元の記事:日本復活の道筋 (490字)
森川林(nane)
2024/04/17 04:03:24 15986 5 工業製品を経済発展の原動力をした資本主義は終わりつつある。
世界の工場は、アメリカから日本へ、日本から中国へと移ったが、今はどこでも工場を作れるようになった。
だから、需要よりも供給が大きくなっている。(その例のひとつが百円ショップ)
宇宙開発とか海洋開発とかいうのは、期待はされているが、需要も雇用も大して生み出さない。
日本の特質は、大衆に創造性と勤勉性があることだ。
FacebookでもYouTubeでもXでも、見る人より作る人の方が多い。
日本で新しく生まれる経済は、創造的な文化の経済だ。
江戸時代に生まれたさまざまな文化的創造と同じものが、これから生まれる。
文化には、価格がない。
千利休の作った茶杓には、数万円のものがある。
価格は、利便性で決まるのではなく、文化的価値で決まる。
日本のこれからの道筋は、文化的経済を大衆的に発展させることだ。
そのために必要なのが、子供時代から創造の教育をすること。
あとは、思考力と共感力。
創造教育の要は、読書と暗唱と作文と、日常的な創造発表の機会。
探究学習はChatGPTでもできるから、大事なのは創造発表の学習だ。