子どもって、何かを集めるのが好きですね。生徒を見ていると今も昔も同じだなあとほほえましくなります。
こういう課題は、単に集めているものの紹介(羅列)になりがちですが、そこは6年生ですから、集めているものに関するエピソード、集めることにしたきっかけ、集めるのに苦労したこと、その物に対する想いなど、いろいろな話を入れて膨らませるとよいですね。
おうちの方もぜひ、子どもの頃集めていたものの話、今も持っているもの、今、集めているものについて話してあげてください。昔、流行っていたものがリバイバルヒットすることもあったり、親子で同じようなものを集めていたりと、おおいに盛り上がると思います。
結びの段落の「一般化の主題」にも通じますが、何かを集めることが自己表現の一つであるということに気付くかもしれませんね。
とはいうものの……趣味というものは他人にはなかなか理解されにくいもの。
「えっ、そんな汚いもの、集めてどうするの!」
などとはゆめゆめおっしゃいませんように。
「お母さんだって、そんないらないものたくさん集めて~」
と応酬が!
そんなことにならないようにお互いのコレクションを称え合いながら和気藹々とやってくださいね~。