元の記事:「かたあしだちょうのエルフ」 おのき がく (537字)
すずめ()
2014/03/28 11:45:51 6805 9 (投稿から)
"エルフ"はアフリカの言葉で"千"という意味。
一息で1kmも走れることからその名が付いた。
ある日、子ども達を守るためにライオンと戦ったエルフは片足を失うことに・・・
日照りが続き、食べる物も満足に見つけることができなくなっていく中、
大切なものを守るためエルフは再び立ち上がります。
野生で生きていくことの厳しさと共に、
自己犠牲の精神と、全てを包み込む深い愛情を描いた名作です。
幼稚園の頃、大きな口を開けた黒豹の表紙がこわかったけれど、
このお話が大好きで、何度も何度も母に読んでもらったことを覚えています。
私が大好きな「泣いた赤鬼」、「八郎」や「三コ」、
そしてこの「かたあしだちょうのエルフ」も、
共通するのは「誰かのために役に立ちたい」という気持ち。
そしてその気持ちの奥底には、強く深い"愛情と絆"があります。
二匹の猿の物語「アカとアオ」も同様に、
「相手を思いやる気持ち」をメインメッセージとしてストーリーを作りました。
子ども達の心の中に、何かが残るといいなぁと思っています。
「かたあしだちょうのエルフ」
http://www.amazon.co.jp/dp/4591005364
「アカとアオ」
http://www.amazon.co.jp/dp/B00H5OF1MG