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オープンの川


これからの学力は創造発表の学力――更に、作文の学力と読書の学力 (674字) 森川林(nane) 2024/08/29 17:24:20 16328

 今、子供たちが学校や塾で勉強している国語、算数数学、英語、理科、社会などの学力のほとんどは、ChatGPTがもっと上手にやってくれます。

 定期テストで中学生の子供たちが、何日も前から一生懸命詰め込んでいる知識は、大人になったとき役に立つことはほぼありません。

 役に立つのは、人から教わった知識ではなく、自分で作り出した知識や自分で挑戦した体験です。

 創造発表クラスでは、一人ひとりが5分から10分の発表をします。
 そのあと、質問や感想を述べ合います。

 自分が発表したことは、子供たちの頭に確実に残ります。
 テストのために詰め込んだ知識とは異なる知識なのです。

 それは、作文も、読書も同様です。
 自分の興味関心にしたがって、自分で考えたり、書いたり、読んだりしたことは、その子の頭脳の中身になるのです。

 未来の教育の中心は、創造発表と作文と読書になります。
 そのための予備的な知識として、今の国数英理社が必要になるという関係になるのです。

 オンラインクラスで行う創造発表、作文、読書(そしてディスカッション)は、国境を越えます。

 日本と時差が大体一致しているところは、主にアジアです。
 未来の勉強は、日本の子供たちと、ベトナムやインドネシアやフィリピンの子供たちがネットを介して一緒に勉強するようになります。

 そのときに使うツールは、ポケトークのような翻訳端末や、AI翻訳を組み込んだオンライン会議システムです。

 ポケトークは、今でも、世界74か国語に対応しています。
 言語の壁を超えて、世界中の子供たちが個性的な創造を共有できる時代になるのです。



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