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オープンの川
  

森川林日記
 森川林の日記。どうでもいいことと重要なことを両方書きますが、重要なことは然るべきところにリンクしておきます。




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歩き始めたばかりの英語教育の論議 (781字) 森川林(nane) 2025/02/20 06:23:42 17236   2     

日経の英語教育論を見たが、
https://www.youtube.com/watch?v=ZF7T2MLUvHA
大手新聞社という立場だから、当たり障りのないことしか言えない。

「英語教育は必要か」という問いを子供に投げかける授業が続くが、
それは、子供に聞くことではなく、大人が考えることだろう(笑)。

私は、以前中学生の英語クラスを担当していたが、
あるとき考えて、その英語クラスを、創造発表クラスに切り替えた。

外国語教育の本質は、伝達のための言語を学ぶことにあるのではなく、
その言語が持つ文化を学ぶことにある。

だから、英語の文化だけでなく、中国語の文化も、ドイツ語の文化も、更にもっと知られていないさまざまな言語の文化も学ぶ必要がある。

ヨーロッパ安全保障会議でのヴァンス副大統領のスピーチは、
彼の個人的な能力であるとともに、背後にあるアメリカ文化の力でもある。
https://www.youtube.com/watch?v=YPQRu907E38
(このスピーチの解説は、及川幸久さんが説明している。)
https://www.youtube.com/watch?v=RiuOVJ7Z3G4

文化を学ぶ方法は、子供時代の教育で、その言語が持つ文化を最もよく表している文章を暗唱し、その言語が持つ文化を身体化することだ。

日本語も、他の国の言語以上に長い伝統の日本語文化を持つ。
国際化とは、他の国の言語や文化を学ぶことである前に、日本語と日本文化を世界に広げることである。

今、日本の子供たちは、わけのわからない知識の詰め込みで、勉強の競争に無理やり参加させられているように見える。
子供たちに本当に必要な教育は、思考力、創造力、共感力を育てる教育で、その背後にはもちろん日本の文化がある。

英語教育を文化の教育としてとらえ、同じような文化の教育として日本語を学んでいく必要がある。



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