毎月の森リン大賞
森リンの丘
新小1の生徒は、パソコン入力した人がまだ少なかったので表示は1人だけでした。
4月の森リン大賞と上位入賞者(小1の部52人中)
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●にゅうがくしき |
みーちゃん |
60 |
425 | 43 | 43 | 53 | 84 |
4月の森リン大賞と上位入賞者(小2の部92人中)
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●わたしのこいのぼり |
りまい |
66 |
397 | 47 | 44 | 57 | 96 |
2位 |
●二ひきのかわいいうさぎ |
あじさい |
65 |
496 | 49 | 43 | 62 | 84 |
3位 |
●おすもうのれんしゅう |
清良 |
65 |
317 | 38 | 49 | 62 | 90 |
4位 |
●ぼんさいの形づくり |
きもれ |
65 |
498 | 46 | 43 | 57 | 84 |
5位 |
●貝ひろい |
あみやきテー |
65 |
687 | 41 | 43 | 56 | 90 |
6位 |
●中村くんちであそんだこと |
はくし |
64 |
374 | 41 | 46 | 62 | 79 |
7位 |
●ともだちとこうえんであそんだ |
大悟せい人14ごう |
64 |
267 | 42 | 46 | 61 | 92 |
8位 |
●かていほうもん |
なりの |
64 |
737 | 38 | 43 | 56 | 92 |
9位 |
●ピアノのはっぴょう会 |
イナズマイレブン |
63 |
757 | 38 | 44 | 56 | 81 |
10位 |
●わたしのおとうと |
ルビー |
61 |
280 | 43 | 43 | 51 | 81 |
4月の森リン大賞と上位入賞者(小3の部124人中)
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●きびしい自主練習を乗りこえて |
とらたいがくん |
73 |
814 | 43 | 66 | 89 | 81 |
2位 |
●旅をする私 |
みるく |
71 |
681 | 57 | 51 | 62 | 84 |
3位 |
●また行きたいなミュージカル |
ゆこぷん |
70 |
995 | 47 | 45 | 80 | 81 |
4位 |
●生きのびるための工夫 |
なむな |
70 |
832 | 46 | 45 | 75 | 84 |
5位 |
●学校に行く道 |
かろけ |
70 |
821 | 43 | 59 | 68 | 81 |
6位 |
●学校へ行く道 |
くあゆ |
70 |
862 | 43 | 54 | 64 | 83 |
7位 |
●ひみつきちの大そうじ |
トム |
70 |
760 | 41 | 45 | 63 | 95 |
8位 |
●たびするたね、おもしろい! |
こまつな あやめ |
69 |
583 | 53 | 46 | 68 | 81 |
9位 |
●いろいろな大ぼうけん |
ちびこ |
69 |
1417 | 58 | 45 | 68 | 79 |
10位 |
●学校に行く道 |
きれむ |
69 |
471 | 42 | 53 | 65 | 92 |
4月の森リン大賞と上位入賞者(小4の部165人中)
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●ミイラ取りはミイラになる運命である |
きゅうちゃん |
78 |
996 | 49 | 71 | 80 | 81 |
2位 |
●新しくて楽しい学年 |
ゆいゆ |
75 |
980 | 46 | 51 | 66 | 87 |
3位 |
●こはくタイムカプセル |
ソード |
74 |
911 | 44 | 47 | 78 | 84 |
4位 |
●ミイラの薬 |
みらい |
74 |
879 | 47 | 49 | 73 | 92 |
5位 |
●はじめてのピーナッツ |
りすっぴ |
74 |
866 | 46 | 54 | 65 | 83 |
6位 |
●お兄ちゃん上手! |
ぷっくりん |
74 |
887 | 43 | 56 | 63 | 84 |
7位 |
●薬でないものが薬に |
かめに |
73 |
649 | 49 | 50 | 68 | 93 |
8位 |
●きけん!?ミイラ取り! |
ゆっちゃん |
73 |
790 | 49 | 45 | 62 | 84 |
9位 |
●はんぺん、お好みやき、トマトジュース |
パルキア |
72 |
720 | 46 | 47 | 68 | 89 |
10位 |
●おもしろいいたずら |
りめい |
72 |
683 | 46 | 50 | 64 | 86 |
4月の森リン大賞と上位入賞者(小5の部127人中)
キセキ的に会えるかも
まあやん
「ごめんね。私、引っこすかもしれない。」
と、聞いた私は、その声が心に何回もひびきました。
私は、引っこししてしまう親友と、ご飯を食べたり、たくさん遊びました。私が、あんまりにも引っこすことばかり言っていたから親友が、
「まだ、引っこすことは確実に決まってないよ。」
と、言っていたので私は、それを何度も何度も神様に願いました。でも、現実には、起こりませんでした。そのことは、少しどころか、一万倍ぐらい悲しくなりました。
でも何か、今もまだ近くに住んでいるような感じがします。それは、なんでかというと、親友のお誕生日が9月21日だったからプレゼントをあげたり、親友も私のお誕生日にプレゼントをくれたりするからです。それに、12月25日のクリスマスの日もプレゼントを送るのです。だからそういうのをすると、いいんだなあということが分かりました。
親友が引っこすと決まっていない時、何よりも楽しかったことは、石ひを見つけることでした。石ひというのは、石でできていて、それに文字が書いてあって、神社などによくあります。三年生の授業で、私たちは石ひを調べるグループになりました。グループは、3人いてそのうちの2人が私と親友です。
私は、荏子田という所に住んでいます。歩いていると、意外と石ひが見つかるんです。見つかると写真をとって帰るのでいす。でも、今はそのような楽しい事ができないのです。
親友と出会って何よりもうれしかったのは、友チョコをもらったことです。友チョコというのは、友だち同士で2月14日に交換するチョコのことです。親友は、神戸に住んでいるから、あげたいけどあげれないなあと、思っていたのです。すると、
「ピンポーン。たっ急便でーす。」
と、言って荷物が届きました。中身を開けてみたらチョコが入っていたので、泣きそうになりました。その時の私の気持ちは、まるでその友だちに会えたように思えました。
私のおばあちゃんの家は、広島県です。神戸からは、意外と近いので一年に一度帰省するときに、会いに行けるのです。その日は、なんて幸せなんでしょうと、いつも思います。でもそういう楽しい時間は、遊んでいる時が1秒ぐらいに感じるんでよ。不思議ですよね。それは、きっとものすこく楽しいから、1秒ぐらいと感じるのです。ほかにも旅行なども1秒ぐらいに感じます。ぎゃくに算数の授業などは、10時間ぐらいに感じます。その違いが大、大、大きらいです。本当は、ぎゃくにしてほしいのになあ。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●キセキ的に会えるかも |
まあやん |
79 |
1040 | 49 | 56 | 75 | 84 |
2位 |
●真ん中だ?! |
ホワイト タイガー |
79 |
1276 | 46 | 52 | 71 | 92 |
3位 |
●絶体絶命の時の対処法 |
メゾピアノ |
78 |
1087 | 43 | 67 | 94 | 77 |
4位 |
●くずかごには、いらないものがいっぱい |
ショコラ |
78 |
992 | 39 | 57 | 79 | 84 |
5位 |
●落ち着いて考えれば・・・ |
スヌーピー |
76 |
1320 | 44 | 55 | 70 | 92 |
6位 |
●いまの自分にできること |
なっち |
76 |
1155 | 42 | 47 | 70 | 86 |
7位 |
●忘れてはだめ! |
フックー |
76 |
1106 | 42 | 51 | 68 | 96 |
8位 |
●さよならひゅうがくん |
みすか |
76 |
855 | 41 | 56 | 68 | 96 |
9位 |
●いたずらはおもしろいがそのあとはおこられる |
笑い飯 |
75 |
778 | 43 | 65 | 76 | 74 |
10位 |
●ありがとう、先生 |
きなこ |
75 |
827 | 44 | 53 | 75 | 83 |
清書のときは、項目は入っていなくても◎になりますから、「一般化の主題」などは特に書かなくてもかまいません。
4月の森リン大賞と上位入賞者(小6の部120人中)
最高学年としての自覚。せめてこれだけのルール
みっくまっく
「私は、来年六年生!。」(書き出しの工夫)
小学校の最高学年の自覚を持つのは、かなり耐え難いものだった。六年生は、陸上記録会(体力競技)や下級生の面倒も見ることになる。その下級生の面倒のことなのだが、いま現在、下級生の世話をする六年生が少なくなっているとか。 このまえも、こんなことがあった。私が体験したことなのだが。
最高学年の一歩手前というのに、私の同級生達は、一年生らに対してとても冷たかった。このまえおおなわをやっていた時。私たち五年生はその時長縄大会に向けて力を合わせて頑張っているところだった。
「タン♪タン♪タン♪タン♪。」
そのリズミカルなテンポに合わせて私達は、バッ!バッ!と飛び去る。そこで私の友達の妃捺が、
「まるで、私達忍者みたいに早く飛び去ってるわよね!では、もっと速く抜けようよ!。」
とユーモア感がこもっている言葉を発した。(ユーモア表現)最初のうちは楽しく遊んでいたのだが、その様子を見て楽しかったのか、一年たちがよってきた。それを見てみんなは、
「はーい、ここはだめでーす。速く帰りなさーい。
一年生は入れないからね???!。
なんて述べたのだった。・・・という話だ。
私はをれに対して、厳しい現実だ。一番下の一年生が、高学年にそっけなくされているなんて・・・。まるでヒットラーのように人格を差別しているようだ。(たとえ)私らがまだ幼い頃にはその頃の高学年性たちはちゃんと面倒も見てくれたはず、小学校の伝統も守る事になっているのに、それじゃあ「恩をあだで返す」になってしまうとおもった。何故今の高学年生たちは下級生達に対してそっけないのか。だから、私はそういうふうになりたくない。そういう現実を防止するには一年生や二年生、および子供達にたくさん喋りかけたりすることが大切だと私は思う。最近は震災間近だ。そのなかで、「子供を大切にしよう(AC)」,「挨拶をして友達との輪を繰り広げよう(AC)」なんてCM(コマーシャル)が流れている。そういうこともあり、私は例のCMのように皆々とたくさん喋ったりして、ユーモア感の輪を繰り広げていくことが大切だと実感した。
もう一つ、今度は真逆によい意味の話がある。それは、そっけない態度で対応する高学年とは対照的にユーモア感を増やしている人たちがいるということだ。低学年と喋ったり、遊んだり。そういう人たちは、ちゃんとずっと前の卒業生に感謝の心を持ち、敬意を払っているんだなときが付いた。例えば、話すときなんかもこうだ。
「私は○○っていうんだー4649ね。(よろしくね)。」(ユーモア表現)とか、面白いことを話してどんどん絆を深めていくすがたを、私はとてもすばらしいことだと思った。これからもそのような長所を見つけて活きたい。
最後に私は低学年に対して思いやりや気遣いは、人間にとって100%必要であると考えた。(一般化の主張)私はこれから先、年下だからと手放すような六学年にはなりたくない。せめて相手の気持ちを考え、それに応じて優しく気遣う善人の最高学年になるように、これから努力をしていきたいと思う。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●最高学年としての自覚。せめてこれだけのルール |
みっくまっく |
82 |
1290 | 56 | 64 | 87 | 81 |
2位 |
●目標の大切さ |
りょうたろう |
79 |
1291 | 42 | 66 | 103 | 92 |
3位 |
●ジャンプ!! |
四葉のクローバー |
79 |
1091 | 51 | 70 | 98 | 81 |
4位 |
●ボケたらあかん! |
なぞのたびびと |
79 |
2432 | 47 | 59 | 95 | 81 |
5位 |
●自然環境と人間 |
まーりん |
79 |
1095 | 53 | 73 | 94 | 83 |
6位 |
●目標に向かって |
ぴょんぴょん |
79 |
1891 | 47 | 61 | 91 | 86 |
7位 |
●山&自然 |
かこちゃん |
78 |
1744 | 41 | 60 | 98 | 86 |
8位 |
●みんなの幸せを守る |
ナルニアン |
78 |
904 | 46 | 69 | 91 | 87 |
9位 |
●困ったときのこと |
みゆち |
78 |
907 | 51 | 55 | 73 | 84 |
10位 |
●目標 |
Qちゃん |
78 |
830 | 47 | 61 | 71 | 92 |
4月の森リン大賞と上位入賞者(中1の部101人中)
論理の嫌う矛盾、矛盾の寄り添う論理
トリウム
「ブー。」
ふいに大きな音がした。私と友達は音のするほうに目を向け、絶句した。なんと、先程まで乗ろうとしていたバスが近くのバス停に止まっている。友達を責めるつもりはないが、友達が臨機応変に動けないからバスにぎりぎり乗ることができなかった。私は、矛盾とは受け入れられるものだと思う。
その理由は第一に、世の中は矛盾でいっぱいで、それを全て否定していたらきりがなく、日常的な会話や行動が成り立たなくなってしまうからだ。例えば私も前にこんな体験をした。私は小学校のときは毎日、登下校で横浜市営バスを利用していた。しかし中学生になってからは友達と相談し、バスを使わずに歩くことにした。だが、いきなり通学路変えて慣れなかったせいか、中学校でオリエンテーションがあった日は、つい私達はバス停に向かって歩いてしまった。その事実に気付いたときの友達のさわぎようは、まるで目の前に火をつき付けられたかのような騒騒しいものだった。友達は何度も、「ねえねえ。やっぱまた引き返して、駅まで歩こうよ。こっちだと面倒くさいし。」と私に言ってきた。私はついに折れて、バス停から遠ざかり、来た道を引き返した。でも少し歩いたとき、例のバスが来てしまい、私達は結局損をしたのだ。こうして思いとは裏腹に、矛盾したことを行ってしまうことはよくある。もちろん一度決めたことは守らなくてはならないが、間違いを犯したときに論理に従うととんでもないことになる可能性もあるのだろう。論理を大切にしつつ、矛盾もある程度認めるのが、賢い生活の仕方だと思う。
矛盾が受け入れられる理由は第二に、世の中には浸透した慣例があり、人々がそれに流されていることが多いからだ。例えば、私もこんな体験をした。去年の春、六年生になり立ての私達が修学旅行の話をしていたときだ。ある情報通な友達が、今年の修学旅行の行き先が毎年の通り沖縄ではなく、別のところになると言った。その話はたちまち皆に広がり、皆慌てふためいたが、結局は修学旅行は沖縄に行った。この場合は矛盾とは少し違うが、世の中に出回っている論理、噂などに人は大きく左右されている。やはり、論理一筋で物事を片付けるのには無理があると私は思う。
確かに、明日は絶対晴れなのに、天気予報で明日は雨が降るなどと言うなど、明らかに間違っている情報を世の中に流すのは良くない。しかし、「悪いことそのものがあるのではない。時と場面によって悪いことがあるのである。」という名言があるように、時と場合によって論理を取るか矛盾を取るか考える必要がある。大事なのはバランスだ。でも、論理だけを信じる人が矛盾を信じるのは難しいだろう。だから、世の中が全体で時に論理を、時に矛盾を取れば私達の生活はもっと便利に効率的になるにちがいない。だから私は、矛盾は受け入れられるものだと思う。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●論理の嫌う矛盾、矛盾の寄り添う論理 |
トリウム |
87 |
1174 | 61 | 69 | 87 | 87 |
2位 |
●人のサブタイトル |
けん |
82 |
994 | 53 | 59 | 72 | 95 |
3位 |
●日本の文化 |
けん道少年 |
80 |
974 | 46 | 77 | 83 | 99 |
4位 |
●矛盾の意外といいところ |
ふっくー |
80 |
1005 | 51 | 64 | 82 | 84 |
5位 |
●ふだん私たちは、コインを |
はねペン |
80 |
988 | 49 | 55 | 72 | 89 |
6位 |
●矛盾 |
コレルリ |
79 |
1211 | 49 | 66 | 86 | 84 |
7位 |
●正しい怒り方 小学生編 |
杉下 |
79 |
921 | 46 | 58 | 77 | 90 |
8位 |
●あだ名によって・・・ |
クッキー |
79 |
950 | 48 | 61 | 74 | 90 |
9位 |
●物事を多角的に見よう |
かねめ |
79 |
883 | 56 | 60 | 72 | 86 |
10位 |
●いろいろな視点から見た世界 |
はるりん |
78 |
810 | 51 | 60 | 73 | 95 |
それぞれの段落の書き出しの1マス目が空いていないのは、ワードなどで書いたためだと思います。いったんメモ帳などにコピーしてマス目を開けてから作文の丘に送ると正しく表示されます。
4月の森リン大賞と上位入賞者(中2の部80人中)
私の物語
魔王ハデス
現在の様に個人主義が進んで来て、その生き方をある程度肯定するものにとっては、個人にふさわしい物語を持つ、あるいは作り出す必要がある。といっても誰もが そのような物語を作り出す才能があるわけではない。そのために、自分にとって必要、または、類似している物語を他人が作ったもののなかから見つけ出さなければならない。そして、自分の人生を生きるとき、死ぬときにあたって、自分の生涯そのものが世界の中で他にはない唯一の「物語」であったこと、「私」という存在の「ふしぎ」がひとつの物語のなかに収められていることに気付くだろう。自分の人生を豊かで、意味のあるものとするために、われわれはいろいろな「ふしぎ」についての物語を知っておくことが役立つのではなかろうか。
確かに、客観的な指標は大切だ。そのことによって人間には目標ができるし、努力もできる。例えば、私は学年末のテストが40人中28位だった。2年のテストでは、15位くらいを目標にしようと思う。また、それを実現させるために、今以上に予習と復習、ノートの見直しをしようと思う。このように、テストの順位という客観的指標を目標にすると、具体的でわかりやすい。達成できたかどうかも評価しやすいだろう。
しかし、同時に、人間には他人との比較では測れないものがある。例えば、人が抱く夢とか希望などの感情である。私には花粉症を治す特効薬を開発するという夢がある。私はひどい花粉症で、現在も耳鼻科に通っているが、耳鼻科の待合室はいつも混んでいる。そしてこの時期、テレビでは、毎日花粉情報を提供している。これらのことから、私と同じように花粉に頭を悩ませる人が多いのだろうと思う 。だから、特効薬を開発すれば社会の役に立つと思う。それは、他の人からみれば、非常に困難で子供っぽい夢だと笑われるかもしれない。しかし、私にとっては、その夢が自分のがんばれる理由である。また、多くの人には理解されなくても、自分の夢を信じて実現させた偉人として、シュリーマンがあげられる。彼は、トロイ遺跡を発掘し、エーゲ文明研究のもとを開いた。彼は、少年時代に愛読したホメロスの詩の中に出てくるトロイの発掘を夢見ていた。様々な人々に「トロイは夢物語だ」と言われながらも、十数年間をかけてトロイの存在を証明したのである。
このように、人間には他人との比較のなかで評価される自分と、自分自身の物語のなかで分かる自分とがある。つまり、自分の人生を有意義にするためには外と内の指標を使い分けるのが大切であり、大事なことは、その2つのバランスをとって現実の社会をたくましく生きてゆくことではないだろうか。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●私の物語 |
魔王ハデス |
87 |
1098 | 62 | 81 | 87 | 93 |
2位 |
●保守的な文化 |
織田信之助 |
87 |
971 | 61 | 82 | 83 | 99 |
3位 |
●生きる |
チェリー☆ |
87 |
1311 | 62 | 67 | 81 | 92 |
4位 |
●一段上の自分になるために |
ことのは |
86 |
1219 | 58 | 78 | 92 | 89 |
5位 |
●私 |
バービー |
85 |
1359 | 58 | 58 | 75 | 86 |
6位 |
●上条当麻 |
ヴァン |
84 |
1225 | 59 | 59 | 74 | 93 |
7位 |
●使い分け |
カモミール |
84 |
1194 | 57 | 57 | 72 | 81 |
8位 |
●自分と他人 |
なるか |
82 |
1083 | 56 | 61 | 69 | 89 |
9位 |
●長所と短所の付き合い方 |
すみれ♪ |
82 |
1088 | 54 | 62 | 67 | 89 |
10位 |
●古き物と新しい物 |
リザードン |
80 |
1037 | 53 | 73 | 88 | 84 |
4月の森リン大賞と上位入賞者(中3の部59人中)
時間に追われない生活
たけたけ
人々が時間に追われるようになったのは時計が発明されてからと言われている。昔は、太陽と共に生活していたが、テレビの画面の隅に時刻が表示されるようになったことが、時間に追われるようになった一つの理由である。このところ、金銭消費から時間消費へと関心が移ってきているように思う。しかし、残念なことに、時間への関心は、時間にとらわれないことや時間に追いかけられないことではなくて、時間の能率的、効率的な使い方に向かっているような気がする。能率的、効率的でない時間の使い方の出来るチャンスをいかにして確保するかが、多くの日本人の課題であろう。僕は、もっと、おおらかに、時間に縛られない生き方をしたい。
そのために必要なことは、まず第一に、何事かに熱中することであろう。「時がたつのも忘れて」という言葉を、昔は多く聞くことがあったが、今では、時間通りに生きている人が多くなっている。僕は、読書が好きで、よく休み時間に本を読んでいることがあるが、本を読んでいると、時間の進む速さが、まるで魔法をかけたかのように急に速くなったような気がする。この前も、勉強をしている最中に、少しだけと思って読み始めたら、いつの間にか一時間が過ぎてしまったという事があった。他にも、友達と遊んでいるときに、十分ぐらいしか遊んでいないと思っていても、いつの間にか数時間が過ぎていたという事があった。校長先生の話は、進むのがすごく遅いように感じて、退屈だが、時間がすぐに過ぎてしまうように感じる時は、とても楽しく、充実した一日を送っているように感じる。
また、第二の方法としては、ゆとりを持った社会にすることだ。現在の日本では、ゆとりを持って生活している人は少ないだろう。多くの人は「仕事だけが命!」と仕事一筋で、他のことはおざなりにしている人や、時間が出来たら違う仕事を入れるといった、ゆとりのない生活をしているだろう。しかし、もっと、人生に余裕を持って過ごしていくことで、本当の意味で人生を楽しむことが出来るのではないだろうか。現在、日本は、東北地方太平洋沖地震という未曽有の危機にさらされている。それに伴って、電力需要などの問題も起こり、計画停電が施行されている地域もある。その電力不足に対して、政府が休む暇もなく問題解決に動いている。しかし、こういった現状だからこそ、人々は、もっとゆとりを持って行動するべきなのではないだろうか。先日も、東北地方で花見が行われたというニュースを耳にした。このようなゆとりを作ることによって、人々の混乱も和らぎ、問題解決の向上へとつながっていくのではないだろうか。ただ、ゆとりばかりを作って、問題解決に取り組まなかったら意味がないのだが(笑)。
確かに、世界には大勢の人々が暮らしているから、時間通りに、規則正しい生活を送っていくことも大切だろう。時間を守らなければ、多くの人に迷惑がかかってしまうだろう。しかし、「時間を作る第一の方法は、急ぐことではなく、どこに時間を使うかを考えることである。」という名言がある。過ぎてしまった時間は二度と戻ってこない。だから、時間を気にして生きていくより、時間に追われず、自分がしたいことをすることが大切だ。僕も、時間にとらわれずに自分の人生を歩んでいきたいと思った。そのために、僕は時間に縛られない生き方をしたい。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●時間に追われない生活 |
たけたけ |
88 |
1381 | 63 | 70 | 74 | 93 |
2位 |
●原石に輝きを |
さくら |
87 |
1205 | 56 | 85 | 87 | 95 |
3位 |
●「便利」に頼らない方法 |
えみり |
87 |
1183 | 64 | 73 | 77 | 83 |
4位 |
●手足を使って |
文鳥 |
86 |
1276 | 64 | 62 | 71 | 92 |
5位 |
●時間と向き合って |
桜 |
84 |
1169 | 53 | 61 | 78 | 89 |
6位 |
●追われるか追われないか |
チョコ |
84 |
1174 | 56 | 65 | 70 | 84 |
7位 |
●一つの見方・多くの見方 |
こさあ |
81 |
909 | 58 | 67 | 72 | 92 |
8位 |
●人間らしさ |
タケル |
81 |
1042 | 49 | 57 | 70 | 87 |
9位 |
●時間との競争 |
かまむ |
79 |
906 | 52 | 65 | 76 | 83 |
10位 |
●長所 |
ドラエモン |
79 |
1655 | 64 | 48 | 53 | 83 |
4月の森リン大賞と上位入賞者(高1高2高3社の部77人中)
untitled
(^ω^#)ピキピキ
「いたっ・・・」誰もが体に痛みを感じるとこれに似たような言葉を発するだろう。そして同時に痛覚を感じた体の部位を引っ込める。これは脊髄反射で、痛みを感じてから人は「痛い」→「危ない」→「手を引っ込めなければ」というような思考の後にこのような動作を行っているわけではない。だが、現代社会においての文化にはこのような面が多々見られると言うことも確かである。
「かわいい」「きもい」「ありえない」「ぱない」等。今日の会話にはこのような“短絡的な”表現が満ち溢れているのではないか。このような多彩な意味を示す言葉をしきりに濫用し、それがすべてのように物事を進めていく。だが、これは明らかに「その場」を流すために発しているわけであろう。従って発言者はこの事象は何々であるから・・・この事象にふさわしい表現は「きもい」である、等と考えているわけではないだろう。
そのような表現方法はその人の中に非常に少ない単語とその言葉を発するパターンが書き込まれたメモがあり、それに照らし合わせ「かわいい」「きもい」「ありえない」「ぱない」等の言葉を発しているに過ぎない。これでは本当に脊髄反射的な反応であり、そしてこの発言者と聞き手の両者の間では脊髄反射的な関係が築かれているのだろう。私はこのような堕落した表現の世界ではなくもっと大きな世界観を持ちたい。
そのための第一の方法として自分なりの表現をつかんでいくことがある。少し難しいことのように感じるが、簡単なことである。分かりやすくいえば先のメモにもっと多くの単語を記録し表現手段を増やしていく、というものである。自己による表現をより豊かにするためにはそれ相応の表現を飲み込まなければならない。映画を観る、芝居を観る等と手段は多岐にわたって存在するが、やはり一番手っ取り早いのは読書をすることであろう。
最近は市場に視覚的、直感的な要素が含まれた製品がラインナップを占めている。だがこれも私は堕落した文化の延長上に存在するものであると考える。一見直感的というのは人にとって使いやすいかということを考え、恰も人の為にその製品が存在するかのように思われるかもしれない。しかし、これでは明らかに製品に人が使われている。直感的というのはつまり短絡的で脊髄反射な思考が人の頭を埋め尽くすことを示しているのではないか。。
また、第二の方法として表現を提供する側、つまりは作者・教科書編集者等が参画し、重厚な表現を提供することである。最近はゆとり教育の影響もあってか教科書にも柔らかい表現が多くなり、理解することが容易になっている。しかし、容易になった分生徒が理解するのは上辺だけで留まり、容易な理解がまた次の世代に於いての表現の短絡化を招く。これを防ぐためにも、もっと硬い表現を多く使用すべきだと私は考える。
情報化社会に対応するためか、情報という科目を学校で本格的に教えるようになっている。しかしこれは民衆が短絡的・脊髄反射的な人間でも理解できるよう情報を提示する技術を教えているに過ぎない。そしてこれもまた“短絡的な表現”の悪循環を作る一つの大きな要素ではないかとも思う。
確かに、短絡的な表現を利用することによってより高速なコミュニケーションが取れるのかもしれない。しかし、それは高速面においては力を発揮しても高速性によって失われるものが必ずある。この場合で言えば、多彩な表現があるのとないのとでは明らかに世界観を捉える能力に違いが生まれるというものである。
文頭にも書いたように短絡的な表現は「多彩な意味を示す」ものである。そしてそれは決して「多彩な」表現ではない。パターン化された幾ばくかの表現はパターンで指定された以上の表現をすることができない。これは世界観が小さくなることを示す。
私たちは、もっと大きな世界観を持つべきである。先にも書いたように情報化が進む現代において、これは反する意見なのかもしれないが、情報化が招く世界観の縮小は今この瞬間でも起きている。少し手間がかかることもあるのかもしれないが、このような短絡的な表現・簡略化された手段を少しでも無くすことでより大きな世界観を持てるのではないか。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●untitled |
(^ω^#)ピキピキ |
91 |
1727 | 67 | 82 | 84 | 93 |
2位 |
●物事は多角的に見よう! |
のんちゃん |
88 |
1824 | 62 | 87 | 93 | 86 |
3位 |
●文字とビジュアル |
えてよ |
87 |
1216 | 59 | 87 | 92 | 92 |
4位 |
●他人との触れ合い |
いすも |
87 |
1799 | 54 | 71 | 82 | 95 |
5位 |
●無知で疑問は生まれるか |
だるまー |
87 |
1381 | 56 | 73 | 81 | 93 |
6位 |
●誰にとってのゴミなのか |
さくら |
86 |
1351 | 61 | 99 | 102 | 89 |
7位 |
●何か質問はありますか? |
さえピ |
86 |
1344 | 54 | 68 | 79 | 86 |
8位 |
●本当の喜び |
ちえのわ |
86 |
1526 | 59 | 69 | 75 | 86 |
9位 |
●疑問を持つことの大切さ |
トウモロコシ |
85 |
1563 | 56 | 65 | 70 | 89 |
10位 |
●固定観念 |
ちな |
84 |
1033 | 56 | 78 | 80 | 87 |
2024年07月の森リン大賞 |
2024年06月の森リン大賞 |
2024年05月の森リン大賞 |
2024年04月の森リン大賞 |
2024年03月の森リン大賞 |
2024年02月の森リン大賞 |
2024年01月の森リン大賞 |
2023年12月の森リン大賞 |
(23年8月~23年11月未集計) |
2023年07月の森リン大賞 |
2023年06月の森リン大賞 |
2023年05月の森リン大賞 |
2023年04月の森リン大賞 |
2023年03月の森リン大賞 |
(20年10月~23年2月未集計) |
2020年09月の森リン大賞 |
2020年08月の森リン大賞 |
2020年07月の森リン大賞 |
2020年06月の森リン大賞 |
2020年05月の森リン大賞 |
2020年04月の森リン大賞 |
2020年03月の森リン大賞 |
2020年02月の森リン大賞 |
2020年01月の森リン大賞 |
2019年12月の森リン大賞 |
2019年11月の森リン大賞 |
2019年10月の森リン大賞 |
2019年09月の森リン大賞 |
2019年08月の森リン大賞 |
2019年07月の森リン大賞 |
2019年06月の森リン大賞 |
2019年05月の森リン大賞 |
2019年04月の森リン大賞 |
2019年03月の森リン大賞 |
2019年02月の森リン大賞 |
2019年01月の森リン大賞 |
2018年12月の森リン大賞 |
2018年11月の森リン大賞 |
2018年10月の森リン大賞 |
2018年09月の森リン大賞 |
2018年08月の森リン大賞 |
2018年07月の森リン大賞 |
2018年06月の森リン大賞 |
2018年05月の森リン大賞 |
2018年04月の森リン大賞 |
2018年03月の森リン大賞 |
2018年02月の森リン大賞 |
2018年01月の森リン大賞 |
2017年12月の森リン大賞 |
2017年02月の森リン大賞 |
2017年01月の森リン大賞 |
2016年12月の森リン大賞 |
2016年11月の森リン大賞 |
2016年10月の森リン大賞 |
2016年09月の森リン大賞 |
2016年08月の森リン大賞 |
2016年07月の森リン大賞 |
2016年06月の森リン大賞 |
2016年05月の森リン大賞 |
2016年04月の森リン大賞 |
2016年03月の森リン大賞 |
2016年02月の森リン大賞 |
2016年01月の森リン大賞 |
2015年12月の森リン大賞 |
2015年11月の森リン大賞 |
2015年10月の森リン大賞 |
2015年09月の森リン大賞 |
2015年08月の森リン大賞 |
2015年07月の森リン大賞 |
2015年06月の森リン大賞 |
2015年05月の森リン大賞 |
2015年04月の森リン大賞 |
2015年03月の森リン大賞 |
2015年02月の森リン大賞 |
2015年01月の森リン大賞 |
2014年12月の森リン大賞 |
2014年11月の森リン大賞 |
2014年10月の森リン大賞 |
2014年09月の森リン大賞 |
(2014年7~8月は未集計) |
2014年06月の森リン大賞 |
2014年05月の森リン大賞 |
2014年04月の森リン大賞
2014年03月の森リン大賞 |
2014年02月の森リン大賞 |
2014年01月の森リン大賞 |
2013年12月の森リン大賞 |
2013年11月の森リン大賞
2013年10月の森リン大賞 |
2013年09月の森リン大賞 |
2013年08月の森リン大賞 |
2013年07月の森リン大賞 |
2013年06月の森リン大賞
2013年05月の森リン大賞 |
2013年04月の森リン大賞 |
2013年03月の森リン大賞 |
2013年02月の森リン大賞 |
2013年01月の森リン大賞
2012年12月の森リン大賞 |
2012年11月の森リン大賞 |
2012年10月の森リン大賞 |
2012年09月の森リン大賞 |
2012年08月の森リン大賞
2012年07月の森リン大賞 |
2012年06月の森リン大賞 |
2012年05月の森リン大賞 |
2012年04月の森リン大賞 |
2012年03月の森リン大賞
2012年02月の森リン大賞 |
2012年01月の森リン大賞 |
2011年12月の森リン大賞 |
2011年11月の森リン大賞 |
2011年10月の森リン大賞
2011年09月の森リン大賞 |
2011年08月の森リン大賞 |
2011年07月の森リン大賞 |
2011年06月の森リン大賞 |
2011年05月の森リン大賞
2011年04月の森リン大賞 |
2011年03月の森リン大賞 |
2011年02月の森リン大賞 |
2011年01月の森リン大賞 |
2010年12月の森リン大賞
2010年11月の森リン大賞 |
2010年10月の森リン大賞 |
2010年09月の森リン大賞 |
2010年08月の森リン大賞 |
2010年07月の森リン大賞
2010年06月の森リン大賞 |
2010年05月の森リン大賞 |
2010年04月の森リン大賞 |
2010年03月の森リン大賞 |
2010年02月の森リン大賞
2010年01月の森リン大賞 |
2009年12月の森リン大賞 |
2009年11月の森リン大賞 |
2009年10月の森リン大賞 |
2009年09月の森リン大賞
2006年9月~2009年8月までの森リン大賞
●Online作文教室言葉の森