーディーに物事が決まり、与党と野党のような政権を巡る争いをしなくてすむ。こういった点において能率は良いかもしれないが、やはり我々はリスクや危険を理解したうえで本当の意味での民主主義を守るべきだ。
 そのための方法として第一に、民主主義の話し合いや選挙などの煩わしいと思われる手続きを面倒臭がらず、皆が参加するようにすることだ。よく選挙の後に新聞で投票率を載せているが、民主主義の原則で言えば100%に達していなければいけないはずだ。しかし、現実問題50パーセントに届いていれば『国民も注目している選挙』と書かれる始末。つまり、政治に関心を持っていない人がいるということなのだ。全国民が平等な権利を持っているのが民主主義であるのだから、真の判断が出来ているのかどうか不透明な部分があるのだ。学校の生徒会選挙も、立候補人数が少なく信任投票のみで決まってしまうケースが増えているように感じる。クラスでの話し合いも、なかなか意見が出ずしらけた空気になってしまうことが多い。友達に聞くと『別にどうでもいい…』といった参加に消極的な意見が多く、少数であろうが意見が出ればそれで決まってしまうことが多々ある。参加者全員が積極的に意見交換をすることでより良い結果に結びつくのが民主主義の長所であるにもかかわらず、それを全く生かせない状況が発生してしまっている。単なる時間の無駄、と捉えず有意義なものという認識をすることで、真の民主主義を守ることが出来るのだ。
 第二の方法として、対立する勢力があるようにすることだ。日本の例で言うと自由民主党と民主党、などが分かりやすいのではないだろうか。与党と野党が常に対立しており、互いに抑制しあって均衡を保っている状態が最も理想的な民主主義の姿なのかもしれない。歴史的には、昔日本は武士と貴族が均衡を保っていた時代があった。また、戦後の日本では対抗勢力が無いために軍部の独裁に走ったこともあるそうだ。互いに拮抗する状態であることによって独裁を未然に防ぐことも出来るだろう。生徒会の選挙も、ライバルがいることでより自分の考えを有権者にアピールしたり、演説で自分の思いをより具体的に述べ、投票する側にとって非常に分かりやすい選挙になる事は間違いない。
 確かに、民主主義は決して万能ではない。能率は独裁に比べて悪い場合が多く、異なった政治体制を考えることもいずれは必要になるのかもしれない。しかし、皆の総意を生かして物事を決めていくことも大切だ。一人一人の意識向上を図り、全員による支配を実現させていかなければならない。民主主義は、有効投票数の中での多数決で決まるものではなく、少数意見も含め参加者全員で決めるものだ。(自作名言)我々は、形だけの民主主義を見直して、本当の意味での民主主義を守るべきなのである。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 民主主義(清書) PINK 92 123766969193
2 公園のあり方について まいう 91 119566959999
3 叱責と責任 いさせ 89 121462778590
4 言葉の文化 しんご 89 128469767592
5 周りの視線 LOLLIPOP 88 173258698186
6 神のジレンマ カエル 87 123159888684
7 世間の中で生きるということ くま王子 87 152461678484
8 公園 いすも 86 130657657687
9 私の豊かさ えひな 84 102557698089
10 叱り方 ピカチュウ 84 104856677593



2024年07月の森リン大賞 |  2024年06月の森リン大賞 |  2024年05月の森リン大賞 | 
2024年04月の森リン大賞 |  2024年03月の森リン大賞 |  2024年02月の森リン大賞 |  2024年01月の森リン大賞 |  2023年12月の森リン大賞 | 
(23年8月~23年11月未集計) |  2023年07月の森リン大賞 |  2023年06月の森リン大賞 |  2023年05月の森リン大賞 |  2023年04月の森リン大賞 | 
2023年03月の森リン大賞 |  (20年10月~23年2月未集計) |  2020年09月の森リン大賞 |  2020年08月の森リン大賞 |  2020年07月の森リン大賞 | 
2020年06月の森リン大賞 |  2020年05月の森リン大賞 |  2020年04月の森リン大賞 |  2020年03月の森リン大賞 |  2020年02月の森リン大賞 | 
2020年01月の森リン大賞 |  2019年12月の森リン大賞 |  2019年11月の森リン大賞 |  2019年10月の森リン大賞 |  2019年09月の森リン大賞 | 
2019年08月の森リン大賞 |  2019年07月の森リン大賞 |  2019年06月の森リン大賞 |  2019年05月の森リン大賞 |  2019年04月の森リン大賞 | 
2019年03月の森リン大賞 |  2019年02月の森リン大賞 |  2019年01月の森リン大賞 |  2018年12月の森リン大賞 |  2018年11月の森リン大賞 | 
2018年10月の森リン大賞 |  2018年09月の森リン大賞 |  2018年08月の森リン大賞 |  2018年07月の森リン大賞 |  2018年06月の森リン大賞 | 
2018年05月の森リン大賞 |  2018年04月の森リン大賞 |  2018年03月の森リン大賞 |  2018年02月の森リン大賞 |  2018年01月の森リン大賞 | 
2017年12月の森リン大賞 |  2017年02月の森リン大賞 |  2017年01月の森リン大賞 |  2016年12月の森リン大賞 |  2016年11月の森リン大賞 | 
2016年10月の森リン大賞 |  2016年09月の森リン大賞 |  2016年08月の森リン大賞 |  2016年07月の森リン大賞 |  2016年06月の森リン大賞 | 
2016年05月の森リン大賞 |  2016年04月の森リン大賞 |  2016年03月の森リン大賞 |  2016年02月の森リン大賞 |  2016年01月の森リン大賞 | 
2015年12月の森リン大賞 |  2015年11月の森リン大賞 |  2015年10月の森リン大賞 |  2015年09月の森リン大賞 |  2015年08月の森リン大賞 | 
2015年07月の森リン大賞 |  2015年06月の森リン大賞 |  2015年05月の森リン大賞 |  2015年04月の森リン大賞 |  2015年03月の森リン大賞 | 
2015年02月の森リン大賞 |  2015年01月の森リン大賞 |  2014年12月の森リン大賞 |  2014年11月の森リン大賞 |  2014年10月の森リン大賞 | 
2014年09月の森リン大賞 |  (2014年7~8月は未集計) |  2014年06月の森リン大賞 |  2014年05月の森リン大賞 |  2014年04月の森リン大賞
2014年03月の森リン大賞 |  2014年02月の森リン大賞 |  2014年01月の森リン大賞 |  2013年12月の森リン大賞 |  2013年11月の森リン大賞
2013年10月の森リン大賞 |  2013年09月の森リン大賞 |  2013年08月の森リン大賞 |  2013年07月の森リン大賞 |  2013年06月の森リン大賞
2013年05月の森リン大賞 |  2013年04月の森リン大賞 |  2013年03月の森リン大賞 |  2013年02月の森リン大賞 |  2013年01月の森リン大賞
2012年12月の森リン大賞 |  2012年11月の森リン大賞 |  2012年10月の森リン大賞 |  2012年09月の森リン大賞 |  2012年08月の森リン大賞
2012年07月の森リン大賞 |  2012年06月の森リン大賞 |  2012年05月の森リン大賞 |  2012年04月の森リン大賞 |  2012年03月の森リン大賞
2012年02月の森リン大賞 |  2012年01月の森リン大賞 |  2011年12月の森リン大賞 |  2011年11月の森リン大賞 |  2011年10月の森リン大賞
2011年09月の森リン大賞 |  2011年08月の森リン大賞 |  2011年07月の森リン大賞 |  2011年06月の森リン大賞 |  2011年05月の森リン大賞
2011年04月の森リン大賞 |  2011年03月の森リン大賞 |  2011年02月の森リン大賞 |  2011年01月の森リン大賞 |  2010年12月の森リン大賞
2010年11月の森リン大賞 |  2010年10月の森リン大賞 |  2010年09月の森リン大賞 |  2010年08月の森リン大賞 |  2010年07月の森リン大賞
2010年06月の森リン大賞 |  2010年05月の森リン大賞 |  2010年04月の森リン大賞 |  2010年03月の森リン大賞 |  2010年02月の森リン大賞
2010年01月の森リン大賞 |  2009年12月の森リン大賞 |  2009年11月の森リン大賞 |  2009年10月の森リン大賞 |  2009年09月の森リン大賞
2006年9月~2009年8月までの森リン大賞


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