【重要相談】国語読解クラスの中学生の読書は説明文に (732字)
森川林(nane)
2023/08/18 17:58:58 15179
中根が担当している国語読解クラスの中高生に次のような連絡をしました。
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★さて、重要な話です。
これから、中学生・高校生の読書は、原則として説明文・意見文の読書にしてもらいます。
物語文の本を読んでももちろんいいですが、それは娯楽の読書です。
物語文の本をいくら読んでも、国語力はつきません。
説明文・意見文の本を読めば、国語力だけでなく思考力がつきます。
すると、他の教科の数学・英語・理科・社会の成績も上がるようになります。
(言葉の森のホームページの記事を参照)
また、世の中に出て、ほかの人と話をするときも、説明文・意見文の読書の蓄積のある人は、深い話ができます。
人生には、娯楽の読書も必要ですから(読書以外の遊びももちろん必要ですから)、娯楽の読書は続けていいのですが、必ずそれと並行して説明文の読書を続けるようにしてください。
したがって、来月9.1週から、中学生高校生の読書記録は、説明文の本を必ず入れるようにしてください。
物語文の本にもいいものはありますから、説明文と物語文の2種類を入れてもいいです。
さあ、大変だ(笑)。
9月から、がんばってやっていきましょう。
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夏期講習の国語読解をやっていて、中学生で難しい説明文を読めない子が多いことがあらためてわかりました。
こういう子には、読解のコツをいくら教えても成果は上がりません。
そこで、中学生の読書は説明文とする、と決めたいと思います。
物語文を読むのはいくら読んでもかまいませんが、それは言葉の森の読書記録で言う読書にはあたらないということです。
やりすぎだとも思いますが、こうでもしないとまともな本を読む子が増えないので。
ということで、みなさんのご意見をお寄せください。