小6 ハギの山 4.3週 「読書の楽しみは」(感想文) (695字)
いと(ito)
2012/04/16 17:02:28 102
4.3週、感想文のヒントです。
今回は「読書と活字」についての長文。
前半に「趣味としての読書」、後半に「映像・音声と比べた活字」について述べ、「自分が欲しい情報を得るために、それらがとても優れた媒体である」ことを説明しています。
時間もお金も、自分が必要とする以上に取られることがないのが読書の良いところです。映画やDVDを鑑賞するのでは、どうしても受身であり、拘束される時間も長くなるでしょう。
また、文字よりも一見はるかに分かりやすく便利に思える映像や音声ですが、それらは決して文字の立場を奪うようなものではなく、むしろお互い補足し合うようなものです。
ある人物について説明しようという時、写真を見せれば顔は一発で分かります。
しかし、その人物の詳しいプロフィールまでは、顔だけ見えていても分かるものではありません。音声で解説を加えることもできるでしょうが、やはり本当に欲しい情報は、文字として記された中から自分で拾い集めていくのが一番効率的なのです。
●項目は
【要約】(感想文)
【体験実例】
【たとえ/ユーモア表現】
【一般化の主題】
の四つ。
同じ長文の中で多少、話が変わっているので、【要約】も【体験実例】もポイントを絞って考えることが大切です。
前半を取り上げるならば、「自分も夢中になって読書をしたことがある」という話。
後半ならば、「図鑑や辞書を読んで覚えたこと」、「映画化された作品の、原作本を読んだ時との印象の違い」などを“似た話”として書くといいかもしれません。
【一般化の主題】では、「人間にとって、本や字を読むことの重要さ」について書いてまとめられれば、理想的です。