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オープンの川


「ないたあかおに」  浜田廣介 (1649字) すずめ() 2014/01/27 15:10:13 6571

(投稿から)
 人間たちと仲良くなりたい赤鬼に、
青鬼はある提案をします。
それは、村で大暴れする青鬼を、...
赤鬼がやっつけるという筋書きでした・・・

「泣いた赤おに」は私の大好きな本の一つです。
「アカとアオ」を書こうと思ったのも
きっかけはこの本です。

子どもの頃にこの物語を読んだ時に感じたのは、
青鬼の優しさと、大切な友達が
離れて行ってしまったという
淋しさ、悲しさでした。

大人になって改めて読むと、
青鬼が村を離れる覚悟であの提案をしたのには、
もっと深い理由があったのかもしれない、
と思いました。

実は青鬼自身も心の奥底では、
鬼と人間が共存、共生する世界を
望んでいたのではないか?

たとえ自分が村を去らなくては
ならなくなったとしても、
心優しい赤鬼が鬼と人間の
架け橋になってくれたら…

いつか皆が一緒に楽しく
暮らせるようになったら…

もしかしたら青鬼は
誰よりも強くそんな夢を
描いていたのかもしれません。

赤鬼が人間たちと本当の意味で仲良くなって、
お互いを心から受け入れられるようになった時、
きっと青鬼はまた姿を見せてくれるのではないでしょうか。

この「泣いた赤おに」という物語は、
読む度にいろんな教え、気づきを感じられる名作です。

When Ao-oni knew that Aka-oni really wanted to make friends with villagers, he gave him a suggestion.
It was to put up a false show in order to fullfill Aka-oni's wish.

This book is one of my favorites. It gave me an opportunity to think about writing an original book, "Aka and Ao".

When I read it in my childfood, I felt Ao-oni's kindness, Aka-oni's feeling of sadness when he knew Ao-oni left the village.

Now I read it again as an adult, I thought that Ao-oni had an another reason why he left the village.

What if Ao-oni hoped to make peaceful coexistence between Oni and human-beings? Even though he had to leave the village, if Aka-oni, who had a kind heart, could become a bridge between them, if someday, oni and people can live together peacefully... Ao-oni might have had the dream strongly more than anyone else.

When Aka-oni and the villagers truly understand and accept each other from their heart, Ao-oni might make an appearance in front of them.

"Naita Aka-oni" gives us different kinds of thoughts everytime we read it.

「泣いた赤おに」
http://www.amazon.co.jp/dp/4033020209

「アカとアオ - Aka and Ao- 」
http://www.amazon.co.jp/dp/B00H5OF1MG
 


      








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