国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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自然と人間 グレープフルーツ
私達人間は一見、自然から離れた生活をしているが、私達は地球という大自然の一部である。私達の子孫はもともと猿だと言われている。当たり前のことのようだが私達はまた、自然があるからこそ生きている。木があるから私達は息ができる。しかし果てのない欲望のためにそれらを伐採してしまい、自分の首を苦しめている。それは、自分達が自然の一部だと自覚するのは容易なことではないからだ。
私は、自然の一部として生きたい。
その方法としては、自然を実際に体験することだ。体験することによって、自然を身近に感じることができるからだ。
山などの大自然へ行って、きれいな空気をすって、自分の五感を全て開放すれば、自然をもっと自分にとって身近なものに感じれると思う。虫にさされても、虫と人間とのつながりを感じれれば、逆によいことに感じられると思う。
自然の一部として生きる二つ目の方法としては、環境を保護することだ。
私は受験生なので、最近あまり遠くに行かないが、少し前までは休みになると海によく行っていた。きれいな海では魚が泳いでいたり、鳥が砂浜を歩いていたりして、自然を身近に感じることができる。聞かされるだけではあまり実感のわかない環境問題なども、実際に海へ行けば、「水を汚すということはこの海にいる魚達が死んでしまうことになるんだな」という実感もわく。昔は化粧落とし用のオイルをティッシュに含んで使ったものをそのままトイレに流していたが、家に帰ってそれはあまり環境によいことではないと気がついてごみ箱に捨てるようになった。
確かに科学は私達の文化を豊かなものにしたが、たまには人間は自然の一部だということを実感するのも大切だと思う。
「存在するものには、良いとか悪いとかを言う前に、すべてそれなりの理由がある」という名言もあるように、人間は自然があるからこそ存在する。
だから、私は自然の一部として生きたい。
講評 takeko
忙しい中、よく提出できましたね!字数、課題もともに忘れずに書き込めたので、よかったと思います。
第一段落(要約)「人間は一見、自然から離れた生活をしているが、私達は地球という大自然の一部である。私達の子孫はもともと猿だと言われている。」この文はとてもいいですね。私たち人間が緑の木々を見てほっとするのは、緑の木が酸素やフィトンチッドとよばれるいやし効果のある香りを出しているからだけでなく、私たちの古い記憶に、樹上生活をしていたころのなごりがあるからだと言われます。木の伐採は、地球レベルでの問題点と考えられない、「貧困」と「無知」を改善しなければなりませんね。「方法一」はそのとおり、「方法ニ」もそうですね。環境保護は、実際に「自然」と接することのない人にも理解できるように、「教育」や「キャンペーン」も必要ですね。反対意見の理解、名言もいいですね。都会の人間は、自然の中に入ると、蚊だの、山ヒル?だのクラゲだの、いやな目にあってたいへんですが、それをふせぐ方法も知らないのですよね。そういう「自然で生きる教育」も必要ですね。先日うちの娘が毛虫に知らぬまにかぶれていてたいへんなことになっていました・・・火ぶくれのようなすごい発疹が出ていました。薬屋さんにかけこむと、最近増えていると言って、新しく出たという強い薬を出してくれました。強すぎるので、長期に使ってはいけないと・・・。薬の説明書には、環境破壊によって、毒虫の被害がふえている、と書いてありました。やっぱり環境破壊はこわい!強い薬もこわい!ですよー。
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