- ● 漢字の学習方法について(facebookグループより)
メグ
2012年04月04日 14時39分13秒
33
子供たちは、毎週土曜日に補習校へ通っています。そこで漢字のテストが毎回あるので、宿題としてテキストをやっていますが、なかなか身になりません。
上の子は6年生、日本で約4.5年間しっかり漢字練習を毎日させられてたのでなんとかできていますが、下の3年生は、練習するのもテキストするのもイヤイヤで身にならず…といった感じしょうか。
ネットから問題集をプリントして、“アメリカ50州マラソン”とかいてシールを貼って楽しもうとやってみたのですが、全然楽しくない、といわれて、少々へこんでしまいました。
- ● 漢字の学習方法について
メグ
2012年04月04日 14時41分12秒
36
テストというのは、書く形の方がやらせやすいので、書き取りのテストが中心になりますが、勉強の方は読むことを中心にしていくといいようです。
読む力がつくと、書く勉強もスムーズにできるようになります。これは、日本に住んでいる子についても同じです。
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その方法として今考えているのは、書き取りの漢字が全部盛り込まれている文章を作り、それを暗唱するという方法です。
そして、暗唱ができたら、次に暗写に進むというようにすれば、読みと書きの両方ができるようになると思います。
そういう教材をオープンソースとしてみんなの手で作るということを考えています。
- ● 漢字の学習方法について
メグ
2012年04月04日 14時40分45秒
35
なるほど、達成感ですね。私、そこに気づいていなかったかも知れません。出来ない、書けない、どうしよう、それでとりあえず、詰め込んだ学習をしていたかもしれないですね。
子供曰く、今、ものすごく英語がスムーズに入ってきて、国語どころじゃないと。
音読、作文を書くことも大好きな子です。だから何かきっかけを作れば、いい方向にと考えています。
早速学校から帰ってきたら、子供たちと話し合ってみようと思います。
ありがとうございました。
- ● 日本とフランスのちょっとした文化の違い(facebookグループより)
メグ
2012年04月04日 14時36分29秒
31
4歳の娘にはあと2年後の話ですが、乳歯から永久歯に生えかわる時、フランスではネズミが寝ている間に抜けた歯を取りに来てくれるのです。抜けた歯を持って行く時に、何かプレゼント(本来は小銭だったようです)を置いて行ってくれる、とか。日本では、上の歯は縁の下に、下の歯は屋根の上に投げると立派な歯が生えてくる、といいますよね?(今の時代では縁側も少なくなってしまいましたが…)
今朝、娘の年上のお友達の歯がグラグラしていた時の話をしていて、フランスではね…と娘にネズミの話をしてみました。目を輝かせている娘に、「どんなネズミが来てくれるのかな?プレゼントがいい?それとも、お金がいいかな?」と聞いてみました。娘のリクエストは、飴とお金でした。2年後、乳歯が抜けて、朝起床したら、飴1つと1ユーロ玉(約110円)を見つけることでしょう。(飴は沢山あげると虫歯になっちゃいますしね~、小銭も貯めれば山となる!?)
他国では、どうなのでしょうか?
乳歯が永久歯に生えかわる時にどんなことをするのか、教えて頂けると嬉しいです。
- ● 暗唱について
メグ
2012年04月03日 11時33分21秒
30
言葉の森では、現代日本語の文章を毎月900字暗唱する自習があります。
暗唱は、小学校1、2年生のころがいちばんやりやすいようです。学年が上がると、覚えようという意識が出てきてかえって繰り返し読むということができなくなります。(生意気になるので(笑))
幼児の場合は、大人が暗唱の練習をして、子供がそれを聞いているうちに一緒に覚えてしまうというやり方ができると思います。(でも、これはまだ実験していません)
- ● 日本語教室での文字教育について(facebookグループより)
メグ
2012年04月03日 11時03分02秒
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バンコクで、ハーフの子供たち向けに継承日本語教室始めました。下は1歳半から小2まで。年中さんで2クラスに分けますが、文字教育どうしようか考え中です。下は数字からと決めました。上も幅広いのでまずは読むことからでしょうか?アドバイスください!
ここに来ている子供たちはママがみんな日本人なので家庭ではママとは日本語です。現地学校やインターに通う子供たちばかりですが、読み書きを除けば会話は日本の子供たちとあまり差がないと思います。今後、学校生活が本格化すると日本語がタイ語や英語に押されてくるのが心配で、クラスを始めようということになりました。
私は以前、日本で大学受験準備の留学生に日本語を教えていたのですが、継承教育や子供に教えるのは初めてなので試行錯誤中です。
子供は小さい子組みも大きい子組も7、8人ぐらいです。先生役は毎回4,5人のお母さんで担当しようと思っています。
- ● 日本語教室での文字教育について
メグ
2012年04月03日 11時22分41秒
23
私が考えているのは、
1、書くよりもまず読むと聞くを中心に(「書く」方が勉強的な感じがするので、つい書くことを教えるがちになりますが、書くことは読むことの結果なので)
2、教室よりも家庭を重点に(毎日の身近な家族からの語りかけなのが大事なので、教室を家庭にアドバイスするような場に)
3、暗唱が役に立ちそう(これは、逆に、日本で子供たちに英語をバイリンガル並みに教えている人のメソッドですが、この方法を今、海外にいる日本人の子供たちの日本語教育に使えるように研究中です)
- ● 日本語の本に興味を示さない。(facebookグループより)
メグ
2012年04月02日 15時15分41秒
14
●最近上の子が日本語の本にあまり興味を示さなくなってきて、困っています。気に入った本がなかなか手に入りづらい、というのも一つの原因かなといろいろ試行錯誤です。音読はキライですが、暗唱は得意、というのを伸ばしていこうかと思っています。
●6-8歳は、母語が形成される臨界期で、その時期にどこに住んでいたかで何が母語になるかが決まってしまうそうです。(角田博士の研究によると)
もし私が同じ境遇で、しかも、子供の母語を日本語にしたいと思ったら、子供に毎日日本語の文章を暗唱させ(言葉の森でやっている方式なら1回10分)、家庭の中では日本語を使うということで3年間やってみると思います。
しかし、そういう実験は、まだどこでもやられていないので、結果がどうなるかはわかりません。
よく海外に小さいころからいる子で、日本語の作文がとても上手な子がいます。そういう子がどういうふうに二つの言語を身につけたのか、似た経験のある方に聞きたいですね
- ● 日系南米人の母語教育(facebookグループより)
メグ
2012年03月27日 11時19分09秒
12
自宅での会話は当然母語ですが、両親共に工場で働いているケースの児童の家庭では、両親と口語でのやりとりは自然に身についても、Writingに関しては全く教えられていないようです。両親の勤務時間は、3交替制などの不規則な生活を強いられていて、児童達との時間が共有出来ない等の問題点があるからです。これらは、いくつもの類似した事例があります。
結局、お金を稼ぐことが第一で、子供の教育は疎かになっているのが実情です。
家庭以外では、キリスト教会のブラジル人ボランティアの方が、母語の読み書きを教えています。家族揃って帰国してしまうケースでは、子供たちの語学力が日本語も母語も不完全なため、帰国するまでの短い時間に、集中的に教えているようです。内容については、特に聞いていませんが。
日系南米人の子供たちは、教科の中に「考える要素」が出てきた途端、落ちこぼれてしまいます。
教科の内容が小学校低学年から中学年、更に高学年になると極端に難しく感じる児童が多いのは、「考える要素」が多くなるためなのでしょうか?
日系南米人の児童は、日本語は学校が主な学習場所、母語は家庭が主な学習場所、と完全に分断された言語環境で育っています。
これを解決するのは、私の考えでは、両親が日本語に興味を持って子供たちと一緒に勉強してくれること、くらいでしょうか。
この実現のために、私自身は「タダで日本語を教える」ことに力を注ぎましたが、全く乗ってこない親が多いですね。
- ● 母国語で抽象的な思考ができる時期
メグ
2012年04月03日 11時14分43秒
19
データは、いろいろあるようです。
日本語脳の角田博士によると、6-8歳の時期の言語環境がその子の母語を決めるそうです。
それ以前はどの言語も、習得はしても定着はしないそうです。
また、「バイリンガル教育の方法」の中島さんによると、11歳以降は、新しい言語を学ぶのが急速に困難になるということで、9-11歳の時期がバイリンガルの適齢期だということでした。
だから、小1-小3の間、しっかり日本語で育てて、小4-小6の間に両方の言語に接する環境があるといいのだと思います。
- ● 帰国子女の問題は年齢と環境によって個人差が(facebookグループより)
メグ
2012年03月27日 11時07分58秒
9
帰国子女の問題は、子供の年齢と環境によってかなり大きな個人差が生じるので、一律にいいやり方というのはなかなかないですね。そこが、いちばん苦労されるところだと思います。
しかも、特に、日本語と他の外国語では、右脳と左脳の違いが出てくるので、他の言語よりも更に大変です。
6-8歳は、ちょうど環境によって言語脳が決まる時期のようですから、その時期がいちばん重要だと思います。
- ● 英語も日本語も家庭でのフォローが必要(facebookグループより)
メグ
2012年03月27日 11時03分59秒
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3~5歳までシンガポールで過ごした「幼児帰国子女」の娘が1人おります。TVから英語を覚え、現地では日英使用比率1:2の幼稚園に通い、1年半前に帰国しました。以後おもに家庭で英語力の維持・向上を目指して頑張っております。
4月からは公立小学校へ通わせていますが、またいつ海外へ出るか分からないので、家族全員で英語勉強を続けています。
日本の学校での勉強についていくことはもちろん、できれば英語でも同等の学力を身につけていって欲しいという思いがあり、算数はフィリピン人講師によるオンラインレッスンを利用して英語で教えてもらう、など、いろいろな取り組みをしております。
幼児帰国子女に多い問題ですが、読み書きを本格的にスタートさせる前に帰国しましたので、そこを自力で強化していかないと全体的な英語力の向上にはつながりません。また、日本語も同年齢のモノリンガルの子と比べるとやはり多少劣りますので、こちらも家庭でのフォローが欠かせません。
- ● 日常会話はできるが、教科学習についていけない場合(facebookグループ掲示板より)
メグ
2012年03月26日 11時51分52秒
7
日本人の子供が海外に行くときも、日本語である程度考えることができる年齢の子の方が、外国語の習得が早いと聞いたことがあります。(例えば、小学生の兄の方が弟よりも習得が早いとか)
日常会話はできるが、教科学習になるとついていけないというのは、かなり大きい問題です。
何か、具体的な解決策のようなものはあるのでしょうか。
- ● 教科学習のサポート
メグ
2012年04月03日 11時12分54秒
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今のサポート方法は、宿題の手伝いが中心ですが、日系南米人は親達・児童達も含めて日々の継続的な努力が極端に苦手です。
サポートは基本的にマンツーマン方式で、個別の学習進度に合わせていますが、本気で勉強に取り組んでいる子は殆どいない状態。
宿題は、例えば漢字の練習ならば、意味も知ろうとせず、筆順もデタラメなので、全く身に付かない子どもが多いですね。
親の都合で、急に母国に帰ることになるケースも多いので、サポートの時間の最後には、ポルトガル語やスペイン語の読み聞かせの時間を設けています。
小学生低学年の時に来日して、最初の内は問題なく授業についていけたものの、学年が上がるに従ってついていけなくなる。中学に入ると、諦めてしまって、高校進学の段階で苦しむ、という場合が多いようです。
解決策は、どんな時も支えになってくれる人の存在、そして成功事例を見て「これなら自分にでも出来る」という共感・具体的な個人の目標が見えてくることでしょうか。
- ● 言語能力形成のプロセスの話(facebookグループ掲示板より)
メグ
2012年03月26日 11時49分39秒
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私は長年日系南米人の児童のサポートに関わっています。
彼らは親の都合でブラジルやペルーから日本にやってきたのですが、日本に小学校低学年から定住しても、バイリンガルになれる子はほんの一握りしかいない。
これは、一つは日本語そのものの難しさもありますが、言語習得のプロセスに問題があるからです。
先ずは、一つの言語で抽象的な思考ができるまでのレベルに育成し、その後第二・第三言語を習得する方が身につく、というのが言語学者の主流の意見です。
日系南米人の児童は、自宅では忙しい両親から母語の教育を受けられず、学校では分からないままに授業が進んでしまうため、母語も日本語も充分に使えない、ダブル・バインドの状態に陥るケースが多いです。