創造と発表の新しい学力
言語能力形成のプロセスの話(facebookグループ掲示板より) メグ
2012/03/26 11:49:39 6
私は長年日系南米人の児童のサポートに関わっています。
彼らは親の都合でブラジルやペルーから日本にやってきたのですが、日本に小学校低学年から定住しても、バイリンガルになれる子はほんの一握りしかいない。
これは、一つは日本語そのものの難しさもありますが、言語習得のプロセスに問題があるからです。
先ずは、一つの言語で抽象的な思考ができるまでのレベルに育成し、その後第二・第三言語を習得する方が身につく、というのが言語学者の主流の意見です。
日系南米人の児童は、自宅では忙しい両親から母語の教育を受けられず、学校では分からないままに授業が進んでしまうため、母語も日本語も充分に使えない、ダブル・バインドの状態に陥るケースが多いです。
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