- ● 日常的な経験を親子の楽しい対話に生かす (257字) 森川林 2016年08月24日 05時17分
8253 (行事と季節の家庭学習(HP))
(葦)
玉子焼きのような身近な経験も、工夫の仕方によっていくらでも知的にふくらませることができます。
しかし、これを親がひとりで企画するのは大変です。いくらでもアイデアを出せる反面、全然アイデアが出ないこともあるからです。
そこで、考えているのは、こういう自由な題名の作文の話題を共有する場です。
「親子で遊ぼうワンワンワン」「行事と季節の家庭学習」「家族の対話の仕方」「読書実験クラブ」などは、こういう場として生かしていきたいと思っています。
https://www.mori7.com/index.php?e=2636
- ● 祖父母の代わりに、日本の行事と季節を伝える (330字) 森川林 2016年08月19日 20時13分
8216 (行事と季節の家庭学習(HP))
(葦)
核家族化の進行で、昔からの日本の行事や季節はどんどん忘れ去られているようです。
私が子供のころは、大掃除などを家族ぐるみでやらされたのですが、今はそういうことも少なくなっているのではないかと思います。
そして、それに代わって出てきたのが、バレンタインデーとか、ハローウィンとか、わけのわからない行事です。
特に、あのハローウィンというのが気持ち悪い(笑)。
また、海外で暮らす日本人の子供たちは、更に日本の行事や季節とは縁遠い生活になっていくと思います。
そこで、ソーシャル・ネットワークの中で、行事や季節感を取り戻せたらいいと思い、このページを立ち上げました。
ここで出された話などを参考に、小学生が作文の題材などを見つけるとなお面白くなると思っています。
- ● おもしろいろはがるた (299字) すずめ 2014年11月27日 19時34分
7410 (行事と季節の家庭学習(HP))
採用済
いろはがるたは、「いろはにほへと」を頭にして、ことわざを読み込んだかるたで、江戸時代後期に始まったそうです。「い」……犬も歩けば棒にあたる、で始まる犬棒かるたが有名です。現代は「あいうえお」が使われていますが、お正月だから「いろは」で遊んでみるのも粋ですね。
まじめないろはがるたの他に、こんなおもしろバージョンもあるようです。
「い」犬も暑けりゃぼうっとする、「ろ」老婆は一日にしてならず、「は」鼻からちょうちん、「に」肉まん一個四人で分ける、「ほ」骨折り得の整形外科、「へ」変顔も三度まで、「と」年寄りのむこうみず……。正しいことわざと比べたり、テーマを決めてみんなで作ったりして遊びましょう。
- ● どんどん燃やそう、どんど焼き (321字) メグ 2014年11月27日 18時10分
7408 (行事と季節の家庭学習(HP))
採用済
「どんど焼き」とは小正月(1月15日)の行事で、正月の松飾り、注連縄、書き初めなどを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やすという、日本全国に伝わるお正月の火祭り行事です。
田んぼや空き地に、長い竹(おんべ)や木、藁、茅、杉の葉などで作ったやぐらや小屋(どんどや)を組み、正月飾り、書き初めで飾り付けをしたのちそれを燃やし、残り火で、柳の木や細い竹にさした団子、あるいは餅を焼いて食べます。現在では、子ども会やPTAの行事になっている地域も多いようです。
どんど焼きの火にあたったり、焼いた団子を食べると1年間健康でいられるという言い伝えがあります。
お飾り、書き初めなどを持って、地域のどんど焼きに参加し、無病息災をお祈りしましょう。。
- ● お正月~年神様をお迎えしよう~ (713字) きっこ 2014年11月25日 01時45分
7405 (行事と季節の家庭学習(HP))
採用済
お正月は新しい一年を幸せに過ごすことができるように、家族みんなで年神様をおもてなししながら、お祝いをする行事です。年神様は、元旦(元日の朝のことで、午後には元旦という言葉は使いません。)にやってきて、家族によい運気をもたらしてくれると考えられています。家族でよい一年のスタートを切りたいですね。
<正月飾り>
・根引き松…年神様を迎えるための道しるべ。強い生命力をもち、一年中葉を落とさない松を左右一対で玄関に飾ります。
・しめ飾り…年神様を迎える準備として、その場所を清め、悪いものが入り込まないようにするもので、玄関や神棚に飾ります。しめ飾りは、しめ縄に裏白、ゆずりは、橙などをあしらって作ります。裏白は裏が白く常緑の葉であることから「清浄の心」や「長寿」を、ゆずりはは新芽が出てから古い葉が落ちることから「家系を絶やさない」、橙は「子孫が代々つながるように、家が代々栄えるように」という願いが込められています。
正月飾りで年神様を迎え、家族の幸せを願いましょう。
<正月料理>
・お屠蘇(おとそ)…日本酒だと思われている人も多いようですが、元々は中国から伝わった薬草酒の一種です。邪気を払い、不老長寿を願って、新年に年少者から順に飲んだそうです。
・おせち料理…年神様をもてなす料理であるとともに、家族の幸せを願う縁起物の家庭料理でもあります。日持ちのする料理なので、家族のほかにお客様にも出せるように重箱に詰めるのが一般的で、めでたさを重ねるという意味も込められています。
それぞれの料理には豊作や家内安全、子孫繁栄などの願いが込められています。家族で一つ一つの料理の意味について話をしながら、いただいてみてはいかがでしょうか。
- ● お坊さんも走る!一年のしめくくり!~12月(師走)~ (1013字) きっこ 2014年11月06日 12時23分
7348 (行事と季節の家庭学習(HP))
採用済
<正月事始め(12月13日)>
12月13日は「事始め」とも言い、年神様を迎えるために様々なお正月の準備を始める日です。
・煤払い(すすはらい)~昔はほとんどの家に囲炉裏(いろり)があり煤がつきやすかったため、行われていました。現在は、お寺や神社などでお堂やご本尊を清めるための煤払いが行われています。年神様を迎えるための神聖な行事とされ、家庭では神棚や仏壇の掃除をします。
・松迎え~昔は、門松のための松やお雑煮を焚くための薪を取るために恵方の山へ行く習慣がありました。門松やしめ飾りは年神様が降りてくる目印と考えられ、12月26日から28日に飾るのが一般的です。29日は「苦松」「苦立て」といってきらい、31日も「一夜飾り」で一夜では年神様への誠意に欠けるとしてきらう風習があります。
現在のお正月の準備といえば、大掃除やお正月に向けての食料品などの買い出し、年賀状の準備などがありますね。お手伝いできることがあれば、ぜひやってみましょう。
<大晦日(12月31日)>
毎月の30日(月末)を「晦(みそか)」というので、一年の最後の晦を「大晦日(おおみそか)」といい、この日の夜を「年越し」といいます。
・年越しそば~大晦日には縁起ものであるそばを食べる風習があります。この風習は江戸時代から始まったといわれ、「そばのように細く長く寿命や幸福が続くように」との願いが込められています。そばはうどんなどに比べて切れやすいことから、「年切りそば」といって「その年の苦労や災いを断ち切って新年に持ち越さない」という意味もあるそうです。また、金箔職人が作業場で散った金を練ったそば粉の団子で集めたことから、「金運がよくなる」との説もあるとか。家族そろって年越しそばをいただき、よい一年のしめくくりにしたいものですね。
父「今年の年越しそばはどんな味かな?」
母「できましたよ~。」
父「お~、みそ(味)か~!」(味噌そばなんてあるんかいな?)
・掃き納め~大晦日にする掃除のことをいいます。元旦の掃除は「福を掃く」として縁起が良くないとされています。一年最後の日にきれいに掃除をして、新しい年を迎えたいものですね。
・年の湯~大晦日の夜にお風呂に入ることをいいます。今は毎日入るのが当たり前なので意識しませんが、昔は一年の垢を落とす特別な入浴だったそうです。大掃除できれいにした風呂に入り、身も心もきれいさっぱりにして新年を迎えたいですね。
- ● 冬至・「ん」のつく言葉・「いとこ煮」を作ってみよう (974字) メグ 2014年10月31日 19時05分
7340 (行事と季節の家庭学習(HP))
採用済
●冬至
冬至とは、二十四節気の一つです。年によって日にちは変わりますが、だいたい12月22日ごろの、北半球では太陽の南中高度が最も低く、一年のうちで昼が最も短く、夜が最も長くなる日を指します。また、この日から、次の節気の小寒前日までの期間を意味することもあります。
冬至には、なんきん(カボチャ)・れんこん・うどんなど、「ん」のつく食べ物を食べると長生きすると言われています。特に、カボチャの煮物は、冬至に食べる食べ物としてよく知られています。この日に小豆粥を食べると疫病にかからないという伝承もあります。
また、冬至に柚子湯に入ると風邪を引かないと言われています。柚子は香りが良いだけでなく、体を温める効果もあります。ゆっくり柚子湯に入って、心も体もリラックスさせたいですね。お隣に柚子の木があったら、柚子の実を一つゆずってもらうといいかもしれません(笑)。
●「ん」のつく言葉
「ん」のつく食べ物は、「なんきん」、「れんこん」、「うどん」のほかにどんなものがあるでしょうか。「だいこん」、「いんげん」、「ぎんなん」、「みかん」、「れもん」、「きんかん」、「にんじん」、「かんてん」、「あんぱん」、「かつどん」、……。ほかにもいろいろありそうですね。
食べ物以外の「ん」のつくものも、思いつくだけ言ってみましょう。「ずきん」、「ずかん」、「すいぞくかん」、「たいいくかん」、「おめん」、「みほん」、「せんすいかん」、「あきかん」、「がめん」、「しつもん」、……。あとは、何があるかな? 意外とむずかしいですね。なかなか簡単には見つかりませんね。
●「いとこ煮」を作ってみよう
「いとこ煮」とは、硬いものをおいおい(甥)入れて、めいめい(姪)炊き込んでいくことから、甥と姪のいとこにかけて名付けられた料理のことです。小豆とかぼちゃのいとこ煮を作ってみましょう。
<材料>(4人分)
かぼちゃ:400g 小豆:100g(水煮しておく) 砂糖:大さじ4 醤油:小さじ2
<作り方>
1.小豆とかぼちゃに水を加えて20分煮る。 2.砂糖と醤油を加えて味を整え5分煮る。 3.火を止め、しばらく置いて味を含ませれば出来上がり。
(参考ページ
http://kids.goo.ne.jp/parent/seasonevent/touji/detail_03.html )
- ● 炎とわたしたち (300字) すずめ 2014年10月09日 14時22分
7298 (行事と季節の家庭学習(HP))
採用済
火が恋しい季節です。ローソクの炎はよく見ると、外炎・内炎・炎心の3つに分かれています。外側が一番温度が高く、内側に行くほど低いそうです。これは含まれる酸素の量で決まります。
また、昔はよく見かけた焚き火。今は禁止している市や町が多いのでなかなか見ることができませんが、キャンプファイヤーなら体験した人もいるでしょう。
ヒトと動物の違いの一つに「火を使う」ことがあげられます。何十万年も前の北京原人の遺跡にも、焚き火の跡があったそうです。日本では枯葉を焼くための焚き火で、クリやミカン、餅、芋などを焼いて食べる文化もありました。その他、神様・仏様の行事やお祭りで火をたく習慣は世界各国に見られます。
- ● 11月1日は何の日? (315字) メグ 2014年10月09日 13時41分
7295 (行事と季節の家庭学習(HP))
採用済
11月1日は、「計量記念日」「寿司の日」「灯台記念日」「紅茶の日」「犬の日」など、いろいろな記念日になっています。
まずは、お酢、砂糖、塩などの分量を計って、太巻き寿司を作ってみましょう。中身は、かんぴょう、玉子焼き、きゅうり、カニカマ、でんぶなど、お好みで。その太巻き寿司を持って、灯台見学に行くというのはいかがでしょうか。見学が終わったら、紅茶を飲みながらおやつタイム。おいしそうなにおいに誘われて、犬も「ワンワンワン(111)」と吠えながら寄ってくるかもしれません。
この日は、「本格焼酎の日」でもあります。お父さんの今夜の晩酌は焼酎かな。「焼酎なら、しょっちゅう飲んでいるよ。」というお父さんもいるかもしれませんね。
- ● 11月の行事課題これから入れます (121字) 森川林 2014年10月09日 11時25分
7289 (行事と季節の家庭学習(HP))
(葦)
今日から明日にかけて、11月の実行課題を1~2課題入れる予定です。
しかし、11月って何かあるのかなあ。
それから、昨年入れてもらった記事も、今回採用にします。
ということで、明日中に実行課題ができる予定。
みなさん、ありがとうございます。
- ● 11月の行事 (967字) きっこ 2014年10月03日 13時40分
7277 (行事と季節の家庭学習(HP))
採用済
<神様、お帰りなさい! ~「神迎え」>
10月1日の「神送り」の日に出雲大社へと旅立った全国の神様は、11月1日にそれぞれの神社に帰ってきます。この日を「神迎え」または「神迎えの朔日(ついたち)」といいます。神様は風に乗って帰ってくるそうです。そのせいか、この日の前後には強い風が吹くと言われています。出雲でいろいろなことを話し合った神様は、きっと良い運や縁を持ち帰ってくれたことでしょう。感謝の意を込めてお赤飯やお神酒をお供えし、帰ってきた神様をお迎えしましょう。
<「七五三」おめでとう!>
「七五三」とは、三歳の男女、五歳の男の子、七歳の女の子が11月15日に晴れ着を着て神社や寺にお参りをし、無事に成長できたことへの感謝と将来の幸せをお祈りする行事です。昔は医療などが未発達で小さな子供が命を落とすことが多かったことから、「七つ前は神のうち(七歳未満の子はまだ神様のもの)」と言われ、神様が子どもの運命を決めると考えられていたそうです。そこで三歳、五歳、七歳に無事な成長を祈り、特に不安定な時期を乗り越えた七歳のお祝いは大切にされていました。
「七五三」の由来には次のようなことがあります。
・三歳の「髪置き」のお祝い~江戸時代は三歳までは髪を剃る習慣があったため、髪を伸ばし始める儀式がありました。これを「髪置き」と呼んでいます。
・五歳の「袴着」のお祝い~初めて袴をつける儀式です。男女ともに行われていましたが、江戸時代から男の子だけの行事になりました。五歳になった男の子はこの日に初めて袴をはき、碁盤の上に立って四方にお辞儀をしたり、飛び降りたりしました。
・七歳の「帯解き」のお祝い~七歳になった女の子はそれまでの紐で結んでいた着物から、初めて帯を結ぶ着物を着るようになります。この儀式を「帯解き」といいました。帯をしめることで魂が外に飛び出さないようにする意味もあるそうです。「魂が外に出ていってしまったら、いたましいね~!」
<千歳飴>
子供の成長と長寿を願って食べる飴で、もともと江戸時代に浅草の飴売りが「千年飴」と名付けて売ったのが始まりと言われています。長くのばして作ることから七五三の縁起物となりました。おめでたい紅白に色付けされ、縁起のいいもの(鶴亀、松竹梅)が描かれた袋に入っています。「千歳飴はあめ~な~!」
- ● 10月13日 サツマイモの日 (364字) ねろり 2014年09月08日 17時38分
7228 (行事と季節の家庭学習(HP))
採用済
「栗(九里)より(四里)うまい十三里(9+4=13)」の「十三里」とはサツマイモの事です。
江戸から十三里(約52Km)離れた埼玉県川越のサツマイモが特に美味しかったことから、生まれた言葉です。
収穫期が10月であること、そしてこの十三里から10月13日を記念日として川越いも友の会が制定しました。
お家の人と一緒に、サツマイモの炊き込みご飯を作って、おイモをま~るごといただけば、栄養たっぷりうれしイモん♪
「サツマイモの炊き込みご飯」
・準備するもの(2合分)
サツマイモ(中1本) しょうゆ小さじ1 塩小さじ1 酒大さじ1 昆布5cm x 10cmぐらい 米2合
・作り方
サツマイモを食べやすい大きさに切ります。
炊飯器にお米とお水(2合分)を入れて、しょうゆ、塩、酒を入れて混ぜます。
サツマイモと昆布を上に置いて炊飯すれば、できあがり!
- ● 10月~「神無月」と「神在月」 (725字) きっこ 2014年09月07日 14時02分
7219 (行事と季節の家庭学習(HP))
採用済
十月は神無月(かんなづき)。年に一度、神様が出雲大社に集まり、他の国には神様がいなくなるので「神の無い月(神無月)」と言われます。神様が集まる出雲(島根県)では「神在月(かみありづき)」と言われます。全国の神様が出雲大社に旅立つ日(10月1日)を「神送り」と言い、よい縁を持って帰ってもらえるように、お弁当としてお餅やお赤飯などのお重や路銀(旅に必要なお金)をお供えします。
では、なぜ神様達は出雲大社に集まるでしょう?
出雲大社の祭神は大地を象徴する大国主神(おおくにぬしのかみ)。大国主神にはたくさんの子供がいて、その子供達が全国各地の神様となり国を守るようになりました。子供である神様達が年に一度出雲大社に戻り、その年の報告や来年の相談をするのです。出雲に集まった神様たちが何について話し合っているかと言うと、ずばり、縁結び! 人々の運命や縁、来年の天候や農作物の出来具合について話をしているのだそうです。そのため出雲大社は縁結びの総本山と言われているのです。出雲大社が若い女性でいずも(いつも)賑わっているのはそのためなんですね。
<えびす講>
神無月に全国の神様が出雲に行っている間、「私のところには神様がいないの?」と心配になる人もいるかもしれませんが大丈夫。しっかり留守を守ってくれる神様もいます。その代表的な留守神様がえびす神です。ほかにも竃神(かまどしん)、金毘羅神(こんぴらしん)、道祖神(どうそじん)などがいます。その留守神様を祭るために10月20日に「えびす講」を行います。
各家庭では無病息災やや豊作を願って、お赤飯やけんちん汁、焼いた尾頭付きの鯛などをえびす様にお供えします。
尾頭付きの鯛を折り紙で折ってもいいですね。
- ● 秋の七草 (354字) きっこ 2014年08月17日 17時16分
7174 (行事と季節の家庭学習(HP))
採用済
皆さんは「秋の七草」をご存知ですか?
・萩(ハギ)・桔梗(キキョウ)・葛(クズ)・藤袴(フジバカマ)・女郎花(オミナエシ)・尾花(オバナ→ススキ)・撫子(ナデシコ)の七つのことをいいます。
「春の七草」は、無病息災を願って1月7日に食べる「七草粥」として有名ですが、「秋の七草」は秋の野に咲く花で、お月見のころに鑑賞して楽しみます。
万葉集で山上憶良が「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびおり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」「萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなえし また藤袴 朝顔が花」と詠んで以来、秋を代表する花として親しまれるようになりました。
秋の七草といっても、夏の花が多くあるようです。これは、暦の上では「立秋」というと8月上旬ですから、8月に咲く花も秋の花になっているのですね。
- ● 動物愛護週間 (251字) メグ 2014年08月16日 23時30分
7172 (行事と季節の家庭学習(HP))
採用済
9月20日から26日までは動物愛護週間です。動物愛護管理法により、命あるものである動物の愛護と適正な飼養についての関心と理解を深めるようにするため設けられました。動物たちは、人間と共存する地球の仲間です。そのことを忘れずに動物たちと接することが大切ですね。
動物の名前をうまく入れて、動物愛護週間にふさわしい標語を作ってみましょう。
【例】えさだけは 忘れないでね ネコんでも
サイごまで 責任もって 大切に
命ある 地球の仲間 ワンダフル
ウマくしつけて ペットと一緒に 笑顔で暮らそう
- ● 菊の効用 (298字) メグ 2014年08月08日 18時19分
7133 (行事と季節の家庭学習(HP))
採用済
刺し身などのつまとして添えられている菊の花は、単なる飾りではありません。菊には、体に良い成分が含まれているのです。ビタミン類も豊富で、鎮痛作用、鎮静作用、消炎作用、血圧低下作用、抗菌作用、解熱作用などがあります。花を乾燥させ、煎じて飲んでも効き目があります。
「食用菊の王様」と呼ばれているのは、「もってのほか」という淡い紫色の菊です。正式には「延命楽」という名前なのですが、「天皇の御紋である菊の花を食べるのはもってのほか」ということからこの名前がついたと言われています。
松尾芭蕉も好んで食していたという菊。みなさんも、ぜひ食べてみてください。捨ててしまうなんて、もってのほかですよ(笑)。
- ● お年寄りと遊ぼう (301字) すずめ 2014年08月08日 18時17分
7132 (行事と季節の家庭学習(HP))
採用済
おじいちゃんやおばあちゃんは、子どもの頃、どんな遊びをしていたのでしょう。紙人形、お手玉、あやとり、すごろく、福笑い、竹鉄砲、メンコ、竹馬、竹トンボ、など自分で作ったもので遊ぶことが多かったのではないでしょうか。もののない時代、くふうして遊んでいたことがうかがえます。今はさまざまなおもちゃがあふれていますが、手作りのもので遊ぶ楽しさはまた格別です。作り方や遊び方を聞いていっしょにやってみましょう。
また、囲碁や将棋を習ったり、昔話を聞いたり、他にも教えてもらいたいことはたくさんありますね。この時期、地域ではさまざまなイベントが開催され、お年寄りと触れ合う機会があります。ぜひ参加してみましょう。
- ● 重陽 (759字) メグ 2014年08月08日 17時18分
7130 (行事と季節の家庭学習(HP))
採用済
重陽
重陽は、旧暦9月9日の節句のことで、菊に長寿を祈る日です。陰陽思想では、奇数は陽の数、偶数は陰の数と考えます。奇数(陽の数)の中で最も大きい「9」が重なる日であることから「重陽」と呼ばれています。奇数が重なる月日は、陽の気が強すぎるため不吉とされ、それを払うための行事として節句が行われていましたが、後に、陽の重なりを吉とする考えに変わり、祝い事となりました。
邪気を払い、長寿を願って、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わしたりしてお祝いをします。また、菊の花に綿を一晩かぶせて香りを移し、その綿で体をふいて長寿を祈ることもありました。
「菊」は長寿によく「効く」のですね。
<栗ご飯を作ってみよう>
重陽の節句は、「栗の節句」とも言われていました。9月9日に栗ご飯を作ってみるのもよいでしょう。
準備するもの 米 2カップ
栗 300g
いりごま(黒) 少々
酒 大さじ2杯
しょう油 小さじ1杯
みりん 小さじ1杯
塩 小さじ3/4
作り方
1.米は炊く30分以上前に洗ってざるに上げ、水気をきっておく。
2.栗はたっぷりの熱湯を注ぎ、湯が冷めるまでおいて皮を柔らかくする。渋皮ごと包丁でむき、水にさらす。
3.炊飯器に、(1)の米、水440ml、酒、しょう油、みりん、塩を入れる。
4.底からひと混ぜして平らにならし、(2)の栗を広げて入れ、普通 に炊く。
5.器によそって、黒いりごまをふる。
びっくりするくらいおいしい栗ご飯の出来上がり!
(参考ページ
http://www.kikkoman.co.jp/homecook/search/recipe.html?numb=00001990 )
- ● 敬老の日の贈り物 (300字) すずめ 2014年08月08日 16時48分
7128 (行事と季節の家庭学習(HP))
採用済
9月の第3月曜日は「敬老の日」。お年寄りをねぎらい、長生きを願う日です。おじいちゃんやおばあちゃんを訪ねたり、いっしょにお食事をしたりする人も多いでしょう。
今年は手作りプレゼントに挑戦してみましょう。いつも目に触れるところに飾れるように、似顔絵を描くのもよいし、・段ボールなどで額を作って写真を入れるのもすてきです。お習字が得意な人は長寿を祝う言葉や縁起のよい言葉を書くとよいでしょう。
また、実用的なものとしては、牛乳パックで、メガネ立てやペン立てを作るのも楽しいです。案外頑丈にできるので、きっと使ってもらえますよ。
お砂糖だけでできるべっ甲アメもおすすめ。懐かしいと喜んでもらえるでしょう。
- ● 中秋の名月 (860字) メグ 2014年08月08日 16時42分
7126 (行事と季節の家庭学習(HP))
採用済
中秋の名月
「中秋の名月」とは、旧暦8月15日(新暦では、9月半ばから10月初めごろ)の月のことで、「十五夜」とも言います。旧暦では、7月、8月、9月が秋で、この秋を三つに分け、7月を「初秋」、8月を「仲秋」、9月を「晩秋」と呼びました。そして、「中秋」とは「秋の中日」のことで、8月15日を指します。この日の月は、暦のズレで、満月にならないこともありますが、このころは、湿度が下がり、空気が澄んでいるため、一年でいちばん月が美しく見えるのです。
この日は、月が出てくる方角に、机や三方などを置き、その上に月見団子、お神酒、サトイモ、秋に収穫される果物、秋の七草(萩、薄、撫子、葛、女郎花、藤袴、桔梗)から花を選んでお供えします。
十五夜の翌日の月は「十六夜(いざよい)」と言います。また、17日以降の月にもそれぞれ名前がついています。
17日 立待月(たちまちのつき):立って待っていれば月が出る
18日 居待月(いまちのつき):月が出るまで座って待つ
19日 寝待月(ねまちのつき):月の出が遅いので寝て待つ
20日 更待月(ふけまちのつき):夜も更けてから月が上ってくる
日本人らしい、粋な名付け方ですね。
<お月見のお団子を作ってみよう。>
準備するもの 米粉 120グラム
水 80~90cc
1.だんご粉に水を混ぜ、耳たぶ程度のかたさになるよう、手でこねます。
2.こねた生地を15等分にし、手のひらで転がすようにして丸い形に整えます。
3.たっぷりのお湯を沸かし、沸騰したところへ丸めただんごを入れます。だんごが浮き上がってきたら、そのまま2~3分ゆでます。
4.ゆであがったら冷水にさらします。
5.冷めたらバットなどの上にあげて軽くうちわなどであおぐと、テリが出てきれいな出来上がりになります。
6.あんこや抹茶、きなこなど、お好みの味付けでお楽しみください。
おいしいお団子をお供えしたら、ツキが回ってくるかもしれません。
(参考ページ
http://allabout.co.jp/gm/gc/185697/ )
- ● 「山の日」が作られます。 (301字) すずめ 2014年07月16日 17時06分
7084 (行事と季節の家庭学習(HP))
採用済
みなさん、新しい祝日を知っていますか? 2016年から8月11日は、「山の日」という祝日になります。「海の日(7月21日)」はあったけれど、「山の日」はなかったので、お盆休みにあたるこの時期に決めたそうです。「山に親しむ機会を持って、山の恵みに感謝する」という日です。本格的な登山をするのはなかなか大変だと思いますが、ちょっとしたハイキングならみなさんでも気軽に楽しめますね。
帽子と水筒を忘れずに、さあ出発! 思いのほか、木々が垂れ込める山道は涼しく、くっきりした青空に遠くの景色が映えそうですね! 夏にしかいない昆虫や植物に出合えるチャンスでもあります。ポケット図鑑と虫めがねをリュックに入れて!
- ● 八月~暦の上では秋~ (689字) きっこ 2014年07月15日 15時11分
7077 (行事と季節の家庭学習(HP))
採用済
8月は、葉が紅葉して落ちる月「葉落(はおち)月」から「葉月」になったと言われています。紅葉して葉が落ちるのは、秋なのではないかと思われるかもしれませんが、旧暦では8月はもう秋なのです。
※旧暦…今、私たちが使っている暦は、太陽の動きをもとにして作られています。この暦になる前の日本では、月の満ち欠けをもとに、そこに太陽の動きも加えて作られた暦を使っていました。これが旧暦です。
<8月7日は立秋>
今年は8月7日(および処暑までの期間)は立秋です。朝夕が涼しくなり、暦の上では秋が始まる日です。しかし、日中はまだ残暑が厳しく、この時期が一年のうちで最も気温高くなります。ちなみに、この日までに梅雨が明けないと「梅雨明け宣言」はされないそうです。今年はいつ発表されるのでしょうか。
また、この頃はお盆を前に、各地で夏祭りが開催されます。家族やお友だちと出かけてみるのいいですね。
この日から、残暑見舞いになります。学校の先生など、お世話になっている人にぜひ出してみましょう。「まだ暑さが残るから、残暑ざんしょ!」と9月になってから出すのでは遅すぎますよ。
<8月23日は処暑>
今年は8月23日(および白露までの期間)が処暑です。暑さが和らぎ涼しくなり始める時期です。厳しい暑さの峠は越して朝夕は涼しい風が吹き始めます。穀物も実り始め秋の気配を感じるころです。この頃から台風の季節も始まります。
この頃、京都を中心とした近畿地方や北陸、信州では、町内のお地蔵様をお祭りする「地蔵盆」が催されます。8月23日、24日の地蔵菩薩の縁日を中心に、子どもたちの健やかな成長を願って行われます。
- ● お盆~ご先祖様に感謝をしよう~ (1106字) きっこ 2014年07月13日 17時15分
7071 (行事と季節の家庭学習(HP))
採用済
「お盆」とは、ご先祖様の霊を家に迎えて感謝の意を表し、家族と一緒に飲んで食べて楽しい時間を過ごして、またあの世に戻ってもらうという日本古来の信仰に基づく行事です。ご先祖様の霊にお礼をしよう! …と言う訳ですね。
お盆の日にちは地方により異なります。関東では7月13日~16日の4日間、地方では8月13日~16日の4日間に行うことが多いようです。
13日に盆棚を作り、花や果物、お菓子などを供えます。盆棚とは、普段狭い仏壇の中にある位牌や仏具を取り出して、竹または木製の小さなテーブルの上に広げたものです。ご先祖様も家に帰った時くらいは広いところでゆっくりしたですねよね。夕方には家の門口や玄関で「迎え火」を焚いて、ご先祖様の霊を迎えます。これはご先祖様が道に迷わないよう、火を焚き目印にしてもらうためです。14日、15日はご先祖様が家にとどまるので、家族と同じ食事を供えます。16日には「送り火」を焚いてご先祖様の霊を送り出します。送り火を焚くのは無事にあの世に帰れるように明るく照らすためで、「来年もお会いしましょう」という気持ちを込めて送ります。
お盆に合わせてお父さん、お母さんのふるさとに帰省する人も多いのではないでしょうか。家族や大勢の親せきが集まり、ご先祖様にお参りをするお盆の行事は大切にしていきたいですね。
<きゅうり馬となす牛のお話>
「迎えは早く、帰りは遅く」と一般的に言われています。ご先祖様にはきゅうり馬に乗って早く帰ってきてもらい、帰りはなすの牛に乗ってゆっくり帰ってもらうために、乗り物飾りを作ります。おうちでも作ってみてはいかがでしょうか。「ぼくもきゅうり馬やなす牛にのってみたいなすー。」なんて言っている人はいないかな? ばちが当たるのでやめましょう。
◎材料
・きゅうり、なす(体)…各1本 ・小豆…4粒(目)・小枝、短くした割り箸など…8本(足)
最初に四本足で立つように小枝を刺し、目をつけてできあがり。それぞれにきゅうり(分量外)を小さく切ったものなどをお供えしましょう。
<盆踊りとは…>
「盆踊り」と言うと、夏祭りにみんなで集まり楽しく踊るイベント…というイメージがありますが、元々の意味は少し違います。本来、盆踊りはお盆に帰ってきたご先祖様の霊を慰めるために16日の晩に神社の境内などで老若男女が踊った行事です。この日は十五夜つまり満月にあたるので、月明かりの下で夜通し踊ることができたと言われています。その踊りには霊と踊り手が親しみ通じ合うことを表す所作が盛り込まれているそうです。盆踊りでよく見る振付を思い出してみると、確かにそのような所作があるような気がしますね。
- ● 【「梅しごと」を親子で行いました。】 (331字) ねろり 2014年06月20日 12時25分
7013 (行事と季節の家庭学習(HP))
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この季節、子どもを授かってから「梅」と「はちみつ」で「梅ジュース」を作るようになりました。
今年は、この夏4歳になる上の子が、梅の下準備(洗って、ヘタを取って、ひとつひとつ丁寧に拭く~冷凍)を一緒にしてくれました。
特に、ヘタ取りに関しては、コツをつかむと夢中で取り組んでいて、全部終えた後の「できたー!」という一言に、達成感がにじみ出ていたのが印象的でした。
下の子も、私達が行っているのを興味津々で眺めていて、梅をザルに移すなど、手伝ってくれました♪
ご存知のように、梅には疲労回復やカルシウム吸収促進といった、これからの暑い季節には特に有り難いものです。
自分で仕込んだ梅ジュースを、「いつ、のめるのー?」と、毎日たずねてくる子ども達が、これまらカワイイです(^^)
- ● 土用の丑 (908字) きっこ 2014年06月17日 14時18分
6992 (行事と季節の家庭学習(HP))
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「う」のつくものを食べて暑気ばらい! ~土用の丑の日~
今年の「土用の丑の日」は7月29日です。
「土用」というのは、季節の変わり目の前、「四立」と言われる「立春、立夏、立秋、立冬」の前の約18日間のことです。「丑の日」の「丑」は十二支の丑のことで、年を数えるだけではなく方角や月、日、時間を数えるためにも使われます。約18日間の土用の期間のうち、12日周期でやってくる丑の日が「土用の丑の日」になるわけです。
江戸時代から「丑の日にちなんで『う』から始まる食べ物を食べると夏負けしない」と言われていました。夏場は鰻(うなぎ)の売れ行きが落ちることを鰻屋から相談された平賀源内が、「本日土用丑の日」と書いた張り紙を店に貼ったことから評判を呼び、鰻屋は大繁盛になりました。これをほかの鰻屋もまねをするようになり、「土用丑の日は鰻の日」という風習につながったとされています。
最近ではニホンウナギが絶滅危惧種になったり、漁獲量も減って、これまでのように食べ続けることができるのか懸念されています。今年は鰻だけでなく「う」から始まる食べ物について家族でさがして、食べてみるのもいいですね。
<「う」のつく食べ物をさがしゲームをしてみよう!>
・うめぼし ・うどん ・ういろう ・うじきんとき ・うのはな ・うぐいすまめ ・瓜 ・ウインナーソーセージ ・うまい棒(!?)・薄皮まんじゅう(!?) ・うつぼ(!?) 等々、いろいろな「う」のつく食べ物をどこまでさがせるか、競い合うのも楽しいかもしれません。
<ほかにもいろいろ~土用のならわし~>
土用には食べ物のほかにも、「土用の虫干し」や「丑湯」などの風習があります。
「土用の虫干し」とは、梅雨の時期に湿りがちな衣類や、書物、調度品などを風のよく通るところで陰干しし、カビや害虫の発生を防ぎます。おもちゃやぬいぐるみなどを干すのもいいですね。
「丑湯」とは、土用の丑の日に疲労回復や夏バテ防止のために、桃の葉などの薬草を入れたお風呂に入る風習のことです。毎日入浴できなかった時代には「丑湯」は特別だったようです。みなさんも、ハーブや薬草を入れて丑湯を楽しんではいかがですか?
- ● 七夕(たなばた)~願いをこめて~ (1012字) きっこ 2014年06月17日 12時49分
6991 (行事と季節の家庭学習(HP))
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七月七日は「七夕(たなばた)」です。七夕は日本独自の風習と中国の二つの伝説が結びついたものです。
一つ目はみなさんもよく知っている、「織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)」の伝説です。古代中国の、一年に一度七月七日の夜にだけ二人は天の川を渡って会うことが許されているというお話です。
二つ目は、同じく中国から伝わった「乞巧奠(きっこうでん)」の風習です。これは織姫が機織りが非常に巧みであったことから、機織りはもちろん、裁縫や書道などの上達を願う習わしです。
三つ目は、日本独自の風習で神を迎える儀式です。「棚機女(たなばたつめ)」という選ばれた乙女が、水辺の機屋にこもって豊作をもたらす神様の着物を織り、お供えして、収穫の無事を祈りました。この機織り機のことを「棚機(たなばた)」といいました。棚機はお盆を迎える準備として、七月七日の夕方に行われていたため「七夕」を「たなばた」と読むようになりました。
<なぜ、笹に短冊をかざるの?>
笹のできる竹は、天に向かってまっすぐのびて成長していく植物で、歌にもあるように葉が風にゆれてサラサラと音がします。このサラサラとした音が天からご先祖様を呼ぶとされていて、笹は神聖な植物だと言われています。天やご先祖様に願いがきちんと届くように、七夕には笹が使われているのです。色とりどりの短冊に願い事を書いて、かざりつけてみましょう。
<七夕飾りにも意味がある!?作ってみよう!>
笹には短冊だけでなくいろいろな飾りをつけますが、その一つ一つにも意味があるということを知っていますか?
◎ちょうちんかざり
折り紙で筒を作り、それより大きいちがう色の折り紙を半分に折り、一センチ程度の間隔で切れ目を入れて開きます。先に作った筒に上下の端を合わせてのりで貼ってできあがり。これには「願い事を書いた短冊を明るく照らす」という意味があるそうです。
◎あみかざり
折り紙を縦に二回折り、左右から互い違いに同じ間隔で切れ目を入れていきます。紙を広げるときれいに伸びる網ができます。これは「海で魚がたくさんとれて、作物もよく実るように」という意味があります。
◎ふきながし
あみかざりのように縦に二回折り、真中を上の方まで切れ目を入れます。左右の折り目も切れ目を入れてひらひらの部分を作っていきます。広げてまるく形を整えのりで貼ります。これは織姫の織糸を表し「機織りや芸事の上達を願う」という意味だそうです。
- ● 新聞紙で兜を作ろう!(はるママさん2014年04月17日からの転記) (259字) 森川林 2014年06月14日 06時40分
6979 (行事と季節の家庭学習(HP))
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5月5日は端午の節句。
男の子のいらっしゃるご家庭では、兜を飾られるのではないでしょうか。
男の子が健康で元気に育つように祈りたいですね。
立派な兜飾りも素敵ですが、新聞紙で兜を折って、みんなでかぶってみるのはいかがでしょうか?
まずは新聞紙を正方形に切ります。できあがりは8分の1くらいの大きさになりますので
頭の大きさに合わせて紙を選ぶといいです。
その後は、折り紙の折り方と一緒です。
同じく新聞紙をくるくると丸めて剣を作りチャンバラごっこはいかがでしょう?
広い場所で、周りに気を付けて楽しんでみてくださいね!
- ● 祝い酒 ~白酒~(きっこさん2014年03月02日からの転記) (554字) 森川林 2014年06月14日 06時37分
6978 (行事と季節の家庭学習(HP))
(葦)
明日は桃の節句、ひな祭りですね。季節の変わり目、節句の行事では「お清め」や「お祓(はら)い」のためにお酒を飲む風習がありますが、最近ではその祝い酒の風習も薄れつつあるようです。元々は中国の風習で、桃の花を清酒に浸した「桃花酒(とうかしゅ)」が由来のようですが、江戸時代に庶民にひな祭りが広がるにつれて白酒を飲む風習が広まったそうです。
白酒と聞いてどういうものか、甘酒とは違うのかなど、実は知らない人も多いのではないでしょうか。白酒とは、みりんをベースに蒸したもち米、米麹(こうじ)を入れて数ヶ月寝かせ、できたもろみを石臼で細かくひいて作るそうです。アルコール分は7パーセントといいますから、甘酒(アルコール分1パーセント未満)とは全然違う訳ですね。普段からお酒を飲む習慣がなかった当時の女性に、白酒はひな祭りに飲める甘いお酒として広まりました。当時の女性が、現代の女性の飲みっぷりを見たらさぞかし驚かれることでしょう(^_^;)ちなみに、にごり酒は搾る前の日本酒を粗い布でこして作ったお酒で、こちらも白酒とは違います。
お子さんは白酒の代わりに「カ○ピス」などの乳酸飲料や甘酒でお祝いするのもいいかもしれません。和食がユネスコの無形文化遺産に登録された今、伝統的な食文化も大切にしていきたいですね。
- ● 夏越の祓(なごしのはらえ) (685字) きっこ 2014年05月12日 13時32分
6907 (行事と季節の家庭学習(HP))
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6月30日は「夏越の祓(なごしのはらえ)」の日です。「水無月の祓い(みなづきのはらい)」とも言われています。一年の折り返しにあたる6月30日に、半年の罪や穢れ(けがれ)をはらい、残り半年の無病息災を祈願する行事です。
京都の多くの神社では、茅の輪くぐりが行われます。一般的には、左回り、右回り、左回りと「8」の字を描くように三度くぐります。唱え言葉(「みな月のなごしの祓する人は千年の命のぶというなり」「思う事みなつきとて麻の葉をきりにきりても祓いつるかな」)を唱えたり、左足からくぐるとも言われています。
また、神社から授与される紙の人形(ひとがた)に氏名、生年月日を書き、身体を撫でてから息を吹きかけて身の穢れを移します。これを神社に納めると罪、穢れが祓われると伝えられています。
平安時代から室町時代には、宮中や幕府で旧暦の6月1日に「氷の節句」または「氷の朔日(ついたち)」と呼ばれる行事がありました。これは、「氷室(ひむろ)」の氷を取り寄せ、その氷を口にして暑気をはらうというものです。氷室とは、地下などの涼しい所を利用して作られた昔の冷蔵庫のような場所で、冬の氷を夏まで保存しておく所です。宮中ではこの氷室の氷の解け具合でその年の豊凶を占ったそうです。
しかし、当時は天然氷はとても貴重で庶民には簡単に手に入るものではありませんでした。そこで、見た目だけでも氷に似たお菓子として「水無月(みなづき)」が作られるようになりました。水無月の三角形は氷室の氷片を表したもので、上の小豆には悪霊はらいの意味があり、京都では夏越の祓の日にこれを食べる習慣があります。
- ● 紫陽花で厄除け (375字) きっこ 2014年05月12日 13時29分
6906 (行事と季節の家庭学習(HP))
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6月になるときれいな紫陽花(あじさい)の花をあちらこちらで見かけるようになります。紫陽花は日本で生まれた花であり、古来から日本人に親しまれてきました。そして、紫陽花には霊力(御力)が宿っていると信じられてきたのです。
6月の6のつく日(6日、16日、26日)に紫陽花を切り取り、家の軒下、玄関、台所、水まわりなどに吊るしておくと、魔除け、厄除けとなり、健康運、金運をもたらすと言われています。とくに女性はお手洗いに吊るすといいそうですよ。
ドライフラワーにすると、災難・厄除け、幸運を呼ぶという意味があるそうです。
親子で紫陽花の厄除けを作って吊るしてみてはいかがですか?
<紫陽花の厄除けの作り方>
①半紙に自分の名前と生年月日を黒字で書く。
②その半紙で紫陽花の一枝をくるむ。
③6月の6のつく日に家の軒下や玄関、台所、お手洗いなどに逆さにして吊るす。
- ● お稽古事を始めるなら… (216字) きっこ 2014年05月12日 13時26分
6905 (行事と季節の家庭学習(HP))
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6月6日は「芸事の稽古始めの日」です。古くから、芸事は6歳の6月6日にお稽古を始めると上達が早いといういわれがあります。これは指で数を数える時に、5までは指をおりまげて数えていますが、6以降は逆に小指から指を立てて数えることになります。そこから「小指が立つ」→「子が立つ」と縁起をかついで「子どもがひとり立ちする」といわれたそうです。
これから何か新しくスポーツや音楽を始めようとお考えの方、この日から始めてみるのもいいですね!