● カルチャーセンターでの作文講座の場合 (888字) arare arare 2012年11月01日 09時48分
6209 (森林プロジェクト掲示版)
東急セミナーBEでキッズ作文講座を開いて一年以上たちました。その間によみうりカルチャーでも講座を開いていました。
カルチャーセンターのいいところは何と言っても「自分で宣伝活動をしなくていい」「問い合わせの対応もしなくていい」ということです。面倒くさがりの私にはぴったりです。
その反面「カルチャーセンターの意向に沿った講座にしなければならない」「些細な変更も手続きが大変」ということもあります。
よみうりの場合は月2回、教材費は1回毎徴収ということで、月4回、3か月を1学期と考えて指導する言葉の森のテキストを使って授業をするのが大変でした。講座を始めてから作文用紙ではなくノートに作文を書く形になりましたが、チラシやHPを変更するには3か月かかります。森林プロジェクトで決まった教室料などに対応させるのも来年にならないとできません。半年先のスケジュールまで決まっていて、講座に穴をあけられないというのもけっこうきついです。急な旅行なんて無理!生徒から徴収する月謝は高額ですが、講師料はびっくりするほど少ないです。
どちらの講座も指導時間は一時間なので、暗唱などがほとんどできませんでした。
生徒の各様子を見ながら指導できるのは通信にはない楽しさですが、今年いっぱいでカルチャーセンターの仕事はやめることにしました。最初は自分の勉強だと思っていましたが、往復時間と授業で5時間拘束され、交通費が毎回900円近くかかるのが負担になってきたので…。暗い話ですみません。
カルチャーセンターに講座を持っていると思いがけない企画を持ちかけられることもあります。例:社員の作文指導、学童の作文指導など
私が作文講座を開いて一番の収穫は、タティングレースの講座を開けたことです。作文講座を始めるとき、ちょうど東急さんのレースの講座がなくなってしまい、私に講座を持たせてくれたのです。
これからカルチャーセンターで仕事をしてみようという人の気持ちを萎えさせる内容になってしまいましたが、仕事の条件はカルチャーセンターによって様々ですから興味を持ったらチャレンジしてみるといいと思います。