毎月の森リン大賞
森リンの丘
9月の森リン大賞と上位入賞者(小1の部30人中)
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9月の森リン大賞と上位入賞者(小2の部79人中)
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9月の森リン大賞と上位入賞者(小3の部107人中)
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●やっぱり自分で作った料理がおいしいな |
織田信長 |
69 |
601 | 38 | 47 | 66 | 90 |
2位 |
●9月22日の飲茶 |
あおいゆ |
64 |
383 | 38 | 51 | 63 | 80 |
3位 |
●9月4週「プールに行った」 |
ひさ |
51 |
43 | 37 | 43 | 43 | 53 |
9月の森リン大賞と上位入賞者(小4の部115人中)
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●ファッションが好き |
あえのは |
76 |
846 | 44 | 63 | 77 | 79 |
2位 |
●家族のきょう通していること |
マカロンピョン |
76 |
738 | 49 | 63 | 70 | 84 |
3位 |
●くじけない心 |
プリエ |
72 |
1050 | 49 | 46 | 66 | 84 |
4位 |
●はじめての・・・ |
あやポケ子 |
71 |
545 | 46 | 62 | 68 | 84 |
5位 |
●ぼくは水泳がすきなんだよ |
チーバクん |
70 |
476 | 44 | 58 | 76 | 93 |
6位 |
●はしがとまらないチーズダッカルビ |
金メダル |
70 |
498 | 44 | 52 | 68 | 90 |
7位 |
●ほめられるのはうれしいものだ |
あいねわ |
70 |
618 | 46 | 51 | 60 | 90 |
8位 |
●バスケットボールゲームを作ったこと |
ああゆみ |
70 |
683 | 44 | 49 | 59 | 81 |
9位 |
●とうぞくはどんな人? |
はると |
69 |
589 | 43 | 46 | 59 | 87 |
10位 |
●ぼくが好きな体育 |
ネモ |
68 |
452 | 44 | 58 | 56 | 97 |
9月の森リン大賞と上位入賞者(小5の部133人中)
誰だってライバルがいる
紫式部
「安里さんの作品が選ばれました。こないだ書いた絵です。的あてです。」
一年生の時、担任の先生にそう言われた。その時の私は(え~そうなんだ。それは当たり前。当然でしょう。どうせみっくんに勝てただけでしょう。)と思った。
そのままと思い続けていたら、先生が、
「安里さんの作品が選ばれたから運動会で表しょうされるからね。」
と言ってきた。
運動会当日になった。先生に呼ばれると、みんなが私を見て手をぱちぱちと拍手をしてくれる。わたしは、なんでこんなんでぱちぱち拍手をされたり表彰台に立てるのだろう、と思っていたら、なんと先生がいる台の上までよじ登ってしまったのだ。そこでみんながアハハハ、と、母たちまでもがわらった。すぐに戻り普通に正して、賞状をおもらった。
的あて板を見ると、しみじみ、こんな賞をもらえたのか、と実感する。始め、的あて板のサイズを知らなくて、アーチェリーの的くらいに思って応募していた。それが、大きくてびっくりした。サッカーのゴール二つ分くらいのサイズである。置かれた場所は校庭の真ん中、校門の真ん前だ。デザインは、チェリーサイズと思っていたので数字を書いてみた。その回りには動物やひよこなどを明るさをイメージして書いてみた。すべての先生が賛成をしてくれたそうだ。母は私の作品が選ばれたとき、「へえ、そうなんだ。おめでとう。」と言ったものの、サイズも小さいと思っていたし置かれる場所も校庭の隅だと思っていたので、実物を見てびっくりしたそうだ。的あて板がべニア板でできていたので、所どころはげていた。その三年後、校長先生の提案で耐久性の高い板に交換され、デザインを校長先生が大変気に入ってくれたので、そのまま書き写してくれた。学校のお父さんたちが集まったグループ、おやじの会で何時間もかけてペンキ塗りをしてくれた。今では、その的あて板は、学校ある樹齢140年以上の大切にしているシンボルツリーであるきんもくせいの木と同じくらいに人気があり、クラス写真を的あて板の前で撮影していているクラスが多い。これから先もそうであることを願う。
祖母が足が速くてみんなびっくりしていたそうだ。先生も早いと認めていた。だから陸上部にかんゆうされて陸上部に入ったそうだ。祖父は何でも一番でスポーツ、歌、勉強も得意だったそうだ。しかしそれはライバルがいたからと言っていた。ライバルがいたから一番になれたそうだ。まるで天国に行ったみたいにいちばんがうれしかったとも言っていた。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●誰だってライバルがいる |
紫式部 |
80 |
1035 | 42 | 70 | 88 | 84 |
2位 |
●お菓子のために頑張るぼく |
毛利元就 |
79 |
889 | 42 | 68 | 76 | 90 |
3位 |
●一番になりたい人となりたくない人 |
わのき |
79 |
955 | 53 | 57 | 69 | 87 |
4位 |
●一番の愛 |
m u m u |
78 |
772 | 42 | 67 | 89 | 83 |
5位 |
●おそいあしとようしゃべる口 |
ああての |
78 |
999 | 41 | 64 | 79 | 83 |
6位 |
●秋の虫のシンボルは? |
あいめえ |
75 |
728 | 49 | 55 | 70 | 89 |
7位 |
●やったぜ一番 あーあ一番 |
苦ちゃん |
72 |
643 | 43 | 57 | 67 | 84 |
8位 |
●殺し屋ではなく…。 |
あえるら |
68 |
428 | 47 | 48 | 63 | 92 |
9位 |
●清書 |
あいゆう |
67 |
561 | 48 | 48 | 51 | 87 |
9月の森リン大賞と上位入賞者(小6の部114人中)
短所で長所
ホームズ家の末裔
よしまずは長所から・・・・・と思って手が止まった。僕って真面目な長所あるのだろうか。長所があるのだったら何かしら活躍して、少しは友達できるはずだ。まあ友達は関係ないのだが。それで僕は短所しか思いつかない。だから先に短所を書こうと思う。
僕の短所は大量にある。たとえば、集中力がない。とか、周りが見えないなどだ。いまはこの2つしか出していないが、実際にはあと百個ぐらいある。集中力がないせいで自分が痛い目にあったことは何度もある。課題が終わらなくて徹夜してやったり、自分だけ学校の課題が終わってなくて、怒られたり・・・いいことない。短所だから当たり前だが、いいことない。周りが見えなくて痛い目にあったこともある。人とぶつかってすごい睨まれたり、電車で乗り過ごしたとか・・・・・これもいいことない。でもこの2つで一番嫌だったのは、学校に行く途中で知らない男の人にぶつかって、「ぶつかるんじゃねえよボウズ」って言われて睨まれて、誤ってその場は離れたがそのせいで遅刻してしまい、授業に遅れてただでさえ終えるのが遅い課題なのに余計に遅く終わったということだ。こういうこと多いから忘れていたが、思い出したくなかった。
自分では長所が見つからないから、本で長所と短所について調べてみた。するとある一文で目が止まった。「大体は長所と短所というのは向かい合わせになっている。」これはみんな思っていることだというのは後で知ったことだが、それで考えてみると驚くほどの長所が見つかった。それはそうだ。短所があるぶん、長所があるのだったら短所がすごい量の僕は長所がすごい量あるということだ。よしと思って僕は調子良く書き始めた。
さて、僕が長所として見つけたのは、周りが見えないという短所の裏返しの長所だ。周りが見えないということは周りを気にせずでっかいことができるということだ。そう考えるとそれが生かされたのだなあという場面が一つ思い浮かんだ。それは運動会だ。運動会で僕は応援団長という大役をやって優勝した。これってでかいことなんじゃないかなと思う。さっきいいことないと書いたが、修正する。やっぱいいことあった!
書きながら気づいたことが4つある。1つ目が経験から、長所が見いだせるということだ。僕の場合は口より先に手が出てるから短所が見つかりやすいんじゃないだろうか。2つ目が長所から短所が見いだせるということだ。たとえばいつでも人と話せるという長所があったら、空気が読めないという短所にもつながるだろう。3つ目が長所にできない短所を見つけたということだ。短所で出てきた集中力がないということはどう考えても長所にできないような気がする。つまり集中力は鍛えるしかないということなのではないだろうか。そしてあとの一つは長所と短所が同じならそれは長所と短所、という名前ではなく個性、という名前に変わるのではないだろうか。
短所は長所で長所は短所この個性というものは人によって違う。個性は、短所として出るか、長所として出るかわからない。僕が思うに、個性っていうのは、タイミングが必要だと思う。孫子の兵法で、「鷲鳥の撃ちてきせつに至る者は節なり」という一節がある。簡単に言うと、勢いも必要だが、タイミングも必要だという意味である。
例えば、鬼ごっこである。足が速いというのが長所だとしても、うおぉ?って突っ込んでいっても、挟み撃ちで捕まってしまうかもしれない。それは足が早くても、それが無駄になってしまっていだろう。しかし、挟み撃ちで来るというのを考えて、鬼を引き込んだあと、本気で走れば捕まらずに住んだかもしれない。それは、長所として役に立っているといえるだろう。
たしかに勢いだけで行っても短所になるだけだ。僕はタイミングを図るのが苦手だ。だから、タイミングを間違えて、短所の方ばっかになってしまうのだろう。次からタイミングを図って思いつきじゃない考えた発言をしなきゃなあと思いながら、僕は友達に考えず、思いつきでギャグを言った。うけなかった。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●短所で長所 |
ホームズ家の末裔 |
85 |
1665 | 58 | 63 | 77 | 84 |
2位 |
●失敗から成功まで |
らはよ |
80 |
975 | 58 | 55 | 68 | 86 |
3位 |
●僕の長所と短所(改) |
あきつぐ |
79 |
1227 | 49 | 71 | 94 | 90 |
4位 |
●一番はいいこと |
リンゴアイス |
79 |
1011 | 43 | 84 | 76 | 80 |
5位 |
●一番になったこと |
ピンクレモン |
76 |
921 | 44 | 61 | 69 | 77 |
6位 |
●全ては役立つ! |
スライム |
76 |
776 | 53 | 61 | 68 | 86 |
7位 |
●個性 |
E231系500番台 |
76 |
847 | 51 | 55 | 67 | 87 |
8位 |
●文化的カプセル |
あうみか |
75 |
836 | 43 | 56 | 69 | 87 |
9位 |
●私の苦手な事、とくいな事 |
さとタン |
74 |
823 | 54 | 46 | 63 | 81 |
10位 |
●役に立たないものはない |
たくま |
72 |
631 | 48 | 55 | 62 | 90 |
1位・2位の作品は要約の部分が多かったので代表作品となりませんでした。
9月の森リン大賞と上位入賞者(中1の部68人中)
アイデンティティとは
ああるそ
私は、否定的な形でアイデンティティを確立するよりも他者との関係からアイデンティティを確立する方が良いと思う。
その理由は第一に、他人との関係の中でアイデンティティを確立させようとすると自分の自信につながるからだ。以前、陸上の授業で五十メートル走をした。陸上が得意な私は五十メートルがクラスで一番速く、体育祭の時には同じリレー選手で僕よりも足が速かったライバルに勝つことができた。五月にあった体力テストに比べて〇・四秒もタイムが縮まり、雄叫びを上げたくなるほど嬉しかった。そんな時に友達が、「なんでそんなに速いの?」と私に言ってきてくれた。そのため、私は嬉しさが倍増し、これからも頑張ってクラスの一位を維持しようと思えた。やはり、他人に認められたり期待されたりするということは自分の心に火をつけるものだと思う。このような連鎖がずっと続いていけば上を目指して通常の何倍も頑張れるし、自分自身の成長につながっていくのだろう。
そして、他者との関係からアイデンティティを確立すべき第二の理由は、否定的な形を使っても何も変わらないからだ。否定的な形はいくらでもできてしまうし、自分に成長があるわけでもない。例えば、「私は勉強が大嫌い」といえば勉強が嫌いなら別にやらなくても楽な道へ進める、となることは間違っている。それに対して他者との関係からアイデンティティを確立すれば、自分の中での発展につながると思う。私が特に成長すると思うことは自信を持てるようになるということだ。自信を持てれば、きっといろいろなことに挑戦していくことができる。だから、自分を確かめる否定的な形を使うよりも、自分らしさを自ら探し出していくことで、自己の成長につながっていくのではないだろうか。
確かに、否定的な形でアイデンティティを確立する方が簡単である。しかし、「短所をなくすいちばんよい方法は、今ある長所を伸ばすことである。」という名言があるように、他者との関係の中でアイデンティティを確立していく方が絶対に良い。そうすれば、自分の成長につながっていき、また、前向きな気持ちになれるはずだ。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●平穏は悪 |
らよあ |
86 |
1080 | 59 | 84 | 80 | 87 |
2位 |
●何ごとぞ花見る人の長刀 |
政宗 |
85 |
1026 | 57 | 70 | 79 | 96 |
3位 |
●アイデンティティとは |
ああるそ |
78 |
882 | 53 | 59 | 66 | 89 |
4位 |
●ルールを守ること |
あうさよ |
77 |
828 | 48 | 70 | 77 | 86 |
5位 |
●自己家畜化の必要性 |
ちひろ |
77 |
807 | 54 | 66 | 63 | 89 |
6位 |
●アイデンティティ |
ああおよ |
76 |
858 | 44 | 62 | 65 | 95 |
7位 |
●アイデンティティ |
らあき |
76 |
904 | 56 | 62 | 61 | 84 |
8位 |
●「自分」を持つには |
らるせ |
76 |
959 | 53 | 59 | 60 | 79 |
9位 |
●オールマイティー |
あおいと |
75 |
785 | 53 | 58 | 65 | 84 |
10位 |
●お花見最高 |
らきひ |
74 |
648 | 48 | 65 | 81 | 74 |
1位の作品は要約の部分が多かったので代表作品となりませんでした。
9月の森リン大賞と上位入賞者(中2の部58人中)
思考・判断・行動
サーサ
人間はもともと他人依存になりやすいという意見がある。確かに、自分で判断し決断することは、責任感が増し、大人への一歩となるという意見がある。例えば私も、決断を求められたことがあった。それは、会議のときである。周囲の意見に流されることなく、自分で考え、自分で出した結論を述べることは大切だ。また、それに従って行動することも大切だ。何か物事を決める際に、自分で判断すれば後悔もしないだろう。人に頼らずに自分から進んでやったときは、たとえうまく行かなかったときでも充実感を得られるものだ。歴史を切り開いてきた人も皆、最後は自分で判断し決断していった人達だった。進路もそうである。自分の生き方に責任感がないと進むべき方向を決めかねる。たぶん小さい子供のうちから指示されているから大学生になっても指示されることに慣れてしまうのだろう。やがて就職活動の時期になると、自分で判断できないため、かえって困ってしまう。総じて他人依存になると自分との勝負ができないのだと私は思う。それだと、災害による交通機関の乱れや、家屋の倒壊が発生した場合等に、手元に手引書がないと動けなくなってしまい自助がなりたたなくなる。それどころか、毎日の生活にも欠陥が出てくる可能性が高い。仕事の押し付け合いや、意欲のなさ。そういうところが、今の若者の自分で判断して主体的に行動できない現実を顕著に示しているのではなかろうか。そうだとすれば、主体性がないことにより協調性をも失くす、という状況までに発展していくのではなかろうか。だからこそ、今の時代には自分で判断し、主体的に行動することが求められると私は感じる。
しかし、他からの指示を聞いてその通りにすれば楽安心だという意見もある。指導者の指示によって動きやすくなる。説明書を覚えることにより、素人でも働くことができるのである、また、この方式では他人の意見を取り入れることができる。これは大切なことである。自分一人の考えに固執することなく、他人の意見に耳を傾け、良いと思った意見はどんどん取り入れていくことも大切だと私は思う。色々な人の意見を聞くことで、視野が広くなり新たな発見もあるだろう。例えば私も、話し合いなどでは、他人の意見を聞くことでとても新鮮で、物事を広い視野から見ることができる。他からの指示を逆に聞かないと、我流になり回り道になる。それでは新しいことを導き出すことは出来なくなってしまう。したがって、人の話を聞くことが重要なのだ。よくわからない苦手なことは、まず他の人の意見や常識を参考にして進めることが肝要である。これは、他の人の意見を聞くことで自分の糧として学んでいくということだ。そうやって、人と人が関わりあって、、社会というものが構成されているのではなかろうか。人は昔から集団行動で生き残ってきた。だから、今も協力して行動することが必要なのだと私は、感じる。
実力を主張するのも良い。周りとの調和を求めるのも良い。しかし、一番大切なことは、一度決めたことを最後までやり遂げる忍耐力を持ち、厳しい社会を生き抜いていくことだ。「人間というものは、結果から事のよしあしを判断する。」という名言があるように、成果が上がらなければ、意味がないのだ。これから私は、自分の信念を曲げずにやり通し、周囲の意見にもしっかりと耳を傾けたい。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●自立心と共同心 |
あいあき |
88 |
1361 | 61 | 87 | 83 | 89 |
2位 |
●思考・判断・行動 |
サーサ |
88 |
1379 | 67 | 76 | 76 | 89 |
3位 |
●絶対的、相対的、それぞれの大切さ 清書 |
あうそら |
84 |
1162 | 66 | 64 | 68 | 86 |
4位 |
●相対的評価と絶対的評価 |
あうそよ |
80 |
929 | 48 | 73 | 69 | 95 |
5位 |
●心を強く |
吉岡龍一 |
79 |
809 | 51 | 92 | 89 | 79 |
6位 |
●判断 |
なっち |
79 |
829 | 52 | 68 | 67 | 102 |
7位 |
●未来のために |
あえあく |
77 |
1037 | 44 | 70 | 62 | 84 |
8位 |
●絶対かもしれない (清書) |
リヨーシャ |
76 |
645 | 44 | 80 | 79 | 87 |
9位 |
●みえるものと見えないもの |
ゆり |
75 |
821 | 46 | 70 | 70 | 84 |
10位 |
●やり遂げる |
らよろ |
75 |
825 | 49 | 56 | 63 | 86 |
9月の森リン大賞と上位入賞者(中3の部37人中)
自ら窮地を選べ
れりか
私は何事も自分の身をもって体験することで成長していきたい。
その方法としては第一に人間に接する機会を積極的に増やしていくことだ。私は自分に自信がなく引っ込み思案だったが、ある人を見て少しは変われた気がする。その人は同じクラスですごく目立つ。多分、いつも笑顔な明るい性格と誰にでも優しいところが人を寄せ付けるのだと思う。私はその人に憧れ、あんな自身に満ち溢れた笑顔の毎日を送りたいと思った。そのためにはまずこのネガティブ思考を月っ飛ばさなくてはならないと、同じクラスのこと朝にあったら目を合わせて笑顔で挨拶する、といった小さなことから始めてみた。すると返してくれる笑顔を見るのが嬉しくなって、もっと人と関われることをと探しては実践した。そうしていくうちに自信がつき、自ら人に話を振ることもできるようになった。このように自分の性格を良い方向に変えるのは困難だが自身の成長のために人と直接関わりあっていくことでそれを乗り越えれば、その達成感は中身の詰まった忘れないものとなる。次の成長につなげるためには直接的な行動を自ら選ぶことが大切だ。
また第二の方法としては子供を制限しすぎるのではなく様々な体験をさせることだ。その中であえて失敗させて責任や配慮を覚えさせることが大切だ。私は、小さい頃はアウトドア派で夏になれば蝉取りに遠い公園まで行くほどだった。少し前の私なら数週間しか生きられない虫を取って来るなと言っていたが、今は虫取りに制限をかけなかった親に感謝している。幼い私はとったセミを虫かごに入れてその姿形を楽しんだ。しかししばらくすると動かなくなっていた。うるさいほどに元気だったのにピクリとも動かなくなってすごく悲しくなったのを今でも覚えている。私は虫取りの体験によって命の尊さを知り、これは扱い次第で簡単に壊れてしまうものなのだと痛感した。このように感受性の高い子供にはあえて自由をあたえ、その中で自分なりに答えを出させることで考察力が鍛えられる。そのため自分の身近にいる小さい子にはより五感を求められるような場を整えてあげたい。
確かに現代は子供から目を離せない程の危険が潜んでいるが、「限られた人生で大切なことは「何をするか」ではなく「何をしないか」である」というように、「しなかったこと」が与える影響も大きい。一度きりの人生でしたいことをしなかったというのは本当にもったいない。失敗を恐れて動かなければ結局はどんな時も動けないのだ。私は「絶対成功させる」という自信をつけるためにも身を持って体験することを重ね、どんな窮地からも脱出していきたい。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●自ら窮地を選べ |
れりか |
81 |
1081 | 48 | 65 | 79 | 96 |
2位 |
●自然と環境 |
イクラ |
80 |
1049 | 49 | 77 | 85 | 90 |
3位 |
●日本の文化 |
あいつみ |
79 |
906 | 49 | 67 | 72 | 89 |
4位 |
●自然の意味 |
あういさ |
79 |
808 | 47 | 74 | 71 | 97 |
9月の森リン大賞と上位入賞者(高1高2高3社の部115人中)
隣人紛争の解決
あええる
隣人紛争は親近感と信頼性が強いだけに、うらみや怒りが増幅しがちである。それに加え、最近では強固な隣人関係といったものが崩れてきているので、話し合いでの解決は困難である。よって、人間が作った実定法に決定をゆだねざるを得ない。しかし、話し合いによる解決は時に従来の人間関係を回復させる可能性を与えてくれる。私は、両者が納得できるという点でも話し合いをするべきだと考える。
そのための方法として第一に、コミュニケーションが取れる間柄を普段から構築することだ。声をかけたこともない隣人と争いになっても、話し合いをする以前に面識すらないので結局は後味の悪いおわり方になる。普段から話しかけられるくらいの関係を築いておくべきだ。例えば、あいさつをすることも一つのやり方だ。隣人同士なのに、あいさつ一つしなかったらそれだけで争いの種になる可能性があるし、あいさつは最も簡単なコミュニケーションの取り方と言えるからである。自分も、お隣さんを見かけると必ず挨拶をすることにしている。あいさつをするだけで、雰囲気が堅いものから和やかなものに変化するような気がする。なにより、自分も何もしないよりは気持ちが楽でストレスもたまらない。挨拶以外にも、雪かきを手伝ったり地域活動に参加したりすることも、自分のコミュニティーを広げる有効な手段になりえる。
二つ目の方法としては、バリアフリーを目指すことだ。自分の中に、少しでも差別意識があると自然にそれが行動にも表れ、隣人紛争に発展する可能性が高まってしまう。少子高齢化が進む今の時代ならではの差別としては、認知症を患っている人への対応の仕方が問題となっている。認知症を持っている人は、記憶力が目に見えて落ちるだけでなく、異常な行動をしたり言語能力が弱まったりする。当然、コミュニケーションは認知症を持っていない人に比べて取りづらいだろうし、時には不快な思いをすることもあるかもしれない。しかし、だからと言って差別意識を持てばさらに溝が深くなるだけである。私は、認知症にかかっている人の大半は、自分が迷惑をかけたことに対して申し訳なく思い、悩んでいると聞いたことがある。理由もない偏見を持たず、向こうの意識も尊重して接することによって双方にとって気持ちの良い関係を築くことができるに違いない。
また、増加傾向にある外国人への対応もこの先必要になってくる。ラグビーはもうオリンピックが始まり、いままででも様々な文化の違いを感じる機会があった。例えば、電車の中でピラミッドを組んだり、いつまでも大声で歌ったりするなど日本ではあまり見られない光景が見られることもしばしばだ。こういった外国人たちは、悪気があってやっているのではなく文化の違いに困惑しているように見える。こういった異文化も尊重し、差別意識をなくしていくことがバリアフリーにつながっていく。
確かに、決まっているルールに沿って決定するのは公平で簡単ではっきりしていて分かりやすい。しかし、隣人関係とは争うためにあるのではなく助け合うためにあるように、従来の人間関係を修復できる話し合いでの解決が望ましいだろう。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●隣人紛争の解決 |
あええる |
90 |
1298 | 71 | 91 | 85 | 89 |
2位 |
●対立を有意義に使う方法 |
みはあ |
89 |
1199 | 62 | 91 | 93 | 90 |
3位 |
●日本の食べ物に関する問題 |
あうみね |
88 |
1292 | 61 | 90 | 95 | 93 |
4位 |
●自己表現 |
おしゃべり君 |
87 |
984 | 62 | 77 | 85 | 96 |
5位 |
●知識の生産過程が(清) |
わよつ |
86 |
1076 | 74 | 128 | 123 | 83 |
6位 |
●高齢化社会を前向きに |
られし |
86 |
1687 | 58 | 97 | 92 | 87 |
7位 |
●考えろ!知識を作り出せ! |
らこむ |
85 |
980 | 62 | 68 | 86 | 90 |
8位 |
●観葉植物と金箔(清書) |
みきずか |
83 |
875 | 61 | 87 | 91 | 86 |
9位 |
●ヒト的な情報判別の仕方 |
りすっぴ |
82 |
892 | 61 | 91 | 87 | 81 |
10位 |
●日本社会と社会貢献 |
ひよこ |
79 |
1024 | 58 | 106 | 88 | 86 |
2024年07月の森リン大賞 |
2024年06月の森リン大賞 |
2024年05月の森リン大賞 |
2024年04月の森リン大賞 |
2024年03月の森リン大賞 |
2024年02月の森リン大賞 |
2024年01月の森リン大賞 |
2023年12月の森リン大賞 |
(23年8月~23年11月未集計) |
2023年07月の森リン大賞 |
2023年06月の森リン大賞 |
2023年05月の森リン大賞 |
2023年04月の森リン大賞 |
2023年03月の森リン大賞 |
(20年10月~23年2月未集計) |
2020年09月の森リン大賞 |
2020年08月の森リン大賞 |
2020年07月の森リン大賞 |
2020年06月の森リン大賞 |
2020年05月の森リン大賞 |
2020年04月の森リン大賞 |
2020年03月の森リン大賞 |
2020年02月の森リン大賞 |
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(2014年7~8月は未集計) |
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2006年9月~2009年8月までの森リン大賞
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