毎月の森リン大賞
森リンの丘
9月の森リン大賞と上位入賞者(小1の部25人中)
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9月の森リン大賞と上位入賞者(小2の部67人中)
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9月の森リン大賞と上位入賞者(小3の部103人中)
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●めいさくなんてムリ |
たくま |
74 |
617 | 43 | 72 | 76 | 87 |
2位 |
●えっ!それが好物だったの |
わ????ちゃん |
68 |
414 | 41 | 64 | 67 | 89 |
3位 |
●レゴを作るぞ! |
けんモル |
64 |
343 | 44 | 54 | 53 | 84 |
4位 |
●僕の得意な木登り(清書) |
かつき |
62 |
308 | 46 | 45 | 54 | 83 |
5位 |
●こうさく清書 |
みき |
50 |
1 | 37 | 43 | 43 | 53 |
9月の森リン大賞と上位入賞者(小4の部129人中)
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●歴史大好き |
あや |
78 |
767 | 49 | 94 | 83 | 87 |
2位 |
●私の好きな勉強(清書) |
かののん |
78 |
867 | 54 | 64 | 75 | 89 |
3位 |
●秋の虫について |
ゆうゆ |
74 |
689 | 46 | 52 | 68 | 93 |
4位 |
●家族の好きな食べ物 |
たこやき |
72 |
623 | 49 | 52 | 66 | 83 |
5位 |
●大好きな体育 |
やも |
70 |
519 | 44 | 59 | 73 | 90 |
6位 |
●歴史大好き |
あいやと |
68 |
460 | 44 | 58 | 69 | 80 |
7位 |
●理科の楽しいところ |
あいこつ |
67 |
535 | 43 | 51 | 55 | 81 |
8位 |
●おいしいラーメン |
あおとか |
64 |
414 | 42 | 47 | 54 | 81 |
9月の森リン大賞と上位入賞者(小5の部103人中)
一番でも色々ある…
あえにな
一番でも色々ある…
「では、先週のテストを返します。」
先生は、まるで百メートル先の人にも聞こえるような大声で言った。
「今回のテストで一番の、単語テストが百点、語彙テストも百点の人は・・・あえにな!おめでとう!」
そう先生が言った時、私は夢でも見ているのかと思った。何故ならば、私は今まで一度もテストで一番を取ったことがなかったからだ。
ハッと我に返り、前に進み出てテストを受け取った。確かに百点と書いてある。頬をつねってみた。痛い!つまり、これは現実だという事だ。そして、点数の高い順に名前が呼ばれていく…やった!やっと念願の一番を取ったぞー!ついつい踊り出しそうになったが、それをぐっとこらえて席に着いた。
単語テストと語彙テストは、単語と語彙リスト(語彙リストの方は、単語とその単語の意味がすべてドイツ語で書かれている。)を月曜日に渡され、金曜日のテストまでに覚える。
無論、毎日毎日練習をするのだがやはり限界はある。今から私がお伝えする??儀式は、毎日毎日練習をしてもテストで良い点が取れないという人の為の物なので、練習をサボっている人がやっても意味がない。神はいつでも空から見ているのである。
その??儀式とはテストの前の晩、単語リスト・語彙リストと一緒に湯船に浸かる。そして湯船の中で読み上げ、練習する。お風呂から上がったら紙を暖房の上などに置き、乾かす。寝る際には枕の下に乾いてパリッパリになった紙を入れて寝る。翌日枕の下から紙を取り出し、通学時にも練習する。という徹底的なご一緒プランだ。ちなみに、テスト勉強をした紙は捨てない方が良い。何故ならば、その分練習して取得した知識も捨ててしまうような気がするからである。
今回は父、母の両方のエピソードを紹介する予定である。
今の姿からは想像を絶するが、母は小学生の頃は足が速かったのだそうだ。なので運動会のリレーではアンカーに選ばれた。
母がタスキを受け取る前は三位だったが、「抜かしたいからそのまま来て!!」と思ったそうで、スタートダッシュから全速力で走った所、一つ目のカーブで一人抜かし、二つ目のカーブでまた一人抜かして一位でゴールしたそうだ。
その後、クラスの皆に感謝され、それが気持ちが良くて翌年の運動会もまた同じ事を思い、同じ事をしたそうだ。
父は三十一歳の頃、一月に行われた第一回マラソン大会出場を果たした。父の会社からは二十名ほど参加し、その中で父は一番に棄権したそうだ。さて、なぜ足の速い父は一番に棄権したのだろうか。それは、父は走っている際にお腹が空き、寒くて凍えそうだと思っていると、近くのラーメン屋が目に止まり駆け込んでしまった…そして翌日、父は風邪をこじらせて会社を休む羽目になったのだという…
私は一度一番になってみると、とても清々しい気分になれたり、みんなに感謝されたりする事でモチベーションが上がり、次も一番になれる確率が上がるということが分かった。つまり、一度軌道に乗れば怠けたりしない限り一番になれる可能性が高くなるという事である。そして、「一番」という言葉は魔法の言葉だという事も分かった。何故ならば、人間にとって一番というのは特別な称号の様な物だからだ。
「やる気一番!根気一番!努力一番!」でないと成り立たない。と私は思う。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●一番でも色々ある… |
あえにな |
80 |
1370 | 54 | 82 | 90 | 84 |
2位 |
●クレーンゲームの発明者 |
ああゆみ |
77 |
1002 | 38 | 66 | 91 | 81 |
3位 |
●生物には喜怒哀楽が表に出してもいい… |
リンリン |
76 |
799 | 54 | 55 | 66 | 86 |
4位 |
●人間および動物を通して(清書) |
しょうま |
75 |
738 | 51 | 62 | 65 | 87 |
5位 |
●一位になることは |
あえたき |
72 |
784 | 42 | 47 | 62 | 79 |
6位 |
●外国と日本の違い |
ジャンヌあルク |
71 |
502 | 44 | 69 | 72 | 83 |
7位 |
●あいさつは大事 |
ヨーヨ |
71 |
712 | 43 | 55 | 72 | 77 |
8位 |
●イギリスの犬と日本の犬 |
チーバクん |
63 |
360 | 42 | 48 | 55 | 84 |
9月の森リン大賞と上位入賞者(小6の部126人中)
自分の個性 長所と短所
毛利元就
「位置について、よーいどん!」
爆音が校庭中に鳴り響いた。
ぼくには長所と短所がある。長所は、いくつかあり、短所は山のように思い浮かべられる。そして、中でも、今現在のぼくを代表している長所は、勉強と野球や遊びを両立出来ることだ。ぼくは、毎週土日に少年団の野球があるが、その前に、みっちり勉強をしている。英語の宿題は、自分が納得するまで学習し、他にも、ピアノやそろばんなどをやったりする。午前集合の時は、ゲームをやりたい気持ちもやまやまだが、勉強をひたすらやっているうちに、いつの間にか出発時間になってしまうので出来ない。しかし、野球があると思って勉強すると、何だか心がわくわくする。英語の宿題はテスト勉強なので、手を抜いてゲームをしようと思えば出来る。しかし、ぼくはしっかり自信がつくまでやろうと勉強に励む。友達と遊ぶ時間は、夜オンラインでつながれるので、その時間だけ遊ぶと決めているのだ。そして、もしこのように勉強する時間がないのであれば、ぼくは、塾が終わってから塾の自習スペースで宿題を終わらせ、もともと勉強をする予定だった時間を野球に費やしたりもする。後悔先に立たずなのでしっかり勉強しなくてはならない。
この前、ぼくの家に少年団の友達が大勢来て、5時にある予定だった塾を振替をして土曜日の夜7時からに変えた。もちろん、これにより勉強する時間が少なくなった訳でもない。この日は友達との時間を優先にして、おもてなしをしようと思って、射的、水鉄砲、リアルフォートナイトをして満喫した。まるで、十日分遊んだかのような気持ちになれた。このように、ぼくは時間を計算して手を抜くことなく勉強し遊ぶときはとことん遊びつくし、野球もみっちり一生懸命頑張ることが出来た。
続いて、ぼくの苦手な、急な大きな音についてだ。よーいどん!運動会の徒競走はぼくにとって、注射する瞬間のような感覚である。この恐怖を今日、協会(だじゃれ)に行くだけで治ればいいなと思う。しかし、ぼくは毎回来るその音の恐怖を和らげるためにある方法を思いついた。徐々に音を大きくして耳を慣れさせる方法である。徒競走は後ろの方から前に詰めていくので、初めの離れてる時から耳をふさがなければ良いのだ。ドキドキ、ドキドキ、運動会本番ぼくはピストルの音の恐怖が絶えなかった。大きい音が聞こえてくるたびに、段々と耳に重りがかかってる。ふと前を見ると、ぼくはあと五人のところに座っていた。しかし、気が付いた時には僕は別人になっていた。いつもこの距離ではものすごく恐怖を感じていたのに、まるで魔法がかかったかのように、大きい音は響いたが、怖さはなくなっていた。この結果、徒競走でも気持ちよく走ることが出来たのだ。このように、自己流で克服の仕方を考えていき、苦手を、この時は、克服できたのだ。
ぼくはインターネットで、長所と短所について調べてみた。すると、短所は言い換えて長所に出来ると載っていた。解釈の仕方によっては長所が短所になることがあるということだ。例としては、人より先に行動しない人は客観的にみられる人でもあるため計画的に物事を考えられる人ということがあるそうだ。ぼくは、音が苦手だということは、逆に、音に敏感で音にいろいろ気が付くと言い換えられるかも知れない。
長所を短所は、誰にでもある。人間にとって、長所とは、これからも自分の武器になるその力をのばさなきゃならないものであり、短所とは、どうすればこれを克服できるか、自分で考えることが大切だと考えた。ぼくも短所を克服できるように、精いっぱい尽くして直していきたい。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●自分の個性 長所と短所 |
毛利元就 |
85 |
1490 | 54 | 81 | 86 | 84 |
2位 |
●文化カプセルバリア! |
わのき |
85 |
1167 | 54 | 64 | 74 | 87 |
3位 |
●必要ない |
かずま |
83 |
971 | 63 | 63 | 74 | 92 |
4位 |
●中学生になるためのソフトテニス |
紫式部 |
80 |
936 | 51 | 75 | 80 | 86 |
5位 |
●「世界じゅう、どこにいっても」を読んで |
あおらや |
80 |
890 | 48 | 71 | 72 | 89 |
6位 |
●文化的カプセルをこわしてみよう |
m u m u |
79 |
887 | 46 | 86 | 80 | 79 |
7位 |
●そんとくかんじょう |
こうき |
78 |
871 | 49 | 60 | 79 | 83 |
8位 |
●長所は必ず |
たくみ |
78 |
880 | 49 | 62 | 77 | 81 |
9位 |
●からをやぶって関わる |
ああての |
78 |
1055 | 48 | 62 | 74 | 76 |
10位 |
●細菌のように |
尾上シマ($_$) |
78 |
864 | 53 | 59 | 70 | 84 |
★1~2位の作品は要約の部分が多かったので代表作品となりませんでした。
9月の森リン大賞と上位入賞者(中1の部76人中)
アイデンティティ
蛍光ぺん
自分というのは他者の他者。文字通り、他の人の他の人ということだ。自分自身は他者によって認められて実感すると鷲田清一さんは述べている。私もそう思う。例えば「○○ちゃんに勉強を教えてと、頼られた。」「○○先生が自分のことをほめてくれた。」のようなことがあると自身がつく、のようなことでアイデンティティを確立させることができる。
しかし、アイデンティティを否定的な意味で示そうとするほうがたくさんあって簡単なのだ。
「カンカン、パコッ」
卵は人が衝撃を与えることにより割れる。人も同じだと思う。他者が何かをすることにより、人のからも破れアイデンティティを確立できるようになるのだと。
私は、否定的な形でアイデンティティを確立させるよりも他者との関わりの中でアイデンティティを確立させていく方が良いと思う。
一つ目の理由は肯定的に考えることにより否定的な意味より自分の個性が特定されるためよりくわしく「自分はこういう人間なんだ!」ということをアピールできる。それにより相手に自分のことを理解してもらいやすくなり他者との良い関係を築いていけると思う。
私と同じ小学校だった子で、絵を描くことがすごく好きな男の子がいた。小学生の頃、その子は休み時間もだいたい独りだった。周りで自分を理解してくれる人がいなかったからだ。しかし、中学に入学したのを機に彼は自分をアピールしたり、意見を発するように変わっていった。
自分が絵を描くことが好きと周りに言うことで、彼は彼の席には毎日のように人だかりができるほど人気者になっていたのだ。
二つ目の理由は、自分をアピールすることによって、チャンスが訪れるということ。絵を描くことが好きな彼も、担任の先生まで彼のアイデンティティを認められて、昼休みに黒板を使って絵を描くことが許されたそう。彼は自分が輝ける場所自らを作ったのだ。
確かに自信過剰は良くない。しかし、それに縛られて、からを破らず他者と全く関わらないのは、周りにたくさん人がいるというのに、損ではないだろうか。
「十人十色」という言葉がある。意味は、十人いれば色、つまり個性は十という意味だ。人々はそれぞれ個性を持っている。それを発揮するためにも自分自身を主張することが大切なのではないだろうか。
自身過剰になりすぎない程度でアイデンティティを肯定的な意味で示していきたい。自信過剰になりすぎると、それはそれでその人の、個性とみなされるので、気をつけたい(笑)
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●人に必要な社会システム |
あおほし |
90 |
1235 | 71 | 86 | 97 | 81 |
2位 |
●自己馴化で効率よく |
はる |
82 |
997 | 57 | 71 | 70 | 86 |
3位 |
●アイデンティティ |
蛍光ぺん |
81 |
1034 | 56 | 56 | 66 | 92 |
4位 |
●社会を成り立たせるもの |
かすみ |
79 |
907 | 49 | 69 | 80 | 84 |
5位 |
●聖書 |
あきつぐ |
79 |
934 | 54 | 65 | 73 | 87 |
6位 |
●強いアイデンティティ |
カレー君 |
78 |
856 | 49 | 69 | 70 | 80 |
7位 |
●自由に |
けいと |
77 |
797 | 53 | 67 | 67 | 83 |
8位 |
●自分を羽ばたかせる |
ピンクレモン |
76 |
812 | 58 | 54 | 63 | 92 |
9位 |
●自己家畜化は永久機関 |
りうのす |
75 |
712 | 49 | 68 | 65 | 86 |
9月の森リン大賞と上位入賞者(中2の部54人中)
一歩譲ってみよう!
らあき
人の目は、物事を相対的に見る。これは目にとっては便利なことだが、脳にとっては弱点もある。そして、この特徴の為に私たちは遠くのものが小さく見えたり、近くのものが大きくみえたり、するのだ。それならば、昔の人は太陽の大きさが分からなかったのも理解できる。他にも相対的に見る特徴を使ったものと言えば、トリックアートなどだ。遠近法を上手に利用し東京タワーを指でつまんだり手に乗せたりして写真を撮ることもできる。
確かに、相対的に考えると便利だ。例えば、私たちがいくつかの物の長さを比べたい時、普通は「Aと比べてBは長く見える」と考える。「Aは5cmでBは10cmだからBの方が長い」と、わざわざ具体的な数値を引き合いにして比べることは、時間の無駄になる為日常ではしない。つまり、相対的に考えるとき二つのベクトルは並んでいる為、簡単明瞭なのだ。そのことは、私たち学生の悩みの元、テストの成績などでも感じることができる。テストの難易度は毎回違うから、頑張ってテスト勉強しても理想通りの成績がとれないことが多々ある。特に私の場合、国語の先生は毎回のテストにとても差がある為、運は成績の一部だと言っても過言ではない。国語の成績を見ると、さほど勉強量は変えていないのに、点数がとても上がることが度々あるが、そんな時こそ浮かれてはいけないと私は考える。点数は上がっていても、実は平均点を下回っているかもしれない。つまり、平均点という道具を使えば、間接的に成績の良し悪しを判断することができる。このように、表面だけで決めつけない良さ、というのが相対的な考え方にはある。
一方で、絶対的に考える大切さも否めない。己は己だ、という考えを貫く姿勢はかっこいいと思う。逆に、いつも他人と相対的に比べて一喜一憂している人はかっこ悪く感じる。私は、目標を決めたり何かを決意したりするときによく絶対的な考えも用いる。例えば、テストもそうだ。「平均点以上の点数を取る」これは絶対的ではなく、とても不明確な目標だ。なぜなら、平均点が何点なのか分からない為、どれくらいの点数が目標なのか本人さえも分からず、目標にむかってテスト勉強しづらいからだ。また、必ずしも平均点を取れば勉強できているわけではないことも、理由の一つと言えるだろう。他人の成績の平均というあやふやなものに勝つのではなく、常に最高の自分を発揮するべきだ。不変的な目標だからこそ、そこに向かってがむしゃらに進んでいくことができる。他にも、規則はだいたい絶対的な考え方に基づいている。私の学校のルールでは、「授業中は携帯電話を使用してはいけない」と決まっている。もしもこれが相対的な考え方だとしたら、ルールの価値が変わってしまう。目標やルールというものは価値が変わらない必要があり、また変わらないことに意義がある。
このように、相対的の便利さも、絶対的の価値も、どちらも生活の中で体験する機会はあふれている。相対的な考え方はロジカルだし、絶対的な考え方はストイックな一面がある。つまり、「できあがった規則をなんとか守ろうとすることよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である。」という名言があるように、どちらも人生に必要不可欠なのだ。規則が時と場合によってコロコロ変わってしまうと困るが、カチカチの古風であってもみんな困惑するだろう。どちらかが最良という訳でもなく、それは時と場合によるのではないだろうか。その中で一番大切なことは、一歩ずつ譲り合いながら協力し続けていくことだと思う。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●一歩譲ってみよう! |
らあき |
88 |
1468 | 67 | 68 | 79 | 90 |
2位 |
●二つの考え方をうまく掛け合わせて |
あうさよ |
86 |
1328 | 59 | 67 | 76 | 92 |
3位 |
●自己判断 |
ああるそ |
84 |
1050 | 53 | 85 | 85 | 93 |
4位 |
●自立と助け合い |
らるせ |
84 |
1388 | 53 | 80 | 83 | 73 |
5位 |
●視覚系では |
らきひ |
82 |
1457 | 56 | 74 | 95 | 86 |
6位 |
●目標を成し遂げるために |
みゆき |
82 |
1055 | 59 | 60 | 73 | 89 |
7位 |
●助け合いと自立精神 |
あうさふ |
80 |
1016 | 56 | 69 | 65 | 86 |
8位 |
●絶対的と相対的 |
ちひろ |
79 |
906 | 47 | 86 | 83 | 86 |
9位 |
●判断 |
ああおよ |
79 |
806 | 52 | 68 | 74 | 92 |
10位 |
●意識して行動する |
あいつつ |
79 |
1075 | 54 | 61 | 66 | 89 |
9月の森リン大賞と上位入賞者(中3の部44人中)
本物の財産
あえあく
今、世界ではコロナウイルスが蔓延しており各地で外出禁止令が出され家に閉じこもる日々が続いている。このような状況は人によってはすごく苦痛なことであり、コロナをすごく恨んでいる人も多数いると思う。しかし、私はこのような状況に巡り合えて非常にラッキーだと思っている。人生に一度経験できるかできないかのこの環境、そんな非常に貴重な経験を私は体験できている。経験は最短の進歩の方法だ。だから、私は、自然のことだけではなく色々なことを身を持って体験しながら生活していきたいと思った。
そのための方法一つ目は、老若男女の誰もが参加できるような場を増やしていくことだ。今の時代、年々に○○体験という広告を見る機会が減っていっている気がする。確かに、現代はインターネット上でなんでも知識を得ることが出来るからそのような体験はいらないという意見もあるだろう。しかし、目で見るだけでは分からない苦労もあるし楽しみもある。だから、身を持って体験することが大事だと思う。私も、誰もが参加できるような場を増やしていくことはいろいろなことを体験するために必要だと思ったことがある。それは、小学生の時、友達と一緒にしたセミ採りが楽しかったと今でも覚えているからだ。私は小学生の時、広い官舎に住んでいたので周りには木がたくさんあり、夏にはセミと身近に触れ合える環境の中で暮らしていた。そのため、夏、セミがうるさく鳴き出したころ私は決まって友達と一緒にセミを採りに走り回っていた。私の官舎の周りはアブラゼミが非常に多くミンミンゼミは圧倒的に数が少なかった。だから、ミンミンゼミを見つけるととても興奮し慎重に慎重に距離を詰めていき網を振る感覚はとても独特だった。そして、官舎の周りを一周二周とすべての木を何回も日が暮れるまで周回し続けた。そんな日々は後々になって楽しく良い体験が出来たなと思えた。だから、誰でもよい経験が出来たと言えるような場を増やしていくことが色々なことを体験できるために重要だと思う。
また二つ目の方法は、禁止事項を減らすことだ。現代社会、人々は色々なことを禁止してきた。それは、貴重な子供の時期にも影響が出始め、理不尽なレベルまで色々なことが厳しく禁じられている。確かに、それは安全面を考慮されたうえでだろうけど少しひどいと思う。もっと野放しにした方が人間は危険なことも身に感じることが出来より成長すると思う。私も禁止事項を減らすことは色々なことを身を持って体験できるために重要だと思ったことがある。それは、小学校五年生の時、組体操で大技が出来なかったことがあるからだ。私は、小学校五年生まで日本にいた。そのため、運動会もその年が最後だった。私の学校では運動会が春にあり、五、六年生は組体操をやるという決まりがある。だから、最後の年に組体操をできると思ったので嬉しい気持ちになった。しかし、小学四年生の年の秋、とある学校で組体操でピラミッドをした子供が大けがをしたというニュースがあった。そのため、全国的に組体操が見直され、その結果私の学校では組体操は大技なしで行うという結論になった。それを聞いたとき、私はショックを受けた。それは今でも、せっかくの思い出作りがなくなったと思うとショックである。従って、私は禁止事項を減らすことは色々なことを身を持って体験していくことに必要だと思う。
確かに、今は昔と違うため昔のように生活しても成長するというわけではない。しかし、「自分の心のうちに持っていないものは何一つ自分の財産ではない。」という名言もあるように、断片だけの知識は本当の財産ではない。自らの身で体験することでしっかりとした知識を得ることが出来る。それが自分の財産となりこれからもずっと自分の味方をしてくれる。だから、私は色々なことを身を持って体験しながら生活していきたい。そして頼れる財産を増やしていき他の人にも分け与えられるような人間になりたい。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●本物の財産 |
あえあく |
88 |
1619 | 54 | 73 | 78 | 93 |
2位 |
●日本文化の継承 |
あえれふ |
87 |
1440 | 54 | 75 | 80 | 93 |
3位 |
●本当にここは日本か |
らよろ |
82 |
1362 | 46 | 72 | 78 | 89 |
4位 |
●日本の美点(清書) |
リヨーシャ |
81 |
1186 | 51 | 87 | 93 | 90 |
5位 |
●日本人として |
honeysnow |
80 |
982 | 64 | 61 | 65 | 95 |
6位 |
●トンボのクルクル |
ゆり |
79 |
916 | 46 | 69 | 78 | 93 |
7位 |
●日本独自のコミュニケーション 清書 |
加藤貴也 |
74 |
676 | 48 | 61 | 67 | 87 |
9月の森リン大賞と上位入賞者(高1高2高3社の部121人中)
自分の長所を誰よりも認識する
らこむ
我々は日本の素晴らしい点をしっかり理解できているだろうか。そして誇りに思えているだろうか。この質問に自信を持って「はい。」と返答できる人は少数派であるに違いない。私はこれが問題であると思う。
その原因の第一に、日本は他の先進国より遅れて発展した、所謂後発型の道を歩んで来たからだ。十八世紀、日本は江戸時代で武士は腰に刀を差していた。一方で地球の反対側ではイギリスなどのヨーロッパ諸国が産業革命の真っ只中であり、蒸気機関が普及していた。それから今日までの二~三世紀の間、日本は常に先を走り続ける国々の背中を追いながら乗り越えてきた。成功事例をとにかくまねて、絶えず焦りながら緊張感と争ってきたはずだ。日本人特有の自国よりも他国の凄さに圧倒されてしまう特性も、きっとこの段階を経て自然に身についたものであると思う。圧倒させられて、自分自身を見失った経験をしたことがある人は多いかと思う。私も得意教科である数学で、以前は毎度定期考査で頭一つ抜けた成績を残していた時期があった。しかし、徐々にテストの点数が下がっていき、最終的には全盛期から十五点ほどまで下がってしまった。その時に周りを見渡すと、全盛期の自分が叩き出していた点数に匹敵する点数を取っている人たちが何人にも増えており、物凄く焦った経験がある。やはり一度焦ると、マイペースが崩壊したり向き合うべき自分自身から意識を遠のいてしまいがちなのが人間である。私も焦ってから数か月経過してようやく、自分自身と本音で向き合えた。日本も同様に、発展しようと周囲の国々に意識を向けすぎるがゆえに、恐らく自国の素晴らしさを長い間見失っていたのだろう。
また、原因の第二に日本人の自国に対する無知さが考えられるだろう。海外から渡航してきた日本好きな外国人が日本について我々よりも詳しい知識を持っていることはそう珍しくない。勿論、日本のすべてのことではなく一部の分野ではあるが。他の例としてはブランド品が増えたお米であるが、その背景を知る人は少ないのではないだろうか。地道な品種改良を繰り返し行い高温耐性品種、つまり暑さに強いお米が人の手によって作られている。主食であるお米でさえも、知らないことは意外にも多いものだ。また、自分の身近な場所やものの見どころや価値を外国人に伝えられるだろうか。私の住む町の近くには、支笏湖という道内でも三番目に大きな湖があるが、正直なところ魅力を伝えきれる自信はない。
確かに、他国の長所を取り入れることも大切である。それは決して悪いことではない上、むしろ効率的で正当なやり方であろう。しかし、それが原因で自国の長所を見失ったり潰すような結果にしてはならないと思う。人は自分と他人とを比較すればするほど自己嫌悪に陥りやすい生き物である。だからこそ、常に自分の長所又は自国の長所は他の誰よりも認識しておく必要があるだろう。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●自分の長所を誰よりも認識する |
らこむ |
95 |
1196 | 72 | 101 | 98 | 97 |
2位 |
●消費社会の発展 |
あええる |
89 |
1104 | 62 | 92 | 89 | 90 |
3位 |
●芸術スポーツ |
みいた |
83 |
1166 | 66 | 87 | 76 | 80 |
4位 |
●戦争と軍事 |
られし |
81 |
820 | 57 | 79 | 82 | 84 |
5位 |
●国による違い |
あうふふ |
81 |
842 | 57 | 70 | 75 | 93 |
6位 |
●そうした中で、「戦後史」の(清書) |
うらら |
80 |
942 | 48 | 80 | 78 | 90 |
7位 |
●隣人トラブルの解決方法 |
加藤颯 |
80 |
858 | 49 | 71 | 77 | 92 |
8位 |
●異文化を理解すること |
あいはる |
79 |
906 | 52 | 94 | 86 | 97 |
9位 |
●文化ということを(感) |
あおせに |
76 |
644 | 52 | 76 | 70 | 96 |
10位 |
●偏りすぎないこと |
あえまの |
76 |
794 | 58 | 56 | 64 | 86 |
2024年07月の森リン大賞 |
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(23年8月~23年11月未集計) |
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(20年10月~23年2月未集計) |
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2006年9月~2009年8月までの森リン大賞
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