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元の記事:
オンラインクラスの保護者懇談会4月資料 (2188字) 森川林(nane) 2023/04/22 07:03:53 14672   5     



●動画:https://youtu.be/c7HMyAPm9V8

●遅刻をしないこと――する場合は必ず連絡を
 日本では、時間を守る文化があります。
 子供時代に、遅刻はしないという習慣を作っていくことが大切です。
 授業には遅刻しないことを原則とし、遅刻する場合は、必ず電話か個別れんらく板で連絡を入れるようにしてください。

 昔の日本海軍には5分前の精神というものがありました。定刻と同時にすぐに作業が始められるようにするためには5分前には準備を終えているということです。
 オンラインの時代には、2分前ほどでいいと思いますから、授業の2分前にはいつでも始められる状態にして入室しておいてください。
 なお、毎回遅刻せざるを得ない事情がある場合は、あとの時間帯のクラスに移動するように調整してください。

●学習記録は、当日までに入れておいてください
 その日にどういう勉強をするかという予定を、授業の当日までに学習記録に入れておいてください。
 国語、算数数学、英語の場合は、○回目の○ページと入力しておいてください。
 プログラミングは、教材名とページ数を入れておいてください。
 創造発表は、取り組むことの簡単なタイトルを入れておいてください。

●作文の予習のアップロードについて
 作文の予習シートや予習メモは、授業の当日までに発表室に入れておいてください。
 準備の段階で、両親の話を取材したり、データを調べたりすれば、作文の内容が充実します。
 ただし、準備があまり負担にならないように、予習は簡単なものでもかまいません。
 大事なことは、事前に準備をしているということですから、詳しく書いても簡単に書いてもどちらでも結構です。
 要は、事前の準備がある状態で作文の授業に臨むということができていればいいということです。
 低学年の作文の場合は、絵や写真を入れておくだけでもいいです。
 パソコン入力をしている人は、発表室に4行程度のテキストを入力する形でもいいです。

●オンラインクラスには、お菓子を食べたり飲み物を飲んだりして参加していいです
 リラックスした雰囲気で勉強できるといいので、授業の中で、お菓子を食べたり飲み物を飲んだりしてかまいません。
 ただし、あまり本格的に飲食をすると、夕飯に影響しますから、分量は家庭で制限してください。
 また、作文を書くような頭を使う勉強をするときは、できるだけ空腹で取り組むようにしてください。

●勉強の基本は、自学自習と家庭学習です
 授業に出ることが勉強ではなく、授業に出る前に、家庭で毎日の自学自習をしていることが勉強の中身です。
 生徒の中には、学校に行っているのと同じ感覚で、授業に出ること自体が勉強だと考えている人もいると思いますが、それでは実力はつきません。
 授業に出る前に、毎日の家庭学習に取り組んでいってください。

●勉強の内容
 毎日の勉強の中身は、次のようになります。
・暗唱(特に低学年。暗唱文集の末尾に勉強法が書いてあります)
・長文音読(作文クラスの生徒、毎日課題フォルダの1長文)
・国語の問題集読書(国語読解クラスの生徒、毎日1~2編)
・算数数学(算数数学クラスの生徒、毎日1ページ。2巡目以降は15~45分)
・英語(英語クラスの生徒。毎日1ページ。英文又は教科書の音読暗唱)
・その他(創造発表、プログラミングの準備)
・学校や塾の宿題
・読書(読書は勉強の最後に、しかし勉強の中では最優先に。毎日学年の10倍以上ページ、小5以上は毎日50ページ以上。ただしテスト期間中は省略してよい)

●勉強時間の目安
 平日の勉強時間の目安です。
小1~3年……30~45分
小4~6年……60~90分
中1~3年……90~120分
 小学校高学年と中学生の土日やテスト前や受験前は、もっと長くなりますが、平日の基本ができていることが大事です。
 ただし、子供がくたびれているようなときは、読書○ページだけにして、それを勉強をした扱いにすると決めておくといいと思います。
 勉強の開始時刻を決めておくと習慣化しやすいので、朝ごはん前、学校から帰ってすぐ、夕飯前など、家庭の実態にあった開始時刻を決めて勉強してください。

●小4・5・6年生の算数問題集と中学生の数学問題集
 当初、基準となる問題集を、中学受験新演習小4・5・6の上下にしていましたが、私立中学受験のための難問が多く、生徒は難問にも取り組もうとするため時間がかかりすぎるという問題が出てきました。
 そこで、小4・5・6年生の基準の問題集は、標準新演習算数に変更しました。
 問題集が複数になってしまい申し訳ありませんが、標準新演習を完璧に仕上げ、学年を先取りして小6のころには中1の問題集に取り組むというペースで勉強していってくださるといいと思います。
 中学生の発展新演習は、例題・確認問題・演習問題Aを中心に取り組んでいってください。演習問題Bなどの難問は飛ばしていってかまいません。
 中学生もできるだけ学年を先取りして勉強を進めていってください。

●小学生の勉強法、中学生の勉強法の本
 勉強法のいい本がありましたので紹介します。

「小学生のうちに身につけたい! 「勉強」のキホン」 國立拓治(くにたて・たくじ) あさ出版

「学年順位アップ率96.6%! [くにたて式]中学勉強法」 國立拓治(くにたて・たくじ) 大和出版



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