対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
大学側が帰国生に求めるもの(facebookグループより) メグ
2012/04/06 10:30:16 46
あまりこの年代の話題は投稿されていませんが、もし大学受験年代の高校生を持つ方が購読されていましたら参考になるかもしれません。
今日、2011年秋,海外教育講演会(高校部・大学入試)@Hilton Garden Inn Cupertinoに参加しました。
講演は1時間で配布資料にある詳細は解説せずポイントのみに絞って話していたので、その内容から更に抜粋して記載します:
...
---
大学側が帰国生に求めるものは概ね~
1.英語のコミュニケーション能力
2.考えを述べるディベート能力
3.海外での経験
但し、滞米年数は長いから有利ということは無い。かえって日本語できないとダメ。
帰国生は、自分のやりたいことと今やるべきことをきっちり整理して取り組むことが大切。帰国生入試は決して楽な入試ではないことを心すること。
甘い話に飛びつかないこと。これからやたらと子供や親の間で甘い噂話が出回るので危険。卒業生した合格生の話で、勉強しなくても受かったというのは根拠のない話。必ずやっている。
SATのスコアの伸び代は、初回のスコアから大体300点程度、500点アップした生徒も居る。
SATの英語は文章読解力重視、文法は日本の受験英語問題に似ていて、いつもは使わない単語や語法が頻出する。Essayは文法が重要、きっちりとした英語を書くこと。
SATの数学の内容のレベルは中学入試程度、苦手な分野を無くすこと。ケアレスミスを如何に無くすかが鍵。できて当然なので集中力を切らさない。
SAT Subjectテストの日本語は11月にのみ実施される。日本語含めて四教科受けておくと良い。
TOEFLは外国人対象の英語のテストなので、単語力、難しさはそれ程でもない、また発音も問題でない。iBT(パソコンテスト)で受ける、試験時間が4時間かかるので慣れておく。
内容は高校生活で使う言葉が重要。授業のテキストも絵ばかり見て読み飛ばさず、しっかり文章を読むと効果的。他に考えを述べたりまとめたりする訓練。
Readingは30点満点。Listeningがキー、学校でちゃんと学校生活を送る、先生の話を良く聞いて友達と会話する。Speakingは相手にどれだけ伝わるかが問われる、先生にもっと質問すると訓練になる。WritingはTyping練習をする、Essayでは文法を重視。
帰国生は志望理由がしっかり伝えられなければ合格できない。
(大学毎の解説は割愛)
最後に、まずは一つ大学を選んでWEBサイトをじっくり調べること。また、保護者は一歩下がって、本人にやらせる、考えさせる。
---
上の記事に対するコメント▼