元の記事:山菜採りに出かけよう (874字)
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2014/03/14 10:29:57 6735 7 採用済 <山菜とは>
山菜とは、山や野に自生している食用の植物のことで、苦味があり、アクが強いのが特徴です。アケビ、ウド、セリ、ゼンマイ、タケノコ、タラの芽、ツクシ、フキノトウ、ワラビなど、いろいろな種類があります。
山菜が食べられ始めたのは、縄文時代ではないかと言われています。平安時代には、体に良い食べ物として広まりましたが、山菜が広く知られるようになったのは江戸時代です。江戸時代の三大飢饉のときの食糧難により、山菜のいろいろな食べ方が考案されました。米沢藩の莅戸善政が執筆した「かてもの」には、約80種類の山菜の特徴と調理法が解説されています。
山菜には、血圧を下げる効果があるもの、抗酸化作用のあるものなど、糖尿病を予防するもの、鎮痛作用のあるもの、解毒作用のあるものなど、種類によってさまざまな健康効果があります。
<山菜採りの注意点>
山菜採りに行くときは、長袖、長ズボンで、帽子と軍手も必需品です。
山の中は迷いやすいので、経験者と一緒に行きましょう。クマよけ対策も必要です。
家族で食べられる必要な分だけを採りましょう。また、次期の繁殖のために、根こそぎ採ってしまわないように気をつけましょう。ウドやタケノコは、土ギリギリのところをナイフで切ります。ワラビ、ゼンマイ、たらの芽などは、手で自然に折れるところから採ります。食べごろを過ぎてしまったものも採らないようにしましょう。
ウルシ、スイセン、ドクゼリなど、山菜とよく似た、毒性植物もあるので注意してください。
<山菜を使った料理>
・タラの芽の天ぷら
タラの芽のはかまの部分を取り、天ぷら粉をつけて揚げます。
天つゆか塩をつけて食べます。
・ウドの炒めもの
塩ゆでをしたウドを炒めます。最後にしょう油、みりん、砂糖で味つけをします。
豚肉やシーチキンと一緒に炒めてもおいしいです。
フキ味噌、ゼンマイのお浸し、セリの白和え、ツクシの卵とじ、タケノコご飯など、山菜を使った料理はほかにもたくさんあります。とりあえず、タラの芽の天ぷらを作ってみタラ? ツクシづくしもいいかもしれませんね。