毎月の森リン大賞
森リンの丘
9月の森リン大賞と上位入賞者(小1の部59人中)
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9月の森リン大賞と上位入賞者(小2の部115人中)
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9月の森リン大賞と上位入賞者(小3の部123人中)
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●キャラクターブックを作ったこと |
らりこ |
74 |
648 | 47 | 69 | 70 | 87 |
2位 |
●ゴロゴロごろたとボロボロごろた |
まるち |
71 |
853 | 42 | 56 | 64 | 89 |
3位 |
●レゴで家を作ったこと |
ゆりりん |
71 |
585 | 42 | 58 | 63 | 93 |
4位 |
●すごく楽しいクレイフラワー作り |
りりら |
70 |
531 | 39 | 49 | 83 | 79 |
5位 |
●すきな事 |
ゆひも |
70 |
453 | 41 | 74 | 74 | 83 |
6位 |
●えのぐのせかい |
よりま |
70 |
607 | 46 | 50 | 65 | 81 |
7位 |
●けん玉ができる |
しげ |
68 |
844 | 42 | 47 | 70 | 79 |
8位 |
●ポケモンが本当だったら… (清書) |
るうく |
68 |
461 | 49 | 46 | 68 | 86 |
9位 |
●こわいよーみっちゃん |
わせや |
68 |
412 | 41 | 52 | 64 | 95 |
10位 |
●アルフレッドのゆいごんじょうは(感) |
らもつ |
68 |
497 | 42 | 57 | 64 | 87 |
9月の森リン大賞と上位入賞者(小4の部167人中)
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●第2章 スウィーティ のら猫時代 |
あうん |
80 |
974 | 39 | 82 | 91 | 86 |
2位 |
●スズムシの鳴き声から思うこと(清書) |
ゆきだるま |
79 |
882 | 46 | 71 | 83 | 92 |
3位 |
●ウサイン・ボルト? |
ユピテル |
78 |
663 | 48 | 79 | 88 | 80 |
4位 |
●学校の勉強よりもすきな物 |
ゆはる |
78 |
815 | 52 | 78 | 82 | 83 |
5位 |
●ギコギコトントン |
だいもんじくん |
77 |
616 | 43 | 85 | 87 | 84 |
6位 |
●音楽と国語 |
ピーターラビット |
77 |
954 | 51 | 59 | 70 | 89 |
7位 |
●友だちっていいな |
なゆは |
76 |
1287 | 42 | 61 | 76 | 84 |
8位 |
●ビーフシチュー |
イクラ |
76 |
777 | 47 | 62 | 69 | 92 |
9位 |
●家族の好物は!! |
れりか |
75 |
804 | 43 | 59 | 73 | 84 |
10位 |
●楽しい英語の勉強 |
なりせ |
74 |
718 | 51 | 62 | 64 | 89 |
9月の森リン大賞と上位入賞者(小5の部131人中)
あいさつの役目
なもい
私が鈴木孝夫さんの文章を読んで1番納得したのは、あいさつをすることによって相手を安心させることだ。このようなことが起きる理由として本文中で挙げられるのが気持ちのズレや食い違いだ。誰かと一緒にいる時は、その人の変化についていきやすし、同じ状況の下にいるのだから、自分との相互関係も分かっている。しかし、一旦離れてしまうと、その間はそれぞれ別べつの体験をすることになる。だから、気持ちのズレや食い違いが生まれてしまうのだ。また、相手を安心するという効果以外にも、相手があいさつに答えてくれると自分も安心できる、という効果も期待出来そうだ。もし自分があいさつをしても、誰も挨拶を返してくれなかったら、きっと悲しい気持ちになると思う。特に、知らない人に勇気を振り絞ってあいさつをしたのにもかかわらず、無視されたのなら、まるでテストで0点をとった時のような悲しくて悔しい気もちになるだろう。あいさつをしたのがたとえ知っている人だったとしても、あいさつを返してくれなかったら、自分が嫌われているのかと思い、心配になってしまう。みんなそれは分かっていることから、誰かにあいさつをしてもらったら、きちんと返す。確かにあいさつを返さない人もいるけれども、あいさつをすると、まるで台風一過の雲1つない青空のようにすがすがしい気持ちになると思う。あいさつはとても良いことなのだ。あいさつを返さない人も、あいさつは良いことであると知っているはずだから、その人の心も傷つくのではないか。
私たち日本人が普段使っているあいさつは、9種類あるとわたしは思う。わたしの学校では、そのうち7種類を使う。中でも1番多いのが、
「ごきげんよう。」
だ。学校の先生や用務員さん、ガードマンさんに、
「ごきげんよう!」
目上のお姉さまに
「ごきげんよう!」
下級生にあいさつされたら
「ごきげんよう!」
と、いつでもこの言葉が学校中で飛び交う。この学校出身の先生は、同窓生に会った時、今でも
「ごきげんよう。」
と言っているそうだ。わたしも、1年生の時からずっとだから、今では学校以外の場所でもたまに言ってしまう。普通は、誰かと別れる時に言う言葉なのに、いつも言うなんて不思議だと1年生の頃は思っていた。だが、いまではどうだろう。わたしには、この言葉がとても美しく、清らかなものに聞こえてくる。
あいさつとは、人と人とを繋ぐ架け橋のようなものではないかと思う。あいさつをすることによって、人と人の絆が深まり、協力し合ったり、仲良くしたりすることが出来る。みんな互いにあいさつをして、世界中で起こっている戦争や貧困がなくなってほしいと思っている。これに似たことわざに、「あいさつは時の氏神」があるが、これは喧嘩や争いごとの際に仲裁してくれる人がいたら、それに従うのが良いという意味だ。確かに、あいさつは恥ずかしいと思う内気な子も少しはいるかもしれない。しかし、あいさつほど人間を安心させ、楽しませるものはないのだ。今まで、なぜあいさつが大切なのかはっきりとは分からなかったが、今、この瞬間に分かった。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●あいさつの役目 |
なもい |
81 |
1281 | 48 | 63 | 71 | 89 |
2位 |
●よっしゃ!一番 |
らうみ |
80 |
975 | 44 | 75 | 92 | 92 |
3位 |
●北部のこと |
真田安房守 |
79 |
660 | 37 | 86 | 95 | 84 |
4位 |
●結果より成長 |
ふふふ |
79 |
1517 | 41 | 59 | 74 | 89 |
5位 |
●秋の虫取り名人 |
らこむ |
78 |
910 | 41 | 51 | 89 | 92 |
6位 |
●あいさつの大切さ |
茶太郎 |
78 |
744 | 44 | 75 | 84 | 86 |
7位 |
●幸せな犬とは |
ハナ豆 |
78 |
1242 | 47 | 54 | 72 | 80 |
8位 |
●あいさつは笑顔のみなもと |
ゆねち |
78 |
1159 | 44 | 61 | 64 | 86 |
9位 |
●窓から聞こえる秋の音 |
プリン |
77 |
818 | 42 | 59 | 77 | 90 |
10位 |
●あいさつの架け橋 |
ゆかみ |
76 |
854 | 44 | 54 | 66 | 93 |
9月の森リン大賞と上位入賞者(小6の部136人中)
文化的カプセルを破れ!(感)
くあゆ
ぼくは、文化的カプセルは日本だけのものだと思っていたのでびっくりしました。ぼくは他の人との交流が得意です。見ず知らずの人とすぐに話せ、友達になってしまいます。健康ランドなどに行くと、温泉や休憩室で同年代の子に話しかけ、いつも友達になってしまうのです。ぼくは、やっぱり同じ目的を持っている人とは友達になりやすいんだなあと思いました。最近、健康ランドで友達になった子とは、同じドリンクを買ったり、同じ場所で休んだりと一緒に行動しました。しかし、お出かけ先で友達になっても、別れは早いものです。それでも人との付き合い方がわかるようになると思うのです。
ぼくはまだ文化的カプセルをやぶるほどの経験は積んでいませんが、今所属しているボーイスカウトを続けて人との付き合い方を学んでいけば、自然と破られていくと思うのです。来年は世界ジャンボリーという、ボーイスカウトの世界的な祭典があります。世界中のスカウト達が集まるので、彼らと深く付き合いっていきたいです。人と深く付き合うということは、文化的カプセルを破る第一歩になるのだと思うからです。
お母さんもボーイスカウトに入ったおかげで団の人達と親しくなることができました。最初はぼくが一番下のビーバースカウトになった頃でした。この頃のお母さんは団の人達とあまり親しくなることはありませんでした。しかし、ぼくがビーバー隊からカブ隊に入って、お母さんがカブ隊のデンリーダーという指導者になった頃から、団の色んな人達と交流し、親しくなってボーイスカウト活動にはまっていったようです。お母さんは、
「ボーイスカウトに入っていなかったら、色んな人達と友達になれなかったんだ。入ったおかげでアウトドアが好きになったし、誠以外の子どもたちと遊んで、みんなの成長が楽しみになった。今はカブ隊の副長をしているなんて、自分でも思ってみなかったし、群馬県の知り合いが知ったらびっくりするだろうね。」
と、子どものように眼をキラキラさせながら言っていました。ぼくは、お母さんも文化カプセルを破って生き方を変えることができたんだなあと思いました。
ぼくは、人間は時には文化的カプセルを破り、色んな人と交流を深めて人との付き合い方や生き方を学んでいかなければならないのだと思いました。世界ジャンボリーでは、ぼくは現地のスカウトと、世界平和について話し合いたいと思います。今のぼくは英語がまったく話せませんが、外国人と話せるくらいになりたいと思います。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●文化的カプセルを破れ!(感) |
くあゆ |
81 |
1033 | 49 | 85 | 80 | 87 |
2位 |
●短所をカバーする長所 |
犬夜叉 |
81 |
1051 | 61 | 62 | 63 | 83 |
3位 |
●大好きな水泳 |
レモン |
80 |
1140 | 41 | 90 | 98 | 93 |
4位 |
●トップ |
らせら |
80 |
1675 | 41 | 70 | 86 | 84 |
5位 |
●縁の下の力持ち |
ゆこぷん |
80 |
888 | 57 | 65 | 74 | 81 |
6位 |
●一番はうれしい |
きなは |
80 |
937 | 52 | 66 | 74 | 81 |
7位 |
●長所、短所は自分 |
ちびこ |
80 |
1030 | 44 | 63 | 72 | 86 |
8位 |
●文化的カプセルとは |
かろけ |
78 |
752 | 46 | 67 | 83 | 93 |
9位 |
●文化的カプセルは |
ようこっぴ |
78 |
937 | 43 | 66 | 72 | 90 |
10位 |
●一番とは…… |
わつめ |
78 |
957 | 46 | 60 | 71 | 81 |
★1位の作品は要約の部分が多かったので、代表作品になりませんでした。
9月の森リン大賞と上位入賞者(中1の部101人中)
自己家畜化は必要なことである
りすっぴ
今の世の中は、平和だ。なぜ平和なのだろう。それは、社会の規律が取れているからである。人は、自らを律しルールをつくってきた。ルールがない世界は混沌とし、不安定だ。人間は、社会システムをつくり、それに参加し、自己家畜化を行うことで、平和を守ってきた。私は、ある程度の自己家畜化は必要だと思う。
その理由は第一に、すべての人が自由に気の向くままに過ごしてしまうと、社会の統率が取れなくなってしまうからだ。学校の先生が気の向くままに授業をすれば、生徒の知識の内容に偏りが出るし、電車やバスの運転手が自由に運行すれば時刻表の意味が無くなる。また、会社員が好きな時間に来て、好きな時間に帰るようでは、どんな大企業でも経営がたちゆかなくなるだろう。しかし、前例のように人々が自由ではあるけれど、とりあえず仕事してくれればまだ良い方だ。そのうち、仕事をしない人が現れてくるだろう。そうなってしまうと、社会が社会としての形を保てなくなり、不平等な社会が生まれる。つまり、社会の崩壊である。世界はまだそこまでいっていないが、私は最近一部の人の自由で不快な思いをしたことがある。あるとき、電車に乗っていると、電車が止まってしまった。何事かと思っていたら、これから停車する駅で客同士のケンカがあったことが原因だという。私は不快な気持ちになった。この電車には急いでいる人も乗っているはずなのに、一部の人の勝手で、公的機関が止まってしまったのだ。私的空間で自由に過ごそうがそれこそ自由だが、公的な場所で自由奔放に振る舞うようなマネはしてはいけないと思う。
また、二つ目の理由は規則正しい生活をすることで、一日を有効に使うことができるからだ。学校が休みの日、例えば夏休みに寝坊してしまったことは無いだろうか。私はやってしまった。昼ご飯の後に気持ちよくてつい寝てしまって、起きたらもう夕方で、勉強ができなかったということがあった。寝てしまったのは、前日に早く寝なかったせいなので、規則正しい生活をおくっていれば、こんなことはなかったはずである。
確かに、人間には自由にすごす時間も必要だ。しかし、『人はその制服の通りの人間になる』という名言もあるように、私たちは、社会システムの中に入り、システムに従って生きていくことで、社会の一員として生活していくことができるのだ。自己家畜化を行うことで、自身を守り、社会システムが運営できている。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●自己家畜化 |
わにせ |
88 |
1050 | 62 | 84 | 87 | 93 |
2位 |
●自己家畜化は必要なことである |
りすっぴ |
84 |
1005 | 59 | 72 | 75 | 93 |
3位 |
●短所は長所 |
みはあ |
81 |
990 | 56 | 70 | 71 | 89 |
4位 |
●自由へ |
とうがらし |
80 |
848 | 54 | 72 | 72 | 92 |
5位 |
●人間革命 |
まりて |
79 |
766 | 56 | 77 | 75 | 80 |
6位 |
●コミュニケーション |
きろせ |
76 |
856 | 57 | 57 | 61 | 84 |
7位 |
●自己家畜化のルール |
リリー |
75 |
825 | 44 | 58 | 68 | 90 |
8位 |
●言葉の限界 |
たかく |
75 |
759 | 47 | 58 | 68 | 90 |
9位 |
●ルールを守れば |
らころ |
75 |
784 | 49 | 54 | 64 | 90 |
10位 |
●言葉に頼らずコミュニケーション |
ちやく |
75 |
756 | 48 | 61 | 62 | 93 |
9月の森リン大賞と上位入賞者(中2の部54人中)
個人か集団か
くるる
「じゃあ、1つ目の候補が良いと思う人、手を挙げてください。」
中学一年の最初の学活で、私達一年B組のクラス目標について話し合った。この時間に決めた委員長と副委員長が進行を進めてくれている。このような場面では、個々の意見が飛び交う。個人の自立か相互の助け合いか。外国的考えか、日本的考えか。私達はこれから世界に通用できるような社会にはどのような考えを持ったらいいのだろうか。
確かに、個人の力や対等な関係を認める実力を意識した社会が良いという意見がある。日本人は、他の国の人と比べると遠慮がちで例えば学校で目立つクラスメイトが言った発言通りに物事が進むことは当たり前のように私は思う。しかし、私の学校は特別で何でも自分が思ったことをズバズバ言う外国人がたくさんいたり、帰国子女の子では外国の思想と日本人の思想を理解し切っている人が多くいる国際学校だ。今では外国人がいるということで、日本人の私達でも発言力は外国人に負けないくらい成長した。発言しないと色々問題が起こる方向に行ってしまうと日本人の私達が気付いたのは、入学式して間もないころに決めた「クラス目標」であった。最初は、みんな学校生活にも緊張感があったくらいなので遠慮していた。その中でも、一部の外国人の子は緊張や遠慮さは見られなかった。クラスの目標を決めるときにはその一部の子が自分の思い付いたことをポンポン言いだした。思い付いたことを何でも言ってしまっていたので思い付いたことを言っているのでおかしな方向に進んでいってしまい、日本人は真面目な意見を考えて発言し始めた。黒板は一気に埋まってしまい、多数決を取ることにした。何しろ、候補数が多すぎるため票数がゼロのものからどんどん消していった。そろそろ手を挙げるのが痛くなってきたころにやっとひとつに絞り込めた。もうその頃は予定を一時間もオーバーしてしまった。このように、私達現代日本人も外国的考えで行動を取ることは簡単にできる。多くの日本人に足りない要素の一つ「行動力」は、外国人の良さを見習うべきだ。
しかし、年功序列・男尊女昇の日本的考えの方が波風が立たないという意見がある。私達の社会では、上の人に従うあるいは優先する。それは中学生の私達にまで広がっている。先輩・後輩の関係だ。よく考えたら一つや二つしか年が違わないのに先輩を優先的に考えて行動しなくてはならない。そうしなければ、怒られる。私の学校や部活では上下関係もあまり関係なく、仲が良い。しかし、先輩・後輩もちゃんとあって、私が所属している部活「吹奏楽部」では六年次の先輩が曲決めをしたとき
「アルヴァマー序曲がしたいなぁ。」
などと一言もらすと必ずと言って良いほどその曲が選ばれる。相手の人を尊敬したり、優先したりすることはいいことだ。しかし、厳しくし過ぎるのもよくないと思う。適度な上下感覚が良いと思う。
個人の実力を意識をした社会も良い。日本的考えを中心とする考えも良い。しかし、いちばん大切なのは、現代日本人と世界に合った日本へ日々進歩させて行くべきだ。しかし、「すべてに効くという薬は、何にも、たいして効かない。」という名言があるように、どこの世界にも通用する日本は、どこも国にも通用しない。日本と言う国であるからには日本らしさを残さなければ日本は日本でなくなるからだ。これから私は、個人の自立か相互の助け合いか、外国的考えか日本的考えかどのようにして日本は内面的に進化していけるのか考えていきたい。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●個人か集団か |
くるる |
83 |
1442 | 52 | 93 | 93 | 89 |
2位 |
●私の生き方 |
オラフ |
82 |
1457 | 49 | 68 | 66 | 84 |
3位 |
●自分ひとりでなく、他人の意見も! |
らふま |
79 |
984 | 56 | 61 | 61 | 92 |
4位 |
●Give and Take |
紫電改 |
77 |
824 | 48 | 84 | 75 | 81 |
5位 |
●自分の考えを持つことは |
海太郎 |
77 |
906 | 53 | 56 | 62 | 83 |
6位 |
●相対的と絶対的 |
おまな |
74 |
809 | 49 | 57 | 66 | 77 |
7位 |
●行動 |
ブロッコリー |
73 |
685 | 47 | 61 | 61 | 89 |
8位 |
●一人でも、みんなでも |
しゅわきち |
72 |
614 | 46 | 59 | 69 | 79 |
9位 |
●私の長所と短所 |
わえふ |
68 |
598 | 43 | 52 | 58 | 77 |
★1~3位の作品は要約の部分が多かったので、代表作品になりませんでした。
9月の森リン大賞と上位入賞者(中3の部41人中)
自然と共存するために
りょうたろう
「うわぁ、虫がめっちゃいっぱいおる。玉虫がエメラルドグリーンできれいやな。」
僕は、普段より大きな声で言った。夏真っ盛り、奈良県生駒山で僕達一行は、頂上を目指していた。
僕は、自然を身をもって体験する生き方をしたい。そのためには、どうすれば良いだろうか。ここで、二つの方法が挙げられる。
その方法は第一に、積極的に自然と触れ合う機会を持つことだ。例えば、僕は小学生の頃、キャンプや自然体験学習に頻繁に参加していた。小学校でその種の案内がされる度に、母に申し込みの手続きを頼んでいた。中でも最も印象に残っているのが、小学三年生のときの自然体験学習である。僕達は生駒山を訪れ、生物の観察をした。そこには多種多様な生物が存在していた。僕は、自然というものは、こんなに多くの生物によって成り立っているのかと感銘を受けた。また、今迄それに気付かず暮らしてきた自分を内省した。意識して見ると、生駒山には様々な生物の鳴き声が、まるでオーケストラのように響いていた。僕はそれ迄何度も来たことがあったが、初めて本当の生駒山に出会った気がした。この体験から僕は、積極的にこのような取り組みに参加することで、普段できない貴重な体験ができることを知った。
第二の方法は、自然を身をもって体験できるように、環境を整えることだ。例えば、僕達が身近に自然を感じられる場所として、公園や河川敷が挙げられる。しかし、その公園や河川敷は、最近有料であったりしてなかなか自由に使うことができない。自然体験学習なども、もっと回数を増やし、より多くの人が参加すべきだと思う。なぜなら、現代では多くの育ち盛りの子供が、ゲームやインターネットなど人工的な室内での遊びをしており、身体を動かしたり自然に接することが滅多にないからだ。
皆さんは、生物学者の南方熊楠という人物をご存知だろうか。彼は、和歌山県田辺市にある神島という無人島を保護する運動を行った人物だ。彼は神島にいる貴重で珍しい植物を愛し、神島を「生物の宝庫」と迄呼んだそうだ。彼の運動のお陰で、神島は現在天然記念物に指定され、多くの人が訪れている。自然を保護することは、そこに住む生物を守るとともに、多くの人に自然と接する機会を与えることになる。僕は、自然を守り、自然と触れ合うことにもっと多くの人が関わるべきだと感じる。
確かに、身を持って自然を体験することに拘らず、自然について書かれた優れた書物を読む方が、多くの知識や考えを得ることができ効率的だという意見がある。しかし、自然と共存する上で最も重要なことは、自然についての知識や考えではなく、自分が自然の一部であると自覚し、自然を尊ぶ心を持つことでる。だから僕は、そういう心を養うために自然を身をもって体験する生き方をしたい。これから僕は、忙しい時でも、自然と接する機会を持ち、自然の美しさを忘れないようにする。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●自然の一員として |
アルセウス |
88 |
1207 | 59 | 71 | 85 | 90 |
2位 |
●自然と人間の共存 |
いなりずし |
87 |
1414 | 58 | 72 | 77 | 84 |
3位 |
●地球との調和 |
四葉のクローバー |
84 |
1128 | 54 | 71 | 80 | 90 |
4位 |
●自然と共存するために |
りょうたろう |
81 |
1197 | 51 | 98 | 93 | 87 |
5位 |
●地球との調和 |
ぎんぎつね |
81 |
915 | 58 | 68 | 72 | 93 |
6位 |
●『存在するものには、良いとか悪いとかを言う前に、すべてそれな |
Ivy☆ |
80 |
1238 | 49 | 82 | 96 | 83 |
7位 |
●支え合って |
かこちゃん |
80 |
1016 | 44 | 72 | 82 | 81 |
8位 |
●自然の恵み |
にゃーみ |
79 |
931 | 44 | 70 | 83 | 89 |
9位 |
●清書 |
ゆけい |
78 |
862 | 43 | 66 | 78 | 87 |
10位 |
●菱餅と綿菓子 |
Qちゃん |
78 |
830 | 56 | 69 | 74 | 79 |
★1~4位の作品は要約の部分が多かったので、代表作品になりませんでした。
9月の森リン大賞と上位入賞者(高1高2高3社の部150人中)
未来のために
クッキー
私たちは高齢化社会を前向きにとらえ、プラス面を生かしていくべきだ。
第一の方法としては、高齢者の知恵から多くを学ぼうとすることだ。お年寄りの方は人生経験が豊富だ。それぞれの時代を生きてきて長い人生を歩んできているわけだ。私は祖母からよく料理の事について話を聞く。漬物のつくり方やものを腐らないようにするための方法などを話してくれる。また、祖父からも習字や折り紙、物を一から作る事など小さい頃から話されている。そこには、生活の知恵や祖父母の人生の中で経験したことがたくさん含まれているようで、私は関心を持った。また、祖父母が子供の頃の時代調査という形で、私が学校から宿題を出された時には、食べ物や生活用品、社会などあらゆる事を教えてくれた。彼らは物事の理念を良く知っていて、大きな視野に立っている。私は、昔の人の応用力、生きる知恵に感動しながらも今の自分が情けなくも感じた。便利な事ばかりが増え、楽をしている私たちだが、昔の考えや知恵から学べることはたくさんある。
第二の方法としては、高齢者が活躍できる場、世代間の交流が図れる様な施設整備を進めていく事だ。地域で集まった時に、採用される意見はほぼ若者が考えた意見だろう。高齢者が参加したとしても若者とどうしても意見が食い違い、時代に合うような若者の考えが通ってしまう事も少なくは無いと思う。しかし、個々の考えを聞き、それぞれの良い部分を抜き出し合わせるという事も出来なくはないだろう。高齢者も若者も住んでいる地域であったらなおさら双方の意見をお互いが尊重していくべきだ。そのためには、若者も、高齢者のための住みやすい地域づくりをしなければならない。気持ちよく世代間の交流をして、お年寄りの方から様々な知恵や力をいただき、現代に活用していく必要がある。
確かに、高齢化社会は、それを支える若い世代の経済的な負担を増加させるといったマイナス面はある。しかし、「高齢化とは、単に高齢者が増えることではなく、我々の寿命が延び人生経験が増え未来に貢献できることだ。」というように、プラス面を掘り起こしていくような明るさを持つべきだ。高齢化の背景には、社会、経済の発展や、医療、科学技術の発展などがある。そのため、私たちの健康でいられる期間は増え寿命が延びる。すると、私が祖父母に教わったように、私の人生経験や知恵を未来のために語り告げることが出来るのだ。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●真の知識 |
はるりん |
87 |
1588 | 56 | 86 | 82 | 87 |
2位 |
●情報と知識 |
まりあ |
86 |
952 | 69 | 81 | 82 | 90 |
3位 |
●もめ事の解決法 |
ポケット |
86 |
1154 | 74 | 63 | 74 | 90 |
4位 |
●お年寄りの知恵 |
カツ丼 |
84 |
1275 | 53 | 101 | 96 | 99 |
5位 |
●未来のために |
クッキー |
83 |
1006 | 53 | 68 | 75 | 95 |
6位 |
●欧米化? |
ことのは |
82 |
1078 | 57 | 100 | 103 | 86 |
7位 |
●本質を見極める目 |
はるかぜ |
80 |
1366 | 57 | 121 | 105 | 97 |
8位 |
●判断の能力 |
己の染色体 |
80 |
906 | 51 | 61 | 71 | 96 |
9位 |
●自国文化をよく知ろう |
きらり |
79 |
933 | 48 | 87 | 82 | 86 |
10位 |
●もめごとの解決方法 |
ジェネラル |
79 |
842 | 51 | 85 | 78 | 93 |
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2006年9月~2009年8月までの森リン大賞
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