読解検定8月懇談会資料 (653字)
森川林(nane)
2020/08/22 17:54:07 11198
1.思考力をつける説明文読書
・事実に基づく文章なので、難しい語彙や表現が出てこざるを得ない。(物語文は易しい言葉だけでも面白い文章が書ける)
・高校生になって差がつくのは、この説明文を読み取る力。
・大学入試の国語では、初めて見るような語句が出てくることがある(恣意的、刹那、乖離など)。すると、全体が頭に入らなくなる。
・問題集読書を1冊5回くりかえす勉強を高学年から。
・もっとよいのは、子供向けの説明文読書。
ちくまプリマー新書など
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2005年1月創刊[1]。プリマー(primer)が「初歩読本、入門書」を意味する通り、ヤングアダルトを対象とした新書である。 普遍的でベーシックなテーマを扱い、分量的にも原稿用紙150枚程度とコンパクトにし、現代を生きる上で必要なことがわかりやすく表現されている[2]。同社ウェブサイトでは「身近な悩みに答える、さいしょの新書」と紹介されている[3]。装幀は、クラフト・エヴィング商會による[4]。 2009年1月に通巻100点を、2013年8月に通巻200点を突破した。毎月上旬に2点程度ずつ刊行されている。
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2.感受性を育てる物語文読書
・物語に熱中することによって共感力が育つ。
・物語文読解でも、自分がその物語を経験したように読むことができる→読み返さなくても情景を思い出せる。
・易しい本でもよいので、子供が熱中できる本。
・物語文の他者の気持ちに共感できない子もいる――無理に物語文読解をがんばるのではなく、努力次第でできるようになる説明文読解力をつける。