毎月の森リン大賞
森リンの丘
5月の森リン大賞と上位入賞者(小1の部23人中)
5月の森リン大賞と上位入賞者(小2の部77人中)
スイミング大会
けいけい
5月23日、スイミング大会がありました。緊張しました。なぜなら見ている人だけで200人くらいでしたからです。大会では僕は青チーム、マークという人は赤チーム、Instagramをやっているハルは黄チームです。まだいっぱいいます。最初25mフリースタイル(クロール)に出ました。最初のスタートのキックが失敗しました。どうしてかというとみんながいたせいで少し緊張したからです。それと少し潜水しようとしたけど出来なかったです。『なんてこった。二つもミスをした』と思ったけど『まだ勝てる』と頑張りました。頑張ったら三位でした。嬉しい。と思いました。次、ブロックランナーをしました。ブロックランナーとは2チームいて、1チームずつ深い方に1チーム浅い方に1チーム行きます。ビート板を使ってぶつからないように反対まで行って終わったらまだ終わってない人を助けていいです。先に全員が反対についてボードをあげたら勝ちです。青チームは3年生と4年生でしました。赤チームと黄色チームを勝ったからチャンピオンでした。『よっしゃー』と思いました。エンゾに『イエーイ、僕たち勝った』と言いました。その後、ビックマットレースがありました。ビックマットレースは長方形のマットを3、4年生でします。25mです。青は人の数が少ないから、4人以外の人はみんな後ろです。4人いたから一つの長いほうに2つずつ分けました。はじまりました。最初垢がリードしていましたが、最後で青が赤を勝ちました。ぎりぎりでね。青が一位で赤が二位三位は黄色チームでした。なぜかというと右の曲がったら左に蹴るのをやめてもらって右がいっぱい蹴ったり左に曲がって左がいっぱい蹴って右が止まった時もあったからです。最後にチームの点数を発表の時間です。赤は497点、青は513点、黄色は457点青が勝ちました。やっぱり青チームはいいなと思いました。
順位 題名 ペンネーム 得点 字数 思考 知識 表現 文体
1 位
● スイミング大会
けいけい
66
785 42 57 69 76
2 位
● かぞくと木のアスレチックにいったよ
たかれい
66
839 42 50 62 83
3 位
● シーパラダイスのジェットコースター
るなるな
64
519 42 49 52 86
5月の森リン大賞と上位入賞者(小3の部132人中)
いちごのババロア
みきひさ
「美味しいのになるかな~。」
四月三十日にお父さんといちごのババロアを作りました。いちごのババロアの作り方は、まず、ミキサーの中にいちごを入れて、スイッチを入れます。つぶれてよく混ざっているのかを確認します。その時にガタガタ揺れてびっくりしました。次に、ボウルに生クリームを入れて、かたくなるまで混ぜてホイップクリームにします。混ぜる時に飛び散って大変でした。ゼラチンの粉に水を入れて溶かします。そして、砂糖を入れます。さらに、ミキサーの中に入っているいちごをホイップクリームとゼラチンの粉と水を混ぜたボウルに入れて混ぜて、おたまを使ってビンに入れます。最後に、冷蔵庫で一日おいたら、いちごのババロアの完成です。いちごのババロアの色は赤色で、下に種がたくさんおちていました。
「あ~美味しい。まだ食べたいな~♪」
まるでパティシエが作っているような美味しさでした。もし、僕が本当にパティシエだったら、たくさんのお金をもらえていたと思います。
お父さんのオススメの料理は、いちごのショートケーキだそうです。なぜかというと、いちごの美味しさが楽しめるからだそうです。
いちごのババロアがうまくいったのでとてもうれしかったです。なので、また作れたら作ろうと思います。次は、とろっとした甘いコーンスープを作りたいと思います。
順位 題名 ペンネーム 得点 字数 思考 知識 表現 文体
1 位
● いちごのババロア
みきひさ
71
561 46 61 68 80
2 位
● 母の日のゼリー
あきさし
71
633 47 56 62 86
3 位
● 牛をうやまうインドの人
のんのん
70
594 53 50 62 83
4 位
● げっ。なんだこれ
りょうたろう
65
379 46 47 59 80
5 位
● 牛は神様?
しょう
63
305 43 47 57 87
5月の森リン大賞と上位入賞者(小4の部196人中)
ボーリングで遊んだこと
すみれ
「バコーン!」
「あー、おしい。」
ストライクが取りたかったけどピンが三つあまってしまいました。
春休み、家族5人でしな谷プリンスホテルボーリングセンターへボーリングをしに行きました。ホテルでビュッフェランチを食べたと、兄がボーリングをしたいと言ったのでボーリングをしに行きました。ボーリングの結果は兄が1位でした。自分は2位でした。3位は妹です。兄はスペアをとっていたから1位でした。私は1位をとれなくて悔しかったです。
ボーリングはどうしてボーリングという名前なのか調べたら、ボーリングのボウルは球を意味する「ball」ではなく、言葉の始まりはラテン語で、「泡」「こぶ」という意味の「bulla」。投げる方の球ではなく、並んだピンをこぶに見立て、こぶを倒すことから「ボーリング」という名前になったそうです。
ほかにも家族でスポーツをしに行ったことがあります。スキーです。去年の冬休みに2回スキーに行ったことがあって、一回目は佐山スキー場、二回目は、ほうだいぎスキー場です。
滑っているときに、お父さんの後ろから滑ると「パラレル」という両足で滑る技ができました。「パラレル」ができたので、「スキーは大スキー」になりました。次にスキーに行ったときはもっとお父さんから技を教えてもらって成功させたいです。
なんでもできるお父さんにどうしたら何ができるようになったのかを聞きました。お父さんは今こまが上手です。「綱渡り」という縄の上にこまを滑り台のようにいったり来たりする技です。ほかにも手の上でこまを回したりできます。私はお父さんがする綱渡りを感心するばかりでした。
お父さんはこまが上手になるために、何回も綱渡りを練習していました。毎日練習していたら綱渡りができたそうです。自分も綱渡りを練習していて何回も失敗していたら、「こまは、こまっちゃう~。」とたぶん思っています。私は新体操を習っていて、「リスク」という技をやっていて手具を投げて2回転回ってとるという技です。このレベルアップしたリスクを今チャレンジしています。とくに私がやっているリスクは前方をしながら投げて二回転回って取るリスクです。難しくてほとんどとれないけど投げの調節をしてやっと一回とれるようになりました。すごくうれしくてお母さんにむかってガッツポーズをしました。お父さんの綱渡りと同じだなと思いました。
何回もやるとお父さんのように上手になるから、これからできないこともあったら、何回も繰り返してできるようにしたいです。またボーリングセンターへ行けたら、ストライクやスペアを取って兄に勝てるようにしたいです。
順位 題名 ペンネーム 得点 字数 思考 知識 表現 文体
1 位
● ボーリングで遊んだこと
すみれ
78
1095 47 72 78 83
2 位
● スポーツをすると
けいひめ
75
763 41 94 85 86
3 位
● 一つの命(清書)
たいせい
72
695 41 56 76 80
4 位
● 楽しかった運動会
えいた
70
578 43 53 67 80
5 位
● 急いでこぼした墨
ゆうたろう
69
531 39 55 65 92
6 位
● (清書)犬かいたい
いずみ
68
481 43 57 60 87
7 位
● 急がば回れ
あえたし
67
516 38 49 58 87
8 位
● こつこつ
あきひろ
66
416 37 56 65 87
5月の森リン大賞と上位入賞者(小5の部233人中)
ヒトとコンピュータの違い
たくみ
人間の脳はコンピューターのようにも見えるが、現在のコンピュータのような技術では、人間の脳のほうが細かくできていて、人間の脳のほうがノートやAIよりも 優れている。そして何よりも、機械はずっと同じ事ばかりを繰り返しやっているが、人間は練習やとっくんをたくさんすると強くなったり、スポーツなどがどんどんうまくなったりするのだ。
僕はタブレットの動画でガリガリ君工場の中を見学したことがある。容器に材料を入れたり棒を刺したり、アイスを凍らせたりする作業はすべて機械がやっている。工場を見たときは、どこまでが何をしているロボットかわからなくなるほどだった。ちなみに、ロボットの中には一分で卵を何十個も割ることができるすごいロボットもあるそうだ。でも、最終的には形や大きさ、においや味などの確認はすべて人の手でやっているのだ。それはまるで、ロボットが作った料理を人間が用心深く食べているみたいだ。機械任せではなく、人間の作業が欠かせないところがたくさんある。ロボットと人間は、相性よく作業をしないと行けないと思った。
現代は機械の技術は発達してきているけれど、人の手だけで作っているものもたくさんある。ケーキづくりや伝統工芸品などは人の手でしかできないものがある。陶器などの陶芸もそうだと思う。職人の一人一人が陶芸品に愛情をこめて作っている。機械だとそういうわけにはいかないから、人間の手だけで作るものも大切だと思う
今の銀行では預金などのほとんどは、入力した金額だけ下せるATMというものが全国で普及しているが、金融機関の人たちの窓口もある。ATMは人の話を聞かずに預金や貸し出しなどを繰り返しやっているだけだ。でも金融機関のひとはお金を預けたい人、おろしたい人などの話を最初から最後までしっかりと聞き、その人に一番あった商品の提案をしている。お客さんの希望を聞いてあげるのだ。それも、人間にしかできないことだと思った。
僕がこの話を読んで分かったことは、今はロボットが全国にたくさんあるが、人間の力が一番必要だし、機械を作るのにもの人間が必要だということだ。もしかしたら将来、ロボットばかりが働いていて、人間は役立たずになっているかもしれない。そんな世の中で、僕たちはどのように過ごしていけばよいのだろうと想像するのだ。
順位 題名 ペンネーム 得点 字数 思考 知識 表現 文体
1 位
● ロボット
あえさた
82
826 54 77 78 92
2 位
● 失敗から得るもの
あえみも
80
1076 42 80 88 92
3 位
● ヒトとコンピュータの違い
たくみ
78
962 41 81 84 83
4 位
● 家族とのきずな(清書)
ちっち
78
929 49 74 76 87
5 位
● 清書
あえやひ
78
999 44 64 73 87
6 位
● 十人十色清書
ゆき
78
845 49 60 72 84
7 位
● プライバシーと友情
よしたか
77
820 48 62 82 87
8 位
● 工業化
ももんが
77
909 49 70 71 79
9 位
● ロボットにない人間の心
あきあぬ
77
883 46 54 66 90
10 位
● 機械と人間の違い
あきはな
77
953 51 54 60 86
5月の森リン大賞と上位入賞者(小6の部246人中)
日本語はいままで 清書
あきぬい
日本語は部族言語で、外国人によって学ばれ使われた経験がないために言語の刈込みがされていない。一方外国人がフランス語を学ぶのが易しいのは人工的に整理されたフランス語だからだ。だからどうやって日本語を刈り込んでいったら国際普及の日本語になるかということを考えていく必要がある。
日本語の難しさというところでぼくが思ったのは、日本語の敬語だ。というのは、ぼくは敬語のドリルを解いていたときに尊敬語か謙譲語かがよく分からなくなってしまうことがあったからだ。日本語だと、「話す」の尊敬語は、「話される」「お話になる」だが、謙譲語だと「申し上げる」となり、煩雑だと思う。敬語というのは人と人が気持ちよく会話を行い良い関係を築くための言葉だと辞書に書いてあった。尊敬語は相手を高めて言う言葉に対し、謙譲語は自分がへりくだる言葉ということだ。そして対象や場面に応じて尊敬語か謙譲語か使い分ける必要があるのだ。自分が分からないのだから外国人にとっては余計に難しいのかもしれない。相手を敬うということが敬語の目的なのであれば、敬語は一種類に統一したほうが日本人にとっても外国人にとっても使いやすく伝わりやすいのではないかと感じた。
母にも日本語の難しさを感じたことについて聞いてみた。母は日本の大学を出ている中国人に仕事を教えることがあったそうだ。そのとき母が心がけていたことは主語と目的語を入れて簡潔に話すということだそうだ。日本語は主語などを省略しても日本人同士だと伝わるが外国人にとって伝わらないことがあったからだそうだ。確かにぼくも主語と目的語をきちんと使えているのだろうか、と思った。すると「今日、髪切る」と先ほど母に話したが、この言葉には主語と目的語が分からないよ、と指摘された。「今日、ぼくは床屋さんに髪を切ってもらう」が正解だ。だが、この言葉だと、「今日、ぼくは母の髪を切る」かもしれないし、「今日、紙を切る」という解釈になるかもしれないと思った。英語だと「I have my hair cut today.」と言わないときちんと通じないらしい。英語だと必ず「I」や「You」など主語が入っていないといけない。ぼくは単語を覚えるのは大変だと思う一方で英語を聞く側からすると主語が明確で話していることが分かりやすいのかもしれないと思った。だから日本語も外国人にとってもわかりやすいように変化していく必要があるのかもしれない。
言葉とは人間にとって自分の思っていることを人に伝える大事な手段だ。日本語は日本人にとっては分かりやすいが、一方で外国人にとっては主語や目的語がなく又沢山の敬語の種類が存在し煩雑だ。「小の虫を殺して大の虫を生かす」ということわざがあるように昔から使われている言葉にこだわらずに誰もが分かりやすい言葉を使うように心がけていくことが肝心だ。それによって日本語もフランス語のように国際普及の言語になっていくことだろう。ぼくは伝い手に分かりやすい文章を作ることが出来るように作文を通して学んでいきたい。
順位 題名 ペンネーム 得点 字数 思考 知識 表現 文体
1 位
● 日本語はいままで 清書
あきぬい
87
1260 66 66 72 92
2 位
● 言葉
あえいた
86
1231 54 80 85 93
3 位
● 的確な用法
みお
86
1222 53 69 79 90
4 位
● 日本語の国際普及(清書)
すりりんご
85
1097 54 72 76 89
5 位
● 日本語は複雑
あきたい
84
1300 52 65 78 87
6 位
● わかりやすい日本語の統一
さき
83
1198 54 86 95 90
7 位
● ややこしい日本語
あかえこ
83
1520 51 58 65 89
8 位
● 日本語と表現
あきよえ
81
1031 47 56 71 97
9 位
● 少年の頃の桜は(感)清書
あかそよ
80
1049 48 79 91 84
10 位
● 地球の不思議 パワーストーン
ふうか
80
965 43 83 81 93
5月の森リン大賞と上位入賞者(中1の部271人中)
間
あおらえ
話し上手な人をおしゃべりな人とは呼ばない。おしゃべりの人は「間」を取ることに気が回らなかったり「間」の必要性を感じていなかったりする場合が多いのに対して、話し上手と呼ばれる人は、意識して、あるいは無意識のうちに、うまく「間」を取り入れている違いがあるように思う。適宜、風を吹かせながらの饒舌であれば、聞き逃されることも少ないが風も通さない饒舌は聞き手も苦しくなり終わった際に何を聞いたのかわからないということにもなる可能性がある。そのためぼくは「間」は大切であり、かつ、必要であると考えている。
第一に、例えば文章を音読する途中に「間」があったほうが聞き手として聞き取りやすい。急行列車のように一息に話してしまうのではなく、しっかりと駅に停まっていった方が何の列車かすぐに分かるように、「間」をとることが大切だ。小学校の国語の授業で先生が電子教科書を使って授業をしていた。それには文章の朗読も載っており、もちろんプロの朗読家が読んでいた。朗読ではきちんと「間」が確保されており、その間の長さを調節することによって言葉の「表情」を表していた。コミュニケーションをとる際でも同じであり、間を取ることによって相手に聞きやすくなるよう配慮することができる。また一生懸命聞き取ろうとしなくても自然と頭の中に入ってくるのも比較的ゆったりしている、つまり「間」が入っているということだ。
第二に、「間」を挿入することによってその「間」のあいだに前の言葉を聞き手が理解したり考えたりすることができる。また、聞き手に対し注意を引くことも少し間を長くすることで可能になる。さらには話し手が次の内容をどう表現するのかが適当かを考えることもできる。例えば、記者会見で話すとき、記者が聞きとりやすいよう間を取ることが大切だ。更に大切なのは思いもしないことを言わないことでありそれも間を取ることで、自分が次の言葉を考えられる。今までにクラスに向かってスピーチをしたことが何回かあるが、間を取っている人やグループはとても聞きやすく理解しやすいと感じた一方でその他の場合は聞きにくいと感じたことが何回かあった。自分としても表現の仕方を考えられるため間をとることにしており、友達から聞きやすいといわれたことがある。これも「間」の効果だと思っている。
会話するとき、たまに話し相手が急用で急いでいるときがある。そのようなときは間を取ることによって相手をいらだたせたり、迷惑をかけさせたりしてしまう。しかし結局は相手が理解できなかった場合、一から言い直すことになるためさらに遅くなり、またすっきりしない。「時間を作る唯一の方法は、急ぐことではなく、いつ時間を使うか考えることである」という言葉もあるように、条件に応じて「間」の長さを調節することも大切であり、間は大切だと感じる。
順位 題名 ペンネーム 得点 字数 思考 知識 表現 文体
1 位
● 間
あおらえ
89
1175 69 71 82 96
2 位
● 経験から学習すること(清書)
あかるら
88
1560 56 83 79 89
3 位
● 少年のころの桜は
あけまゆ
86
1475 58 64 75 83
4 位
● ヒトという生き物
すみひな
84
1548 54 82 76 76
5 位
● 学習の大事さ
マムアン
84
1654 59 80 71 86
6 位
● 話は間が基本
ゆう
84
1139 61 68 71 86
7 位
● 話上手と、おしゃべり
あかれせ
84
1211 59 53 70 87
8 位
● 間のある話し方は(清書)
のんのん
81
1294 51 76 89 87
9 位
● 句点読点無視せずに(清)
たによし
81
1099 49 57 65 89
10 位
● 数年前、森林関係の研究所に(感)
なかそう
81
1081 64 67 65 93
5月の森リン大賞と上位入賞者(中2の部266人中)
シンプルな生活、機械的な生活
こたつ
こればかりは自分で体験するしかない。全てが自動化に染まりつつある中、そんなことを体験するための方法はない訳ではない。旅をすることはその中でも最も効果的な方法だろう。
便利で快適、すべてが効率化された社会はよいという人がいる。確かに科学の発展により、人類の文明は恐ろしいスピードで進化を遂げてきた。せっかくの努力のたまものである科学技術をふんだんに使用するのは悪くないことだ。例えば、スマートフォンやパソコンのような電子機器について考えてみよう。スマートフォンやパソコンがあれば、面倒な計算もまさに一瞬、電光石火の速さで終わらせることができる。スマートフォンを片手に持っていれば、それは、腕で腕時計、カレンダー、辞書、万歩計、地図、コンパス、電話機、ゲーム機、それに加えて圧倒的な量のデータを抱えているのと同じことだ。現実的に考えて、これらすべてを持ち運ぶことは不可能に近い。そう考えるとスマートフォンやパソコン等の電子機器はもはや私たちの生活にはなくてはならないのではないか。一度スマートフォンがない生活を想像してみれば分かりやすい。友達に電話をかけるとする。すると、わざわざ立ち歩いて電話番号を入力して、コールボタンを押して待たないといけない。そのうえ、今日のご飯は?などといった一言だけの質問をするためにもこういった行為が必要になる。それに、相手もスマートフォンを持っていなければ、遊びの予定もろくに立てられないだろう
。
しかし、機械化せず、わざと人が行うことでしか得られない良さもある。私が最近これだけは人が行わないと楽しめないと思ったことはキャンプだ。キャンプを現実でするということは、山や川、自然の空気に触れて過ごすということだ。近年ではキャンプすらも一部、機械化されるようになった。例えばvr(ヴァーチャルリアリティ)といった機器を使えば家の中でもキャンプのようなことができる。だが、このvrのキャンプでは野外の空気に包まれたり、キャンプ独特の自然を楽しむ経験は得られないだろう。このまま、全ての物事を機械化してしまうと楽しい経験をする機会が減ってしまうのではないだろうか、と私は危惧している。
シンプルな生活も、機械化で便利な生活もどちらも手放しがたい。出口のないトンネルはないといった名言があるように、人間の生活がどれだけ豊かになろうと、出口というものはある。そこで、本当に大切なのは生活の質なのではないかと考えた。生活の質を保つためにはシンプルな生活様式も科学技術を使った生活様式、どちらも欠かせない。だが、人間の本質である自然を重要視するのも悪くないだろう。
順位 題名 ペンネーム 得点 字数 思考 知識 表現 文体
1 位
● 父の存在とは?
あきはる
88
1214 58 85 80 86
2 位
● シンプルな生活、機械的な生活
こたつ
88
1094 57 83 79 95
3 位
● 学習という人間の本能。
のんの
87
1193 59 69 77 89
4 位
● 便利さorシンプル
あうさの
85
1007 59 72 78 93
5 位
● 人間らしい言語の扱いを
みさと
84
1961 54 95 94 84
6 位
● 父親って難しい?
あうるか
82
998 52 68 71 95
7 位
● 厳しさか優しさか
ちさたん
82
1036 59 61 67 90
8 位
● 「makoto」の父
あおふね
82
1129 58 60 64 86
9 位
● 父が父でなくなっている(感)
あきえよ
81
955 54 67 72 92
10 位
● 教育の自由度
りんたろう
80
1053 48 66 78 84
5月の森リン大賞と上位入賞者(中3の部167人中)
人生に花を咲かせる方法
なおや
私は「必要だからする」のではなく、「したいからする」という内なる熱い動機を大切にする生き方をしたい。
その第一の方法として、きちんと自分に寄り添って何をしたいのか考えることである。最近私は朝、早く起きようと目覚ましを10分ごとに鳴らしているがなかなか起きれない。これは僕の中の永遠の悩みである。朝起きるということは私達にとって、起きなければ学校や会社に遅刻してしまう「必要なことだ」。しかしここで、朝5分間、好きな子とライントークするなどして「したいこと」を朝の習慣に加えれば、幸せな気持ちで一日のスタートを切る事ができる。私達には常に「やらなけばいけないこと」が付きまとう。このように悪夢がつきまとう生き方をしていると、人間は簡単に壊れてしまう気がする。私は塾の宿題や学校の課題を「必要だから」、他人から押し付けられているものをただ無心にやっているという認識が強い気がする。しかし、ここで大切なのは明確な動機を持つことだ。明確な動機をもつことで、やることに対して熱心に取り組む事ができる。僕は勉強に身が入らない時は、なぜ勉強をするのか、目標地点はどこか、と自問自答している。
第二の方法として、学校で勉強する教科を強制するのではなく、選択式にすることである。学校では様々な教科を勉強するが、進学するためには「必要」なのだ。しかし、小学一年生からこのように勉強することは少し大変ではないだろうか。無理して学校で勉強するより、学校側から学びたい教科を選択できるようにしたほうが、より学業に専念できるのではないだろうか。また、「したい」と思えることを日常的に増やしていくことで、次第にやらされているという外部からの圧力を感じなくなり、大変だと思っていたことも「したい」に変わってくると思う。「さかなクン」はクニマスという絶滅したと言われた魚の生態確認などに貢献したことで有名な人物である。だがもともと、彼自身あまり勉強に対して苦手意識を持っていたそうだ。しかし、魚という分野に没頭したことで様々な事に貢献している。このように「したい」から世界は広がってゆくように感じる
確かに、生きるということは自分自身が社会の一部に埋め込まれているといることであり、自分のしたくないことでも必要に強いられることに度々直面するだろう。「朝の来ない夜はない」と言うように必ずいつかは「必要だから」しなればならないことも私達の前に立ちはだかるだろう。しかし、ドラキュラも朝を克服することができたのなら、24時間、血を吸うこと以外にビーチで休暇を過すこともできるだろう。この「必要だから」という気持ちが「したい」という気持ちになれば、生きること、毎日が楽しさの連続になっていくと思う。私は「したいからする」ということを少しずつ増やして人生を謳歌したい
順位 題名 ペンネーム 得点 字数 思考 知識 表現 文体
1 位
● 人生に花を咲かせる方法
なおや
86
1166 59 78 85 87
2 位
● 自分の意志で動く
ヨーヨ
86
1314 59 69 71 89
3 位
● 日本語の表現
あうては
85
1213 56 78 90 87
4 位
● 夢中になれること
瑞風
83
1199 48 75 78 92
5 位
● 清書
あきいの
83
1238 64 71 66 84
6 位
● 豊かな表現
りんりん
82
1055 49 74 77 89
7 位
● 夢中になりたい
あえてり
82
1074 48 64 68 93
8 位
● 擬声語擬態語の魅力と利用
あえもも
81
1370 52 89 93 83
9 位
● 勉強の大切さ
あえふこ
81
997 54 64 73 86
10 位
● 光が瞬く
あかぬり
80
1390 49 90 94 79
5月の森リン大賞と上位入賞者(高1高2高3社の部424人中)
安定の束縛
清正
現代社会における言葉は、どんな言葉、単語であろうともある特定のものに必ず属していると考えられている。私はこの、すべてがすべて何かしらに属しており、それを変えることができないとする社会に問題があると考える。
その原因として挙げられることとしては、物事を完全に理解しようとしたことが挙げられる。今の社会では、昔では想像もつかないような緻密に組まれたシステムやきっぱりと結論付けられた法則等を数多く利用している。これらはすべて、それぞれ専門用語というものを利用して表されている。そしてこの専門用語は普遍的な言葉で表せないような言葉となっている。これが物事を完全に理解しようとするということだ。身近な例を挙げるとすれば、空に浮かび、辺りを光によって照らすあの星の名前である。今あなたが思い浮かべたものは何であろうか。恐らく、太陽ではないだろうか。私は月と言いたかったのだけれど。少し意地悪な言い方をしてはいるが、一つ言えるとしたら、私が最初から月と言っていれば間違いなく私たちは同じものを思い浮かべることができたであろうということだ。その単語を聞いただけで即座に判断を成すことができる、これは最早単なる理解ではない。意味を詳しく論理立てて判断するという手順を抜きにして直結させるこれを、完全理解と呼ばずしてどう表そうか。そして、その単語があるものに直結しているのならそれを捻じ曲げることがどうしてできるだろうか。近代における完全化して、不完全な部分をなくして固定してしまったこの理解は間違いなく現代の言葉に影響している。
また、何もかもに役割を見出そうとしたことも原因として挙げられるだろう。個人的にはこれがすべての原因であるとすら考えている。前段落で示した原因でさえもその原因としてこれが根底にあると。では、役割を見出すとはどういうことか。それは近代社会の大きな問題であるジェンダーについて考えることでよくわかるだろう。ジェンダー問題とは、性別によって行動や考え方を決めつけられていることだ。男性であれば力仕事を行ったり、勇敢でかっこいいものであったりとする、女性であれば家事を行ったり、可愛らしいものを好んでいたりとする。あなたはこれに属しているからこれをしなさい、そしてこう呼びますと。その呼び名、いや言葉に対して特定の役割を紐づけているのである。他にも、小学生と呼べば勉強をして遊ぶ小さい子供たち、会社員と呼べば成人して会社に勤めてお金を稼ぐ大人たちのことを表せる。様々な言葉に特定の役割を与えたことによってその言葉は対象を束縛する一種の呪いとなってしまったのだ。
だが事実として言葉が特定の何かに属することは、知識技術が進歩し大量に生み出された現代においては強力な表現手段となる。今この文を書く時でさえも頼らざるを得ないほどに。しかしながら、何でもかんでも闇雲に属性の支配下に置くことは我々を縛り付けることとなる。完璧な安定とは全てを封じる呪いである。だからこそ我々は、未来に呪いを残さないために妥協と想像という緩衝材を属性と言葉の間に挟みこんでゆかねばならない。
順位 題名 ペンネーム 得点 字数 思考 知識 表現 文体
1 位
● 安定の束縛
清正
94
1286 73 86 94 95
2 位
● 惰性
ああおよ
91
1787 69 80 96 87
3 位
● 時間と共に流れるべきか
しらたま
88
1222 64 79 89 81
4 位
● 時は有限、夢は無限
あうそな
86
1445 56 95 92 92
5 位
● 諦めないこと
あえほゆ
86
1353 54 75 83 92
6 位
● 固有名詞
わえへ
86
1136 54 76 76 86
7 位
● ロボットは人間か
あかれけ
85
1004 69 73 76 90
8 位
● 座標の外
さとり
79
1569 51 74 94 90
9 位
● 清書
あおつゆ
79
865 68 70 64 99
10 位
● 個性を知る
らよろ
78
836 48 71 77 86
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