ひとりはダンスの全国大会で準優勝、もうひとりは土日にそれぞれバスケの2試合 (482字)
森川林(nane)
2023/05/20 11:58:29 14759
作文クラスを受講している生徒の話です。
ひとりは、ダンスの全国大会で、自分の参加するグループが準優勝になったそうです。
もうひとりは、土曜と日曜にそれぞれバスケットボールの試合が2つずつあるのでがんばる、ということでした。
ダンスとか、バスケットボールとかいうものは、受験勉強を中心に考えると、何の意味もありません。
しかし、大事なのは、自分から熱中するものがあることです。
これまで、言葉の森で勉強していて、いい大学に入った生徒のほとんどが、熱中する趣味を持っていました。
蝶の採集が好きな子、化石の発掘が好きな子、ロールプレイングゲームが好きな子、自転車で遠出をするのが好きな子、銃のモデルを集めるのが好きな子などなど。
しかも、その熱中度が、その分野の第一人者になれるぐらいの力のある熱中度なのです。
熱中するものがある子は、社会に出てからも、自分なりに仕事に熱中するはずです。
考えてみると、中根も、中学生時代、ジュウシマツを育てることに熱中していました(笑)。
そのかわり、勉強には全然熱中しませんでしたが、受験が間近になってから急に熱中し始めました。